女装子愛好クラブ

女装小説、女装ビデオ、女装動画、女装記事などを紹介していきます。

人妻がAVに出演するまでのドキュメント⑤

2024年02月29日 | 女装子愛好日記
初めての撮影を終えた人妻さん、ルンルンです。

言ってもいいことと言ってはいけないことがあったりするのであれですけど、とにかく楽しい時間でした。
容姿は普通だと思いますけど、性欲だけは強くってやってみたかった複数の男性に責められるSEXが一番感動しました!
こんなことAVでないとできないですからね。
発売は9月初めだそうです。

一応身バレのことも考え、コンビニなどで売られる一般雑誌などには出ない(AV専門誌というのがあるそうでそうした成人向け雑誌には出るそうです)し今のところSNSの開設やイベントなどはしない予定です。
一応月一で8月までの契約なので、作品が発売される頃には契約を更新するのかどうするのかっていう感じになっているってことですね。
この辺の時間的感覚も意外でした。
できれば1年間くらいは続けられたらいいなと思ってますが、売り上げ次第、なんでしょうね。

禁欲のこと、よくぞ聞いてくれました。
今後のためにセフレとは別れたほうがいいとマネージャーさんからアドバイスをいただいて、確かにばれたときに言いふらされる可能性もあるとのことで旦那にばれたという名目で別れました。
そしてオナニーもせず禁欲生活して過ごしましたよ。
効果は絶大でしたw

お給料は、撮影以外にも専門店?への営業や専門誌のインタビュー?取材?とかそういったものも含めてなんで撮影1回とかではないのですが、100とかそんな感じです。


前回と来週はドラマとかではないので、簡単な台本しかなかったです。
撮影2日間の行程とか、撮影シーンの順とか、一つのコーナー?というか行為のシーンの流れ(脱ぐタイミングとか、脱ぐのか脱がされるのかとか、キス→上半身脱いで胸を嘗められて→クンニされて→フェラをして・・・とか、体位の流れやカメラの位置とかはありました。
入っているところが見やすいようにこのタイミングではこうしてとか、ここでは胸にカメラが寄るから自分でいじってとか、そんな感じでした。
ただ、実際に行為が始まるとそんな余裕はないので実際はほとんど男優さんがされるままに従っているうちに終わってたwって感じです。



>今後のためにセフレとは別れたほうがいいとマネージャーさんからアドバイスをいただいて
確かに、リベンジポルノされる可能性はありますね。
マネジャーとすれば、あのエネルギーは不倫密会のラブホではなく、撮影現場で発揮してほしいですよね。
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人妻がAVに出るまでのドキュメント④

2024年02月28日 | 女装以外の情報いろいろ
この人妻さん、ついに撮影日を迎えました。
ドキドキだったでしょうに、筆致は結構冷静です(^^

一昨日、昨日と撮影に行ってきました。
イメージシーン?グラビアシーン?とパッケージ撮影、SEXは全部で3本番の撮影があったのですが、ものすごく充実した2日間でした。
大きなハウススタジオというんですかね、でメイクさんもついていろんなスタッフさんが細かく対応をしてくれてちょっと芸能人になった気分でしたw

最初の本番は私も見たことのある男優さんでびっくりするくらい上手だったし、あれが凄く大きいだけでなく反ってるので正常位で浅めに挿入されているだけで気持ちいいところに当たるので本当に気持ちよかったです。

ベッドの周りにはカメラさんだけでなく音声さんや照明さんや監督さんやほかのスタッフさんもいて最初は服を脱ぐのも恥ずかしかったですけど、男優さんが上手すぎて行為が始まったら完全に周りのことを忘れてましたねw凄く癖になりそうです。

大変だったことは、フェラでいかせるシーンで男優さんが大きすぎて冗談抜きであごが疲れたし、奥まで入れられるとちょっとオエッてなったり自分のペースじゃなくて台本のペースでしなきゃいけないのが大変だったり、あとカメラが想像以上に近くってそんなに近くで撮るのってくらい近くてびっくりしましたね。

良かったのは、初めての男優さんとのSEXもそうでしたが、4Pで男性3人がかわりばんこに入ってきていってもいっても終わらないので気持ち良すぎてどうにかなっちゃいそうでこんなにSEXって気持ちいいんだって初めて実感したことかな。
ただ、3人の男性を相手にするのは本当にクタクタになりました。

最初は集合場所に自分で行ったんですが、帰りは指定した家の2つ先の駅まで車で送ってもらえたので本当に至れり尽くせりで最高の経験でした。
来月の撮影も頑張れそうです!


