なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

【京都通信】茶道資料館でお茶を頂く。

2005-08-13 | 習い事いろいろ

京都の堀川通り沿いには、表千家と裏千家が並んで建っています。そこの裏千家センター内にある、茶道資料館の夏季展「茶道入門Ⅵ 体験!茶の湯」に行ってきました。受付で「お茶券」を渡されて「??」と思っていたら、1階には3つの違ったしつらえでお茶席が用意してあって、その中の好きな席を選んで、お茶が頂けるとのこと。すごくラッキーな気分。並んでいる飴玉が入っているガラス瓶や干菓子の入っているらしきが和紙の箱やカンカンが可愛いなぁ~と思って、一番カジュアルな感じの席を選んでみました。お茶を点てて頂きながら聞いたら、そのしつらえのテーマは「戸外でお茶を楽しむ」。御茶碗も抹茶茶碗じゃなくて、ミルクボールみたいなカップ、茶杓はアジア(聞いたけど忘れた…)の薬をすくうお匙、なつめも棗じゃなくて、外国製の(これも聞いたけど忘れた…)木製の壷、お湯は保温ポットに。お茶を頂いた後、お道具を仕舞うのは、なんと一澤帆布さんの「カメラバック」でした。カメラバックはレンズが壊れないように、いくつもマットがあるので、お茶の道具を入れていくのに便利だとのこと。お茶をたてて下さった方も「これだけカジュアルな感じになると、絽の着物を着て座っている私が場違いな感じがしてきます」と言って笑っておられました。お抹茶と茶碗と茶筌と茶杓とお湯…それだけのものがあれば、どこでもお茶って楽しめるんだなぁと改めて実感。私も京都に、抹茶茶碗一個、茶筌、茶杓、それからお抹茶を布で包んで持ってきたので、もっと気楽にお茶を楽しみたいな。そして、京都でお茶のお稽古ができるところを早く探さねば…!



「竹かごを開けてみてください」と言われて出てきたお菓子は、下河原 阿月さんの生菓子。三笠で有名な和菓子屋さんです。この生菓子は
翡翠色が夏らしくて、とても綺麗でした。

「お茶の葉を石臼で挽いて、抹茶に。そして自分で挽いた抹茶でお茶を点てる」というのも、してきました。へんな言い方ですが、「お抹茶って、本当にお茶を細かくしたもんなんやなぁ…」と実感です。親子連れで来ている方も…。子供ちゃんはこの石臼をまわすのが、めちゃくちゃお気に入りの様子で、順番待ちの子供の列が…。私は、その最後に並んで体験してきた次第です。

他に体験できること
*2階にある 御茶室 又隠写に入って、お床やお釜の拝見。
*お濃茶をいただく(毎週木曜日2時から、先着10名)
*和菓子づくり 8月29日(月) 応募が必要。
*コンサート(ジャズライブ)も開催されます。

【茶道資料館】
京都市上京区堀川寺之内上ル 裏千家センター内
入場料 大人500円 
(私は私はポスターの貼ってある近所の茶道具屋さんの店先でメモをとっていたら、御主人に招待券を頂きました。感謝!)