いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

山里の秋

2011-10-26 16:06:34 | 散歩道
先日アサギマダラに出会った散歩コースとは全く違う方面へ歩きに出かけた、ある日のこと。

どのコースを選んでも2,3年前まで、はな子と飽きる程歩いた道ばかり。

この日も妹とババ2人連れ~。はな子は家でお留守番。



先日も書いたが、今年はアケビがうっそ~!って位に鈴なり。



昔、私が子供の頃であればとっくに誰や彼やに取られてこんなに残っているなんて、

有り得なかったよなぁ~と時代の変化をこんな所でも感じる。



池の周りを歩けば、ススキが秋の風情を・・・今年は池の周囲の草刈りが遅れているようだ。



・・・と暫く歩いたところで、又もアケビがたわわにぶら下がっている。

アケビの生る場所は毎年のことで大体決まって分っているので、その辺りに目をやればすぐに見つかる。

それにしても、アケビの蔓が蔓延ったんだろうな。あっちにもこっちにも1杯ある。



見えている田んぼの奥の方ではコンバインを使って稲刈り中だった。

ここもイノシシ対策に電気のコードが張り巡らされていた。イノシシは稲の穂をスゴクようにして食べてしまうんだとか。

なのでイノシシに荒らされると稲穂が頭を垂らさず草のようにピンと立っている田んぼも見られるらしい。




下の方に目をやれば、田んぼを作らなくなって長く荒れたままに放置去れている、ちょっと物悲しい景色が続く。

今やこんな狭い田んぼで機械を購入してまで稲作をする人は段々と減って、いつかは原野と化すのだろう。

昔はこんな狭い場所でも朝早くから夜遅くまで懸命に耕し植えて、家族全員を養う糧を得ていたのにな。。。と思いを馳せる。



道べりに小さなヒヨドリジョウゴの花と実を見かけた。

もう少し秋が深まればとても可愛いい赤い実になる日が来る。

そこからブラブラ歩いて隣の集落に着いた所でちょうどお祭りのお神輿が神社に向かっているのに出合った。



我が家に帰って、前日に取ってきたアケビを久しぶりに食べてみようやと言うことに。

取って来て飾ったりはするけど、食べるのはいつ以来だろうか?子供の頃以来かも。

口に入れてみれば、想像通りの甘い懐かしい味だった。ちょっと甘過ぎるくらい。

秋って特別な観光地でなくても、充分楽しく季節を楽しんで歩けて満足!満足~でした。



コメント (4)
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