>ものすごく充実した2日間でした。
なんか、高校1年生が初めての合宿に行ったような感想ですね。
まあ、これもスポーツ強化合宿の一種とも言えますでしょうか......。
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人妻がAVに出演するまでのドキュメント③

2024年02月26日 | 女装以外の情報いろいろ
この人妻さん、とんとん拍子に仕事が決まっていきます。

都内某所の某メーカーさんの面接に行ってきまして、来月撮影がきまりました。
今のところそのメーカーで4本撮影をするという契約でまとまりました。
来月から月1回撮影が入る流れですが、実際の発売は夏明けあたりだそうです。
驚いたのは、撮影についても、実際の撮影日まで時間があるのでもしやはり辞めたいなどあれば一応だと思いますが、相談できる、と説明されたことです。

あとは撮影までにVIOの手入れはしない(ボーボーにしておいてくださいだそうです)、旦那やセフレ含め禁欲生活をしてくださいとか、結構地味なんだけどいろんなことを約束させられたのが意外でした。
あとは、芸能事務所の方のマネージャーさんから痩身エステ?に通うようにチケット?をもらったので身体を磨いて性欲溜めて待っておけ、ってことなんでしょうね(笑)

良く分かったのは、芸能事務所に所属している芸能人をマネージャーさんがテレビ局や映画製作会社、レコード会社などに売り込んでくれて、そこでそこの方の面接を受ける(多分今回のケースがこれ)、マネージャーさんが持ってきてくれた監督による作品オーディションを受ける(という流れもあるそうですが、わたしの場合は今回の契約が切れるまで不可だそうです)とか、仕組みは完全に普通の芸能界とおんなじなんだなということ。

しかも一つ一つの段階でしっかり考える時間的猶予を与えてくれるので、安心したし、逆に決意が固まって楽しみになってきました。

ちなみに、ほかの女優さんにお会いしたりはしなかったけど、制作会社のなかは超がつく有名な女優さんたちのポスターがたくさん這ってあって、面接した会議室もめっちゃ貼ってありました。
芸能界って感じが満ち満ちていてこれはのぼせ上ってしまいそうだ(と自覚しながら)と思いながら帰ってきました。


>旦那やセフレ含め禁欲生活をしてくださいとか
この注意、やはり重要ですよね。
製作スタッフの細心さんに感心しました。

>今のところそのメーカーで4本撮影をするという契約でまとまりました。
このメーカーさん、たぶんですけど、私の好きな熟女人妻専業のC社さんではないでしょうか。
ここも人気の出た人妻女優さんは半年のうちに、初撮り・ふたたび・みたび・最終章と4本が発売されます。
こういう契約になってるんですねと、納得です。

この項、もう少し続きます。
女装ネタではなくでごめんなさい。

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人妻がAVに出演するまでのドキュメント②

2024年02月25日 | 女装以外の情報いろいろ
今回もAV出演を決めた30代人妻さんのドキュメントです。

今日改めてプロダクションに行ってきました。
結論から言うと、一応AV専門の芸能事務所に所属をすることになりました。
今日は最終確認と、メディア露出のことやNG項目などの打ち合わせをして、宣材写真を撮ってきました。

社内に簡易のスタジオみたいのがあって、メイクさんにメイクしてもらってちゃんとした機材で写真なんて取られたことないのでかなり緊張しましたけど撮った写真を見せてもらってやっぱりプロは凄いなと実感しましたね。

写真は普通の着で正面と横、後ろ向きの全身とバストアップ、下着で同じポーズ、さらに全裸でも同じポーズで撮影してきました。その写真とプロフィールとNG項目などをもってマネージャーさんがメーカーさんに企画単体と単体いう枠で営業をしてくれるらしいです。

割と早く最初の仕事は見つかるんじゃないかといわれて、少し緊張というかやっぱりやめたほうがいいのでは?という気持ちと、期待でドキドキする感じがないまぜになって、まだちょっと興奮しています。

決まったら今度はメーカーに面接に行って撮影の段取りなどが決まっていくらしいんで、また進展有ったら報告します!

