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脳性麻痺者の熊谷さんは自分の痙性マヒの仕組みを知ろうとして、最新の脳生理学を学習する。
今日は熊谷さんが学習したことを学習することになるので、徳さんには難しいのだがしょうがない。
手足を動かす運動を考えた場合、普通には、自分の自由な意思の元に、直接的に筋肉に命令が伝わると思われているが、実際は違うらしい。
以下、ポイントを押さえていこう。
“段階1 補足運動野・運動前野でこれから行う運動プログラムがつくられる。
段階2 運動プログラムが後部頭頂葉に転送される。この時、自分ではこれから行う運動への意思が立ち上がるのを感じる。
段階3 後部頭頂葉で運動のシュミレーションがなされ、実際にはまだ体が動いていないにも関わらず、意思に従って自分の体が動いたかのような感じを持つ。
段階4 運動プログラムが一次運動野に転送され、そこで具体的にどれくらいの力を入れればよいかが計算されたうえで、全身の筋肉に運動指令が送られ、体が動く。
段階5 全身の筋肉や腱から、実際どれくらい動いたかについての情報が一次運動野や前部頭頂葉にフィードバックされる。
そのフィードバック情報が大脳基底核という領域で段階①の運動プログラムと比較され右下部頭頂葉と呼ばれる領域で段階③の内部モデルによる予測運動イメージと比較される。
そしてその結果に乖離があれば運動プログラムや内部モデルが修正される。”
我々が何気なく動かしている筋肉もこのように実に複雑な回路を通してなされるということらしい。
転送という言葉が使われている場合、これらの脳の領域は隣接していない。
この事だけでも驚異的な仕組みである。
そして実際には、運動指令とフィードバックには0.2~0.3秒のタイムラグがあるため、スムーズな動きをするために知覚情報の処理や身体の制御を、フィードバックを待たずに予測的に行っているというのだ。
我々が動いていると感じているのは、実際に動いているかどうかに関わらず、後部頭頂葉にある内部モデルが行った運動シュミレーションの結果を、実際に起きた運動として錯覚しているに過ぎないのだそうだ。
いや~。
今回はしんどいですな。
ほとんど丸写しだけど、、、。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dolphin.gif)
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段階2 運動プログラムが後部頭頂葉に転送される。この時、自分ではこれから行う運動への意思が立ち上がるのを感じる。
段階3 後部頭頂葉で運動のシュミレーションがなされ、実際にはまだ体が動いていないにも関わらず、意思に従って自分の体が動いたかのような感じを持つ。
段階4 運動プログラムが一次運動野に転送され、そこで具体的にどれくらいの力を入れればよいかが計算されたうえで、全身の筋肉に運動指令が送られ、体が動く。
段階5 全身の筋肉や腱から、実際どれくらい動いたかについての情報が一次運動野や前部頭頂葉にフィードバックされる。
そのフィードバック情報が大脳基底核という領域で段階①の運動プログラムと比較され右下部頭頂葉と呼ばれる領域で段階③の内部モデルによる予測運動イメージと比較される。
そしてその結果に乖離があれば運動プログラムや内部モデルが修正される。”
我々が何気なく動かしている筋肉もこのように実に複雑な回路を通してなされるということらしい。
転送という言葉が使われている場合、これらの脳の領域は隣接していない。
この事だけでも驚異的な仕組みである。
そして実際には、運動指令とフィードバックには0.2~0.3秒のタイムラグがあるため、スムーズな動きをするために知覚情報の処理や身体の制御を、フィードバックを待たずに予測的に行っているというのだ。
我々が動いていると感じているのは、実際に動いているかどうかに関わらず、後部頭頂葉にある内部モデルが行った運動シュミレーションの結果を、実際に起きた運動として錯覚しているに過ぎないのだそうだ。
いや~。
今回はしんどいですな。
ほとんど丸写しだけど、、、。
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