食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

原発のこと

2012年05月31日 18時56分13秒 | 日記

『島根原発の再稼働は?』 

大飯原発の再稼働について、関西広域連合の意味不明な再稼働容認声明が

出された。暫定的な安全対策とは何を言うのか、自然災害や人災は暫定だと

緊急だとか人の都合によりつけた対策を避けてはくれないのである。

本当の安全は恒久的であるべきだ。国民は政府、電力会社の説明など信用

ていない。国民が電力不足だとか料金が云々と気を取られている間に、訳

の分からない輩たちに、都合のいいようにされてしまいそうだ。

理想を言えば、福島原発の根本原因を究明し、津波・地震対策にはこの経験

活かすことだ。

その為には、本当の原因を知らねばならない。政府や東電は事故直後に放射

漏れはないというが、仮の電力工事をしようとしても近くに行けなかったので

はないか。もし、本当なら如何なる対策を取ろうとも、リモート操作で対策のとれ

る方法でない限り、万全はない。

だから、もう一度、冷却不能のトラブルがあった時に、福島と似たような道を辿る

しかないのだ。政府も電気屋もはっきりと物を言え『次にあったら福島の二の前

なるかもしれないが、原発を稼働させる』と。

ただ、原発は稼働しようが停止中だろうが、原発があるだけで福島の二の前を

悟しなければならないのは、福島の4号炉が証明している。

だから本当は、動かした方が電力不足と騒がなくてもいいとの理屈も通る。

広島、長崎、第五福龍丸、JCO事故、福島原発、こんなに放射線に汚染され

があるのか。唯一の被爆国と国連などで声高におっしゃるが、こんなに放

射線にまみれても未だ不足らしく、もっと汚れたがっている。

ここから島根原発まで約22Km、万が一があれば私たちは確実に終の棲家を

失うとになる。それより、何にも増して哀れなのは、将来のある若者や子供、

孫たちだ。30Km圏内の46万人の流浪の民を国策が作り出す代わりに救われ

る人が何人いるのだろうか。

また、溜まる一方の核廃棄物の処理方法も決まっていない。余りにも、杜撰な

体制で運用されてきたから、本来あるべき姿に変更しようとしても、あるべき姿

がないところに大きな問題がある。

原発シビア事故では確実な冷却方法の確立が究極の対策になる。技術大国

本、被爆国日本には、それを研究 し二度と同じようなことを起こさないモデ

ルになるべきだ。

                    http://www.gan3.com


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