食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『束の間の晴天』

2014年01月07日 17時59分44秒 | 日記

朝は霜が降り放射冷却で身を切るような寒さ、空気は澄んで山の稜線と空の境がくっきり

としている。天気が良くても霜の降った朝一の外仕事は辛いから、山小屋に逃げ込みスト

ーブで暖をとる。薪ストーブは鋳造品だから温まるまでに時間がかかる。

焚きつけによく乾燥した板切れや小枝を上手く使い、早く薪に火を点けるようにしないと、

ただ寒いだけの小屋で震えに来たようなことになる。山小屋は谷間にあり夜は人気も火の

気もないから冷えに冷え切っている。火が点き暖かくなると今度は冷めにくい。薪が燃え

切っても消し炭状態の火が残り続けるから、ストーブの温度は下がるものの部屋全体が温

まっているから、少しずつの追い焚きをしてやればいい。

ストーブの横で作りかけの茶箪笥にかかる。開き戸2枚、引き戸2枚の制作。慌ててやるこ

ともないので、ゆっくりと作業を進めていく。午後からは余りの天気の良さにつられて野菜

の収穫に出た。大根、小松菜、春菊、アスパラ菜、ブロッコリー、白菜などを多めに収穫し、

我が家が食べる以外は近所の人に裾分けする。

もう一つの畑では津田かぶが収穫時期になっているので、これも裾分け用に収穫。未だ

寒くなるからこのまま畑で過ごさせれば旨さが増すと思う。野菜ついでにシイタケのことを

思い出し行って見ると、多くはないが数回は食べられる量は収穫できた。やはり晴れ間、

太陽の下での作業は気分がいい。

 


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