先週、朝日新聞の教育面で「いまこどもたちは 男装/女装」という特集記事が掲載されました。
私達は女装子さんだけに注目が行きますが、男装女子も増えているようです。
まあ、このブログは「女装子愛好クラブ」なので女装の部分を引用しますが、
むしろこれまであまり知られていなかった男装女子のルポルタージュが興味深いものがあります。
■「男(おとこ)の娘(こ)」、最近は10代に
女装する男子も顕在化している。「男の娘」と書いて「おとこのこ」と読む女装男子たちが話題になったのは2008年ごろ。20代が中心だが、最近は10代にも広がっている。
「男の娘」の定義ははっきりしないが、「見た目は女性だけれど、中身は男性という美少年」に使われることが多い。「女装子(じょそこ)」「化粧男子」と呼ぶ場合もある。同性愛指向でもない、性同一性障害でもない存在なので、社会的に注目を浴びた。ただ、「男の娘」にも、いろんな性的指向の男性がいる。
源流のひとつは、アニメや漫画。「見た目は女性の美少年」というキャラクターに憧れた男性たちの中で、コスプレ感覚で、キャラに似せた女装をする人が出てきた。
最近では、女装するノウハウを紹介する雑誌や本も多数出版されている。
■この世代ならではの文化 三橋順子・明治大学非常勤講師(性社会史)
ここ数年、男装女子の顕在化が著しい。日本では伝統的に線が細い優男が美男子とされてきたので、女性が美男子を表現してもあまり無理がない。性差の接近が男装を可能にしている。
男装の背景には、オタク文化の影響がある。漫画の登場人物や有名芸能人になりきって会話を楽しむ「なりきり」という遊びがネット上にあり、女子が男性キャラを演じることも多い。その延長で現実世界でも男装するという流れがある。
宝塚歌劇団の男役が人気を集めるなど、男装女子は、女装男子よりも社会的にも受け入れられやすい。
女装男子は、男装女子より先に「男の娘」などが流行した。最近は10代に低年齢化していると感じる。
以前は社会での女性の地位が今よりも低かったため、女装は「男なのに女なんかに落ちる」という社会的降下を意味した。だが今の男子にとっては、女性が「明るくて楽しそう」という存在に見え、女装はその仲間になりたいというポジティブな行為になっている。
男装より女装の方が技術的に難しいが、ネットでさまざまな情報を得やすくなり、ハードルが下がった。
子どもたちの男装・女装を、大人たちは必ずしも憂う必要はないと思う。漫画やアニメを現実世界でまねするという、この世代ならではの文化のひとつだ。
朝日新聞 7/24から
私達は女装子さんだけに注目が行きますが、男装女子も増えているようです。
まあ、このブログは「女装子愛好クラブ」なので女装の部分を引用しますが、
むしろこれまであまり知られていなかった男装女子のルポルタージュが興味深いものがあります。
■「男(おとこ)の娘(こ)」、最近は10代に
女装する男子も顕在化している。「男の娘」と書いて「おとこのこ」と読む女装男子たちが話題になったのは2008年ごろ。20代が中心だが、最近は10代にも広がっている。
「男の娘」の定義ははっきりしないが、「見た目は女性だけれど、中身は男性という美少年」に使われることが多い。「女装子(じょそこ)」「化粧男子」と呼ぶ場合もある。同性愛指向でもない、性同一性障害でもない存在なので、社会的に注目を浴びた。ただ、「男の娘」にも、いろんな性的指向の男性がいる。
源流のひとつは、アニメや漫画。「見た目は女性の美少年」というキャラクターに憧れた男性たちの中で、コスプレ感覚で、キャラに似せた女装をする人が出てきた。
最近では、女装するノウハウを紹介する雑誌や本も多数出版されている。
■この世代ならではの文化 三橋順子・明治大学非常勤講師(性社会史)
ここ数年、男装女子の顕在化が著しい。日本では伝統的に線が細い優男が美男子とされてきたので、女性が美男子を表現してもあまり無理がない。性差の接近が男装を可能にしている。
