今日は午前中の暑さが厳しくなる前にと、
お墓掃除に行って来ましたが、それでも汗がダラダラ流れて、
途中、何度か水分補給をしながら、掃除を済ませました。
この所の暑さは半端ないので、熱中症の危険を感じますよね。
皆さんも、十分に気を付けてお過ごしくださいね。

7月30日に紫陽花の葉っぱの上に居る
ホタルを載せたばかりですが、
今日は、一番よく見かける溝の縁で光るホタルと、
初めて見つけて、その姿に

幼虫を見て頂こうと思います。

家の裏の生活用水を流す細い溝の
コケが生えている場所で光っているので、

その光がなるべく液晶画面の真ん中に来る様に目当てにしてに、
真っ暗な中でシャッターを押して撮っています。
さて、皆さんはホタルの幼虫ってご存知でしょうか?
見たことがある方は驚かれないでしょうけど、
私の様に初めて見る方は・・・



かなりの衝撃的な気持ち悪さだと思いますので、
ここから下☟☟は、何を見ても平気な方、
勇気のある方、怖い物見たさの方のみ!ご覧になってくださいね。
では、では、参りますよ~。

これがあの魅惑的な光を放つ、ホタルの幼虫です。
まさか?信じがたいですよね~。
気色悪いでしょう~。ちょっとね~鳥肌もの!?

ムカデの足みたいなものが・・・
溝の僅かに水がある場所で光っているので、
こんな場所で~と、不思議に思いながら撮ってみたら、
こんな写真が撮れて、コレは何だ!?と調べて見たら、
ホタルの幼虫だと分かったのです。
(妹はホタルの幼虫を見たことがあるって!)

ホタルは、卵も幼虫もサナギも成虫も光るんですってね。
成虫の場合はオスとメスの出会いの為らしいのですが、
成虫以外の幼虫などが光るのはなぜなのか?
分かっていないそうです。

ヘイケボタルは、ゲンジボタルが生息する渓流より、
田んぼや、湿原、などの止水域を繁殖地としているそう~。
だから、こんな汚い溝の周囲で見ることが出来るんですね~。
ちなみに、この溝の左端は行き止まり(?)になっていて、
いつも水が少し貯まっているような所です。

6~7月頃に産卵、1ヶ月後位で孵化した幼虫は、
水場に入って幼虫で越冬して、
翌年の5~6月頃に水際の斜面に土まゆを作ってサナギになり、
20日前後で羽化し成虫になるんだそうです。
つまり、卵から成虫になるまで約1年かかるわけですね。
成虫の寿命は2週間ほどだとか。

幼虫のエサは、モノアラガイ、ヒラマキミズマイマイ、
ヒメモノアラガイ、外来種のサカマキガイ、
そして、水生昆虫の幼虫、弱ったオタマジャクシや
ミミズなんだそうです。
ここの溝に写真に写っている様な貝が居るなんて、
今まで、全く気が付いていませんでした。


ゲンジボタルの幼虫のエサは、カワニナと言われていますが、
ヘイケボタルはいろいろな物を食べるんですね~。

この溝とその周りで、何年もホタルを見てきたけど、
それは、いつも9月~10月頃のことだったからか?
今まで一度も溝の僅かにある水の中や、その淵にいる幼虫が、
光っているのを見ることが無かったのかもしれません。
この時期、ここで見た沢山の幼虫たちは、
溝の縁へ上がって、サナギになりに行こうとしてた子たちなのかな?

今年、この場所で例外的に6月下旬頃からホタルが見られたので、
まさか?の光る幼虫にも出会えたのかも・・・です。
いや~初めての出会いって、まだまだあるものなんですね~。
昨日、一昨日も、コマユミの葉っぱの上でキラッ~キラッ~と
光っていたのは、多分メスのホタルだと思います。
まだ当分の間は、ホタルを楽しんで見られるかもです。
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