食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『クロアタのネクタイ』

2014年01月06日 16時40分36秒 | 旅行

特別買うものはなさそうなので本当のチラ見のショッピング、つまり時間つぶしのような感

じ。そんな雰囲気の中、お洒落に全く無関心の爺さんが気にしていたクロアタのネクタイ。

添乗員の事前レクチャーによるとネクタイ発祥の地はクロアチア、最初は兵士が寒さ避け

にスカーフのようにしていたものをイギリス人が、おしゃれなネック・タイにして広めた。

そしてガイドの案内で、ネクタイの老舗クロアタを紹介された。娘の旦那たちへの土産は煙

草と決めていたが、いつも煙草では芸がないから今回は奮発してクロアタのネクタイにした。

煙草なら1カートンが2,000円ほどで済むから安上がりなのだが・・・・

前回、フランスで煙草の値段は確か4,000円近かったと思っていたから、今回調べてみよう

と思っていたが、煙草を諦めたので調べなかった。ここのネクタイは絹製で所謂ブランド品

だから高級品、確かに手触りはいいし全体がシックな仕上がりになっており、オフィシャル

な場所でも十分と見立てた。クロアチアの象徴となっているチェックマークの柄はスマートに

見え気に入ったが、着て行く場所が限られるようでもあり控えざるを得なかった。何度も言う

がお洒落に全く興味のなかった人間だから、現役の時でもネクタイをつけるのも嫌いだった。

管理職になりお付き合いする人も所謂、偉いさんになり不細工なことは出ないから、それなり

に気を遣ったつもりだが根本的にセンスのなさは補おうとしても所詮、付け焼刃だったろう。

だからネクタイに万のつく買い物など考えられない世界、今回はそれに向かってみる気にな

った。婿たちへの土産だから決心できたのであり、自分の物だったら?わからない。

いつもは免税を受けるほどの物を買わない。今回もそれはないと思っていたが、添乗員が店

から証明書を貰うように言っていたのを思い出し、要求しようと思っていたら先に書類を渡され

た。空港でその申請をすると幾らか税金が帰って来るらしい。


『やばい内閣?』

2014年01月06日 16時38分49秒 | 日記

新聞はほぼ毎日、ニュースや社会の動向を伝えてくれる。事象によっては連続もののよ

うに連続して報道されるもの、一面に単発で終え関心の薄れてしまうもの、言ってみれば

日替わりメニューのようなものだから受け手が、関心を持たないでいると素通りしてしまい

何も残らない。関心の外、これが一番怖い。

東日本大震災の被害、復興、原発被害、今だに10数万人が避難して自宅に帰れない。

たった一つの出来事の中にすらこんなに沢山の課題があり、未解決だから社会は関心を

持ち続けなければならないのに、直後に『皆で助け合おう』と誓った心は時が過ぎた今で

もあの時のままだろうか。溢れるニュースに接して、また評論家やコメンテーターなどの意

見と照らし合わせ、ある視点から出来事を並べてみたら、日本国が右傾化してナショナリ

ズムに走り、何処かの国のように国威を旗印に動き始めるのか。オーバーに表現すれば

こんな風にも思えなくもない。

  1. 特定秘密保護法
  2. 集団的自衛権の解釈変更
  3. 武器輸出3原則の改正
  4. トルコと戦車エンジン開発
  5. 離島防衛輸送へ民間協力
  6. 根底にある憲法改正
  7. 外国との軋轢を無視し、やたら靖国に参りたがる

以上の項目は現内閣の最近の動きだ。

第二次世界大戦を経験した識者の多くはこうした項目の羅列だけでも『戦争の臭い』を嗅

ぎ分ける。その時代のことを知らない私でも何か怪しいように感じる。国民がこうした動きや

近隣諸国との軋轢に無関心で、平成元禄とばかり踊ったり歌ったりしている間に、自分た

ちの望まない日本に向かってしまいつつあるのかもしれない。

忘れやすい日本人。戦争を起こしたことを忘れてしまった人、教えようとしない人、誰にも責

任はある。戦争を知らなかった人、日本の歴史を知らない人は外国では通用しないことで

ある。それほど戦争責任は大きい。きちんと後始末が成されないと末代まで関係修復は不

可能になる。今の内閣が罪深い戦争を望んでいるとは思わないが、危なかしい臭いのする

内閣に無関心になればなるほど、やばくなる。


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