男装の背景には、オタク文化の影響がある。漫画の登場人物や有名芸能人になりきって会話を楽しむ「なりきり」という遊びがネット上にあり、女子が男性キャラを演じることも多い。その延長で現実世界でも男装するという流れがある。
宝塚歌劇団の男役が人気を集めるなど、男装女子は、女装男子よりも社会的にも受け入れられやすい。
女装男子は、男装女子より先に「男の娘」などが流行した。最近は10代に低年齢化していると感じる。
以前は社会での女性の地位が今よりも低かったため、女装は「男なのに女なんかに落ちる」という社会的降下を意味した。だが今の男子にとっては、女性が「明るくて楽しそう」という存在に見え、女装はその仲間になりたいというポジティブな行為になっている。
男装より女装の方が技術的に難しいが、ネットでさまざまな情報を得やすくなり、ハードルが下がった。
子どもたちの男装・女装を、大人たちは必ずしも憂う必要はないと思う。漫画やアニメを現実世界でまねするという、この世代ならではの文化のひとつだ。
朝日新聞 7/24から
昨日は地元の球場で、準決勝2試合を観戦。
試合は2試合とも熱戦で、久しぶりに野球を堪能しました。
日陰の席はすでにいっぱいでしたので、
バックネット裏の日差しの強い席に座りました。
ジリジリと肌をさす太陽光線。
おかげで、顔や腕・太腿が真っ赤です。
平日は冷房の効いたオフィスで仕事をしていますが、
たまにはこうした炎天下で熱い高校生の戦いを見るのも、楽しいものです。
(ただ、熱中症予防でポカリウェットを900cc飲干しましたが)
7月20日の朝日新聞 土曜beに面白いコラムがありました。
田中和彦さんの「はたらく気持ち」というです。
題名は「女性に囲まれてしまった僕」です。
生活日用品メーカーのマーケティング部門で働くHさん(25歳、男性)は、今年の新入社員。理工系大学で、高分子化学を専攻し、大学院まで進んだ修士卒だ。
研究分野は応用が利き、就職先も幅広かったが、一般消費者を対象にした商品開発をしたくて今の会社を選んだ。
研究開発部門に配属されるものと思っていたら、意外にもマーケティング担当。さらに驚いたのが、その部署の約8割が女性社員ということ。直属の上司も女性だった。
「かつてない状況で、戸惑っています」とこぼすHさんは、公務員の父と塾講師の母を持ち、男だけの3人兄弟の次男として育った。中高一貫の男子校で学び、大学も9割が男性。周りはいつも男ばかりだった。しかも彼女いない歴=(イコール)年齢という純粋培養。それが社会人になって、一気に女の園に放り込まれたのだ。
まず困ったのが職場に漂う香りだった。化粧や香水、体臭など女性特有の匂いに慣れておらず、気持ち悪くなり、集中力が途切れてしまう。
夏が近づき、薄手の服装になると、目のやり場にも困る。そもそも女性の目をまともに見て会話することが出来ず、上司から、「目を見て話すのは、対話の基本でしょ!」と叱られもした。
男性の先輩から「節度を持った距離で、全員と公平に接すること」と女性が多い職場での心得を教わったが、それ以前の問題だった。
ある日、女性の先輩たちに囲まれ、「その外見、どうにかしようよ」。周りは男性も含め、センスのいいカジュアルな服装なのに、スーツのズボンに、ワイシャツを腕まくり。オヤジ的着こなしだった。しかもボサボサの髪。
「外部の人との打ち合わせに出せない」と指摘され、指南役の先輩を伴い、終業後に服を買いに行かされた。帰りにおしゃれなカフェに誘われ、「こういうところで周囲を観察するのも仕事よ」。
いつもの理容室ではなく、紹介されたヘアサロンに行った時も、恥ずかしさを堪えてドアを押した。女性に混じってドギマギしながら、髪を今風にカットしてもらった。
「それってパワハラか?」と、学生時代の友人は腹を抱えて笑うが、当人に笑い飛ばせるほどの余裕はない。
