『獄中記』（佐藤優）：岩波書店

佐藤優が東京拘置所に投獄された５００日の日記、書簡をまとめたもの。
彼は同志社大学神学部で学んだだけあって、知的欲求がすごい。
私のような適当な大学時代をすごしたものとは比べられないように、「知」に対して格闘している。あたかも一流のアスリートがレベルの高いトレーニングをしているような感がある。

２００７年第一弾の本としては最高の本だった。
今年は少し自分も知的格闘をするようにしないといけないと痛感させられたから。

『おてんばＯＬ負けないもん！』（三条雅子）：文芸社

女性の集団は扱いにくい。
職場にも派遣さんが７人いるが、いろいろとパワーバランスがあるようだ。
わが社のような弱小会社でもあるのだから、「大東亜銀行本店」にある大奥は想像を絶するものである。

この本はその大奥に戦った三条雅子氏の戦いの記録である。
（なんかプロジェクトＸみたい）

しかし、この本は均等法、セクハラ、女性のキャリア形成のテキストとも考えられますね。