カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

『ヒラムシ』 小野篤司 誠文堂新光社

2017-09-14 11:22:05 | 本日のパクリ
かつてウミウシをどこかの海岸で見つけたことがある。
その美しさと、華麗に海中に漂う姿に興奮したものだ。
この本によって、ヒラムシなるものの存在を知った。
かつてその時に見たウミウシがヒラムシだったかもしれない。
(知らないという事は恐ろしいもので、知らなければこの世に存在しないのだ)

体長5ミリから5センチぐらいのものまであり、海中に漂っていたり、浅瀬の岩の裏や海藻にへばりついている。
肉食性で貝類やほや類を餌とするそうで、養殖カキの被害は深刻なんだそうだ。

徳さんの関心はまずその構造。
呼吸器と循環器を持たず、腸が毛細血管のように体中の隅々まで発達している。
まさに食性に全身の能力を結集している。
その単純さが良い。


そしてヒラムシそれぞれの種が色彩豊かである。


さらにその泳ぎはひだを風をあおるように連続してなびかせ、まるで海の舞姫のようである。


図鑑を開いてみると、ヒラムシの種類は多岐にわたり分類学者を悩ませているようだ。
それが証拠にこの図鑑で〇〇ヒラムシ属の一種という記載が多い。

これを人間に当てはめて見ると、まず、ヒラムシ=平民。
一メートルの身長の者から10メートルの者まで混在している。
人種は多様で黒人、黄色、白人なんて分け方じゃ追いつかない。
何百もの人種が数え上げられ、人種差別をしている暇なんてない。
国境もなしに、上手に、勝手気ままに共存している。
人類が学ぶ事多し、、、、。



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