見た目だけは変貌(へんぼう)を遂げつつあるHさんだが、「外見よりも中身が肝心」とちょっぴり反骨心をのぞかせた。とはいえ、商品のメーンターゲットは若い女性。消費者の理解が重要なのは百も承知だ。
「最近、少し女性のことが分かってきた気がします」。そう言いながらもHさんは、照れて顔を真っ赤にした。
これはまぎれもなくハラスメントですね。
すべての登場人物の性を変えてみましょう。
Hさんが女性で、上司・同僚が全て男性。
上司・同僚に「打合せに出せない」と服を買いに行かされた。
美容サロンまで指定され、髪を意に沿わないヘアスタイルに変えさせられた。
もうこれは会社に勝ち目はないですね。
裁判にされたら負けるんじゃないでしょうか。
セクハラ・パワハラ・基本的人権侵害です。
しかし、これがHさんが男性だとこういう小ネタのコラムになってしまうんですね。
ハラスメントの被害者は女性だけではありません。
ハラスメントの加害者は男性だけではありません。
男性も女性も、そして性的マイノリティも平等に人権を守られるべきですね。
田中和彦さんの「はたらく気持ち」というです。
題名は「女性に囲まれてしまった僕」です。
生活日用品メーカーのマーケティング部門で働くHさん(25歳、男性)は、今年の新入社員。理工系大学で、高分子化学を専攻し、大学院まで進んだ修士卒だ。
研究分野は応用が利き、就職先も幅広かったが、一般消費者を対象にした商品開発をしたくて今の会社を選んだ。
研究開発部門に配属されるものと思っていたら、意外にもマーケティング担当。さらに驚いたのが、その部署の約8割が女性社員ということ。直属の上司も女性だった。
「かつてない状況で、戸惑っています」とこぼすHさんは、公務員の父と塾講師の母を持ち、男だけの3人兄弟の次男として育った。中高一貫の男子校で学び、大学も9割が男性。周りはいつも男ばかりだった。しかも彼女いない歴=(イコール)年齢という純粋培養。それが社会人になって、一気に女の園に放り込まれたのだ。
まず困ったのが職場に漂う香りだった。化粧や香水、体臭など女性特有の匂いに慣れておらず、気持ち悪くなり、集中力が途切れてしまう。
夏が近づき、薄手の服装になると、目のやり場にも困る。そもそも女性の目をまともに見て会話することが出来ず、上司から、「目を見て話すのは、対話の基本でしょ!」と叱られもした。
男性の先輩から「節度を持った距離で、全員と公平に接すること」と女性が多い職場での心得を教わったが、それ以前の問題だった。
ある日、女性の先輩たちに囲まれ、「その外見、どうにかしようよ」。周りは男性も含め、センスのいいカジュアルな服装なのに、スーツのズボンに、ワイシャツを腕まくり。オヤジ的着こなしだった。しかもボサボサの髪。
「外部の人との打ち合わせに出せない」と指摘され、指南役の先輩を伴い、終業後に服を買いに行かされた。帰りにおしゃれなカフェに誘われ、「こういうところで周囲を観察するのも仕事よ」。
いつもの理容室ではなく、紹介されたヘアサロンに行った時も、恥ずかしさを堪えてドアを押した。女性に混じってドギマギしながら、髪を今風にカットしてもらった。
「それってパワハラか?」と、学生時代の友人は腹を抱えて笑うが、当人に笑い飛ばせるほどの余裕はない。
見た目だけは変貌(へんぼう)を遂げつつあるHさんだが、「外見よりも中身が肝心」とちょっぴり反骨心をのぞかせた。とはいえ、商品のメーンターゲットは若い女性。消費者の理解が重要なのは百も承知だ。
「最近、少し女性のことが分かってきた気がします」。そう言いながらもHさんは、照れて顔を真っ赤にした。
これはまぎれもなくハラスメントですね。
すべての登場人物の性を変えてみましょう。
Hさんが女性で、上司・同僚が全て男性。
上司・同僚に「打合せに出せない」と服を買いに行かされた。
美容サロンまで指定され、髪を意に沿わないヘアスタイルに変えさせられた。
もうこれは会社に勝ち目はないですね。
