カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

知恵を発揮したものの

2010-04-11 19:07:34 | 本日のしりきれとんぼ
最近、我ながらよく知恵を出したと、一人悦に入ってることが二つある。

一つは、おふくろの風呂対策。
若い時に股関節の手術をしたおふくろは、片方の股関節が固定されていて足を曲げることが出来ない。
それでも最近までは、湯船から立ち上がる時、腕の力で何とかなっていたようだ。
それが、最近急に腕の力が落ち、浴槽のふちに手をかけて体を持ち上げることが出来なくなった。
風呂場には、おふくろ用に手すりも付けてあるのだが、足が曲がらないため、そこまで手が届かないのだそうだ。
ここは徳さんの苦手な大工仕事をしなければならないかと、風呂に浸かりながら色々考えてみた。
出来るなら、大袈裟な大工仕事にしたくない。
後で必ず、家の者にけちをつけられるのが、過去の例からいって明白なのだから。
それほどに徳さんの大工仕事は信頼が置けない。
でも、湯船は発想の宝庫。
アリストテレスの例もあるではないか。
ふと、ひらめいたのは、イヌの散歩用の綱。
これが大正解!
手すりに絡ませるだけ。つかまり易く先が輪っかにまでなっている。
徳さん、日頃の信条を捨て、値段の高い方を買ってしまいました。

もう一つは、長年の懸案の国分寺分室の窓掃除法。
設計者の大ミスで、窓掃除が上手く出来ない。
手が届かない。二枚のガラス戸の内一枚が固定されていて、片方を目一杯開いても重なる部分には手が付けられない。
設計者は業者を頼め、と言うのだろうが冗談じゃない。
使用者の管理し易さまでを考えるのが設計者と言うものだろう、と一人怒っているうちに、知恵の神が舞い降りた。
熱帯魚などを飼う水槽のコケ掃除のための磁石を2枚使った掃除法を適用すればよい。
早速、近所のペットショップで購入。
工夫と時間をかければ何とかなりそうである。
まずまずの知恵か、と一人、ほくそえんでいた。
でも、これだと効率が悪いよな~、などと思いながら「窓掃除」でネット検索してみた。
世の中、似たような事を考える人は居るもので、同じ理屈の窓掃除道具がちゃんと商品化していた。
なんか、悔しいような、うれしいような、、、。