カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

訪問医療、看護を、ラっちん

2010-04-28 16:01:51 | 本日の患者さん
昔話が多くて、徳さんもすっかりジジめいて来たなとは思っている。

昔々、徳さんたちが少年だった頃だから、それはもう大昔の話になるんだが、その頃は子どもが熱を出したりすると、お医者さんが家まで来てくれ、往診してくれたものだった。夜中に往診してもらった記憶も何回かある。
当時、お医者さんは長生き出来ないとされたものだった。
医者の使命というものが子供心に直に伝わって来たものだった。

さて、褥瘡奮闘中のラっくん。

紹介されて行った大学病院の先生の対応は、投薬と患部に圧力を掛けないようにとの指示のみで、今ひとつの感。

徳さんも、最近重症の褥瘡に苦しめられていたおばあちゃんの介護をして来た人に聞いてみた。色んな職業に携わっている患者さんがいる、というのは一つの財産だ。

彼女によれば、
まず、栄養管理をしっかりして体力をつけること。
ひんぱんに体位交換をすること。
患部を徹底的に清潔にすること。1日に二回風呂に入り、患部を洗浄する。この場合、血が滲んで来ても構わない。
患部を乾燥させない。など。

これらは、彼女が皮膚科の訪問医から指導された事なのださうだ。

毎日の繊細な看護が必要とされる褥瘡。
その人それぞれの生活環境の中で持続的に実現されなければならない。
訪問医、訪問看護士の派遣、指導がどうしても必要のようだ。

現在、ラっくんは、自冶体に訪問医の派遣を交渉している。
ラっくんは重度の身体障害者ということで生活保護を受けている。
緊急を要する医療も、自冶体の許可が下りなければ受けれない、、、。