裁判にされたら負けるんじゃないでしょうか。
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しかし、これがHさんが男性だとこういう小ネタのコラムになってしまうんですね。
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昨日の選挙。
比例区の投票用紙をもらっても、誰に書こうか決めかねていました。
そこに目に飛び込んできたのは候補者名の「アントニオ猪木」
そうか、猪木は出馬していたんだ、と思い出しました。
猪木は昭和のヒーロー、いまでも人気者。
私が書かなくても、往年の信者たちは必ず書くはずだ。
そして夜の選挙速報。
やっぱり、猪木さんは当選していました。
プロレスファンにとって絶対な存在なのです。
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比例区の投票用紙をもらっても、誰に書こうか決めかねていました。
そこに目に飛び込んできたのは候補者名の「アントニオ猪木」
そうか、猪木は出馬していたんだ、と思い出しました。
猪木は昭和のヒーロー、いまでも人気者。
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やっぱり、猪木さんは当選していました。
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今日は選挙ですね。
誰に入れようか、今現在、決めかねています。
知り合いから頼まれた候補もいますが、
どうもいまひとつ。
所属政党がどうも支持できない。
まさに無党派層ですね。
しかし、棄権はしません。
「清き」かどうかはわかりませんが、
一票をいれて主権者の権利を行使してきます。
誰に入れようか、今現在、決めかねています。
知り合いから頼まれた候補もいますが、
どうもいまひとつ。
所属政党がどうも支持できない。
まさに無党派層ですね。
しかし、棄権はしません。
「清き」かどうかはわかりませんが、
一票をいれて主権者の権利を行使してきます。
お暑うございます。
昨日は灼熱の東京を歩き回りました。
スタートは神田司町、そこから神田駅に出て銀座線で青山一丁目に。
待ち合わせは某商社前だったんですが、勘違いして青山一丁目駅で降りてしまい、そこからテクテクと歩きました。(本当は外苑前駅の方が近い)。
そして次は中目黒だ。
外苑前から渋谷に出て東横線ですが、渋谷駅は地下迷宮。
この地下道が狭い・暑い。
そして次なる目標は西新宿パークタワー。
東横線渋谷から山手線に乗り換えるのは大変ですが、
新宿西口からパークタワーまでの道程も遠い。
肩にかけているカバンが急に重くなる。
パークタワーの次は青山学院だ。
新宿から渋谷。
何回目の渋谷だろう。
そして宮益坂から青学まで歩いてしまいました。
歩数計は15000歩を超えておりました。
昨日は灼熱の東京を歩き回りました。
スタートは神田司町、そこから神田駅に出て銀座線で青山一丁目に。
待ち合わせは某商社前だったんですが、勘違いして青山一丁目駅で降りてしまい、そこからテクテクと歩きました。(本当は外苑前駅の方が近い)。
そして次は中目黒だ。
外苑前から渋谷に出て東横線ですが、渋谷駅は地下迷宮。
この地下道が狭い・暑い。
そして次なる目標は西新宿パークタワー。
東横線渋谷から山手線に乗り換えるのは大変ですが、
新宿西口からパークタワーまでの道程も遠い。
肩にかけているカバンが急に重くなる。
パークタワーの次は青山学院だ。
新宿から渋谷。
何回目の渋谷だろう。
そして宮益坂から青学まで歩いてしまいました。
歩数計は15000歩を超えておりました。
7月8日の共同通信の配信です。
容疑者名は私が匿名にしました。
