食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『最悪のホテル目指して、ドゥーゴポリェ』

2014年01月03日 17時02分52秒 | 旅行

遅めの昼食を摂り宿泊先のドゥーゴポリェへはここから450Kmの移動となり、予定されて

いる行動はトイレ休憩があるだけになった。ドライブコースの大半は海岸線から離れた所

だから例の石の山のような景色ばかりを見ながらだった。朝は8時前から本格的に明るく

なり始め夕方4時過ぎると暗くなり始めるから、退屈だと感じ始めると退屈この上なしにな

ってしまう。山岳地帯の道になると極端に少ない道路情報に目を凝らす私には退屈の文

字はなかった。

9時前、ホテルに到着。ここのホテルは今回の旅で最悪のホテルだった。ツアーの当初の

日程では明日観光に行く港町スプリットに宿泊することになっていたのに、最終日程では

変更になっていた。9時前の到着なのに食事は10時まで、飲み物は各自がカウンターに

行きビンに入ったものを買いに行くが、コーラやジュースなら分かるがワインまで。食べる

ものは非常に少ないし種類がない。

私たちは割と早くテーブルに着き食べ物を確保したが、はっきり言って粗末なディナーだっ

た。私は冷えた鱒か鮭のようなソテーと付け合わせを取ってきたが油臭くて、とても口に合わ

ない。妻は鶏料理を取ってきたがとても硬いと言いながら食べていた。私たちは不味くても

口にするものはあったが、遅れてきた人はのこりかす残飯のような料理とかろうじてバナナ1本

を確保していた。白ワインを飲みながら硬いパンで腹を膨らまそうにも、バターもないのであっ

た。こんな非情なディナーだったから、翌朝は誰もが食いはぐれてはならぬと早くからレストラ

ンに向かうと7時オープンだけはきっちりとしていてドアの前で待ちぼうけだ。

ブレックファーストも似たり寄ったりだったがコーヒー、ベーコン、サラダがあればグーでなかろ

うか。朝食が始まり暫くしてからコーヒーを取りに行ったら、食材を入れてあるバットの中は殆ど

空になっていた。

 この日の移動ルート、A:オパティア~D:ドゥーゴポリェ


『おせち料理』

2014年01月03日 16時59分47秒 | 日記

おせち料理の大方のことは知っているつもりだったが、ネットで調べてみるとやはり上っ面

だけしか知らなかったようだ。後学の為にもと思い抜粋しておいた。

我が家は昔から外食以外は自家製にこだわっているから、忙しい年末でも妻の手作りのお

せち料理を頂いている。完全な和食内容だが重箱に詰めるのではなく、中華料理の皿の

ように回るタイプの容器に入れてある。世間では歳の暮れを前に有名なデパートやホテル

で偽装隠しの『誤表示』で揺れた。思い起こせば、昨年のおせち料理は宣伝と中身が余り

も違い過ぎると大騒ぎしたのに、それを糧とする事なく似たような騒動を起こす。懲りない

々にうんざりする。

こうも嘘ばかりが堂々と蔓延(はびこ)っていると、外食する全てのものまで信用できないとな

ってしまう。しかし、よく考えてみれば食べる方の問題もある。何処々の何々料理はブランド

で予約も出来ないとか、1品が万円以上などと馬鹿げたものに興味を示し、それがステータ

スであるかのような風潮がおかしいと思う。騙されても分からないような人間が、料理を値段

でしか判断できない情けない末路である。私は騙した方が正しいと言っているのではない。

売る側も買う人がいるから懲りずに嘘を固めるのだ。庶民は庶民らしく振る舞っていれば被害

に遭わないのである。君子危うきに近寄らずと言うではないか。

 「おせち」

おせちとはお節供〔おせちく〕の略で、年の始めにその年の豊作を祈って食べる料理や武家の祝い

()、新年を祝う庶民の料理などが混ざり合って出来たもの。さらに正月三が日は主婦を家事か

ら解放するという意味を含め、保存の効く食材が中心のものになったといわれている。またお正月

に火を使うことをできるだけ避ける、という物忌みの意味も含んでいる。

※祝い膳…お正月などのおめでたい時に食べる料理の事。正月の祝い膳には、おせち料理のほかに

お屠蘇〔とそ〕、お雑煮などが挙げられる。

 

「お節供の料理

おせち料理は五節句の料理の1つで、平安時代に宮中で行われていた「お節供」の行事に由来して

いる。お節供とは節日〔せちにち〕(※)に神にお供えをし、宴を開く宮中行事。江戸時代後期に

江戸の庶民がこの宮中行事を生活に取り入れ始めたのをきっかけに、全国的におせち料理の風習が

広まりまった。やがて節句の一番目にあたる正月にふるまわれるご馳走だけが「おせち料理」と呼

ばれるようになりました。最近ではデパートやスーパーをはじめインターネットの通信販売などで

も購入できる。しかしその反面、昔からの風習を大切にし手作りにこだわる家庭も多く、今もなお、

おせち料理は日本の文化に根付いた伝統的な食文化として受け継がれている。

※節日…中国の暦で定められた季節の変わり目【元日(11日)、

     五節句(17日、33日、55日、77日、99日)】の事


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