いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

光るホタルの幼虫

2021-08-04 22:22:48 | 幼虫

今日は午前中の暑さが厳しくなる前にと、

お墓掃除に行って来ましたが、それでも汗がダラダラ流れて、

途中、何度か水分補給をしながら、掃除を済ませました。

この所の暑さは半端ないので、熱中症の危険を感じますよね。

皆さんも、十分に気を付けてお過ごしくださいね。



7月30日に紫陽花の葉っぱの上に居る

ホタルを載せたばかりですが、

今日は、一番よく見かける溝の縁で光るホタルと、

初めて見つけて、その姿にビックリ仰天した、

幼虫を見て頂こうと思います。



家の裏の生活用水を流す細い溝の

コケが生えている場所で光っているので、



その光がなるべく液晶画面の真ん中に来る様に目当てにしてに、

真っ暗な中でシャッターを押して撮っています。



さて、皆さんはホタルの幼虫ってご存知でしょうか?

見たことがある方は驚かれないでしょうけど、

私の様に初めて見る方は・・・

かなりの衝撃的な気持ち悪さだと思いますので、

ここから下☟☟は、何を見ても平気な方、

勇気のある方、怖い物見たさの方のみ!ご覧になってくださいね。

では、では、参りますよ~。



これがあの魅惑的な光を放つ、ホタルの幼虫です。

まさか?信じがたいですよね~。

気色悪いでしょう~。ちょっとね~鳥肌もの!?


ムカデの足みたいなものが・・・

溝の僅かに水がある場所で光っているので、

こんな場所で~と、不思議に思いながら撮ってみたら、

こんな写真が撮れて、コレは何だ!?と調べて見たら、

ホタルの幼虫だと分かったのです。

(妹はホタルの幼虫を見たことがあるって!)



ホタルは、卵も幼虫もサナギも成虫も光るんですってね。

成虫の場合はオスとメスの出会いの為らしいのですが、

成虫以外の幼虫などが光るのはなぜなのか?

分かっていないそうです。



ヘイケボタルは、ゲンジボタルが生息する渓流より、

田んぼや、湿原、などの止水域を繁殖地としているそう~。

だから、こんな汚い溝の周囲で見ることが出来るんですね~。

ちなみに、この溝の左端は行き止まり(?)になっていて、

いつも水が少し貯まっているような所です。



6~7月頃に産卵、1ヶ月後位で孵化した幼虫は、

水場に入って幼虫で越冬して、

翌年の5~6月頃に水際の斜面に土まゆを作ってサナギになり、

20日前後で羽化し成虫になるんだそうです。

つまり、卵から成虫になるまで約1年かかるわけですね。

成虫の寿命は2週間ほどだとか。



幼虫のエサは、モノアラガイ、ヒラマキミズマイマイ、

ヒメモノアラガイ、外来種のサカマキガイ、

そして、水生昆虫の幼虫、弱ったオタマジャクシや

ミミズなんだそうです。

ここの溝に写真に写っている様な貝が居るなんて、

今まで、全く気が付いていませんでした。



ゲンジボタルの幼虫のエサは、カワニナと言われていますが、

ヘイケボタルはいろいろな物を食べるんですね~。



この溝とその周りで、何年もホタルを見てきたけど、

それは、いつも9月~10月頃のことだったからか?

今まで一度も溝の僅かにある水の中や、その淵にいる幼虫が、

光っているのを見ることが無かったのかもしれません。

この時期、ここで見た沢山の幼虫たちは、

溝の縁へ上がって、サナギになりに行こうとしてた子たちなのかな?



今年、この場所で例外的に6月下旬頃からホタルが見られたので、

まさか?の光る幼虫にも出会えたのかも・・・です。

いや~初めての出会いって、まだまだあるものなんですね~。


昨日、一昨日も、コマユミの葉っぱの上でキラッ~キラッ~と

光っていたのは、多分メスのホタルだと思います。

まだ当分の間は、ホタルを楽しんで見られるかもです。




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