愛知県警東海署は7日、建造物侵入の疑いで、名古屋市緑区の会社員●容疑者(55)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は7日午後4時55分ごろ、東海市内の衣料品販売店に、客を装って侵入した疑い。
同署によると、別府容疑者は侵入した際、女装しており、調べに「盗撮目的だった」と供述しているという。
携帯電話のカメラで女性店員らを盗撮しようとしている様子に気付いた他の店員や客が、「女装した不審な人がいる」と110番。駆けつけた東海署員に取り押さえられた。別府容疑者の携帯電話のデータには、女装した自分の姿や女性店員の後ろ姿などが保存されていた。(共同)
昨日のブログの後に、こんなニュースをアップするのはなにかやりきれない気がします。
逮捕時の状況が分からないので、なんとも言えませんが
まず、女装しようが通常の男性の姿だろうが、店に入るのは自由です。
女装者お断りと書いてあったのであれば別ですが、そこまでは書いていないでしょう。それを逮捕するのはやりすぎです。
そして彼は盗撮していません。
後ろ姿だけ写したのであれば、特に問題にならないはず。
小売店であれば「店内撮影禁止」とたぶん書いてあるでしょうが、
それで警察を呼ぶのも行きすぎ。
「盗撮目的だった」話したそうですが、それだけでは逮捕はされないはず。
だから容疑は建造物侵入としているのでしょう。
容疑者となり名前まで出てしまった女装子さんに同情します。
もし、盗撮(下着等の)をしていないのならば、
弁護士と相談して堂々と法の上で争ってください。
こんなことで捕まるようでは基本的人権もありやしない。
しかし、女装を取り巻く現状は、悲しいかな、こんなもんです。
このような現状であることをきちんと理解したうえで、
女装して外に出ることのリスクを知り、
自分の身は自分で守ってください。
繰り返し言います。
新聞に名前が出てしまったら、人生の破滅です。
容疑者名は私が匿名にしました。
愛知県警東海署は7日、建造物侵入の疑いで、名古屋市緑区の会社員●容疑者(55)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は7日午後4時55分ごろ、東海市内の衣料品販売店に、客を装って侵入した疑い。
同署によると、別府容疑者は侵入した際、女装しており、調べに「盗撮目的だった」と供述しているという。
携帯電話のカメラで女性店員らを盗撮しようとしている様子に気付いた他の店員や客が、「女装した不審な人がいる」と110番。駆けつけた東海署員に取り押さえられた。別府容疑者の携帯電話のデータには、女装した自分の姿や女性店員の後ろ姿などが保存されていた。(共同)
昨日のブログの後に、こんなニュースをアップするのはなにかやりきれない気がします。
逮捕時の状況が分からないので、なんとも言えませんが
まず、女装しようが通常の男性の姿だろうが、店に入るのは自由です。
女装者お断りと書いてあったのであれば別ですが、そこまでは書いていないでしょう。それを逮捕するのはやりすぎです。
そして彼は盗撮していません。
後ろ姿だけ写したのであれば、特に問題にならないはず。
小売店であれば「店内撮影禁止」とたぶん書いてあるでしょうが、
それで警察を呼ぶのも行きすぎ。
「盗撮目的だった」話したそうですが、それだけでは逮捕はされないはず。
だから容疑は建造物侵入としているのでしょう。
容疑者となり名前まで出てしまった女装子さんに同情します。
もし、盗撮(下着等の)をしていないのならば、
弁護士と相談して堂々と法の上で争ってください。
こんなことで捕まるようでは基本的人権もありやしない。
しかし、女装を取り巻く現状は、悲しいかな、こんなもんです。
このような現状であることをきちんと理解したうえで、
女装して外に出ることのリスクを知り、
自分の身は自分で守ってください。
繰り返し言います。
新聞に名前が出てしまったら、人生の破滅です。