女装子愛好クラブ

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戦後日本女装・同性愛研究 (中央大学社会科学研究所研究叢書)の目次です

2020年03月05日 | 女装子愛好日記
承前です。
『戦後日本女装・同性愛研究 』(中央大学社会科学研究所研究叢書)の目次をご紹介します。
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            目   次
 はしがき
序 章「第1部 共同研究」についての覚え書き
    一一本書の発刊にあたって--…………………矢島 正見 1
   第Ⅰ部 戦後日本女装者・女装者愛好男性のライフヒストリー
          一共同研究--
第1章 松葉ゆかりのライフヒストリー
  第1節 調査の概要………………………………………杉浦 郁子 21
  第2節 松葉ゆかりのライフヒストリー…………………………… 30
    語り 松葉ゆかり/聞き手 杉浦郁子,三橋順子,矢島正見
    編集 杉浦郁子,矢島正見 /脚注  三橋順子
  第3節 性別秩序をめぐる一考察
     一一松葉ゆかりさんのライフヒストリーから-
       …………………………………………………杉浦郁子 105
  第4節 松葉ゆかりの女装人生史……………………矢島 正見 117

第2章 美島弥生のライフヒストリー
  第1節 調査の概要………………………………………杉浦 郁子129
  第2節 美島弥生のライフヒストリー………………………………134
     語り 美島弥生 /聞き手 三橋順子,杉浦郁子,石田 仁
     編集 杉浦郁子,矢島正見 /脚注  三橋順子
  第3節「発達」する「女装者心理」一個人史から社会史へ
       …………………………………………………石田 仁 196
  第4節「女装者」概念の成立…………………………三橋 順子 224

第3章 女装者愛好男性A氏のライフヒストリー
  第1節 調査の概要………………………………………杉浦 郁子245
  第2節 女装者愛好男性A氏のライフヒストリー………………248
     語り A氏 /聞き手 三橋順子,杉浦郁子,石田 仁
     編集 三橋順子,杉浦郁子 /脚注 三橋順子
  第3節 Aさんと私-一一一一ホステス順子の手記………三橋 順子298
  第4節 女装者愛好男性という存在…………………三橋 順子 320
  第5節 異性装の社会学的分析に向けて
     -「アマチュア女装」の観点からひとつの仮説ヘー-
       …………………………………………………杉浦 郁子 341

      第Ⅱ部 女装・同性愛に関する論考
          一個人研究一
第1章 現代日本のトランスジェンダー世界
      -一一東京新宿の女装コミュニティを中心に-一一
       …………………………………………………三橋 順子 355
第2章「性転換」の社会史(1)
      -一日本における|性転換」概念の形成とその実態,
       1950~60年代を中心に-・・・・・・・・・・・三橋 順子 397
第3章「性転換」の社会史(2)
      -「性転換」のアンダーグラウンド化と報道,
       1970~90年代を中心に-……………三橋 順子 436
第4章 会員名簿からの演劇研究会会員43名の考察
       …………………………………………………矢島 正見 472
第5章 1970,80年代の一般雑誌における「レズビアン」表象
     一一レズビアンフェミニスト言説の登場まで-
       …………………………………………………杉浦郁子 491
第6章 戦後日本の雑誌メディアにおける「男を愛する男」
    と「女性化した男」の表象史
       …………………………………村上 隆則,石田仁 519
第7章 女装者との差異を語る
     -「TS/TGであること」をする実践-一一
       …………………………………………………鶴田 幸恵 557
第8章 性的マイノリティの人権保障
     一国際人権法を素材として-…………谷口 洋幸 586
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松葉ゆかりさん、美島弥生さん、女装者愛好男性A氏の3人のライフヒストリーは本当に読み応えがあります。
そして、昭和期・平成期の女装史を記録する貴重な資料になります。
個人的には美島さん、A氏には一度だけお会いしたことがありますので、その点でも興味深く読むことができます。
特にA氏のお話を読むと、昭和末期そしてバブルに踊る平成初期の新宿を懐かしく思い出しました。

この本は絶版となっていますので、出版元の中央大学出版部から入手することはできません。
amazonでは7000円台と高値がついています。
ご無理をなさらずに、近隣の大きな図書館でお借りになってお読みになってみてください。
きっと新たな発見をすることと思います。



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