けっこうしっかりじっくり話が進むのが意外というか、ちょっと安心してる自分がいます。



>メイクさんにメイクしてもらってちゃんとした機材で写真なんて取られたことないのでかなり緊張しましたけど撮った写真を見せてもらってやっぱりプロは凄いなと実感しましたね。

女装美少年シリーズもそうですね。
普通のイケメンの男の子がプロのメイクさんにメイクされると、あれよあれよと美少女に変身するのです。
あのシリーズ、メイク場面はいらないという書き込みもたまにみますが、私はあれがあってこその女装美少年シリーズだと思います。
(あれ、人妻ビデオから女装ビデオに話が行ってるwww)

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人妻がAVに出演するまでのドキュメント①

2024年02月23日 | 女装以外の情報いろいろ
こんばんわ。
今日は寒かったですね@埼玉

朝は雪が降りました。
昼に郵便局に行きましたが、まだみぞれ。
その後は家に籠って、広島対浦和をDAZNでみておりました。
選手強化した浦和ですが、まだ新チーム。
昨シーズン3位の広島には苦戦し、0-2の敗戦です。

さてさて、敗戦とともにDAZNをプチっと消して、ネットサーフィン。
そこで見つけたのが「ママスタ」
子育て中のママさんたちの情報交換のビックなサイトです。
その中にコミュニティがあり、保育園や育児などのテーマスレがあります。
そこで見つけたんですね。下話というテーマ。
そして、そのなかに「AVにでる勇気」というスレを発見。
30代の人妻(子なし)がプロダクションに応募して、デビューするというプロセスが書かれています。
まあ、このスレ。男性がママさんに成りすまして書き込む例も多いので、眉にすこ--し唾をつけてよんでください。

0.スレ主の最初の書き込み
最近ちょっとしたはずみで赤の他人の大学生の子としたんですけど、旦那とレスだったので凄く良くってもっといろんな人として見たいと思っています。
でも、みずしらずの人は怖いということもあってAVだったらどうだろうかと悩んでいます。
AV経験ある方はいますか?
当方既婚で子供なし、32歳です。

1.次の書き込み
>レディコミの広告を見て、彼女は応募して面接に行ったようです。

面接は言ってしまえば普通でした。ちょっとエロいパートの面接みたいな感じですかね。
履歴書の代わりにプロフィールシート書いて、動機や目標(やってみたいことやどれくらい活動したいか、期間とか頻度とか、今までの性経験やモデル歴や風俗の経験があるかとかSEXは好きか、どんなSEXが好きか、どんなSEXを妄想するかとかもかなり細かく聞かれました。

あと、NGな行為は何かチェックシートがあったんだけど、何のことなのかがわからないものが多くて、そんなに細かく行為がカテゴリー分けされているんだってびっくりしましたね。
それと周囲の同意は取っているのかも聞かれました。

そこから一通り、どんな仕事の種類があるか、この後どうやって仕事が始まるのかなど、細かな流れの説明を受けました。
あとは、そのあと一応体のチェックはありました。
胸のサイズは申告通りか、形はどうかとかも見られましたけど、大事なのはタトゥーはあるか目立つ傷はあるか、シミやアザはあるかなどのチェックらしいです。
あと、ちょっとびっくりしたのはオッパイの形とか張りとかはわかるけど、下の毛の生え方とかあそこの色とかも結構見られました。

そのうえで、仕事の提案をされて面接終了って感じです。
面接官はスーツのしっかりした私と同い年かちょっと上くらいの男性(部長って呼ばれてました)ともう一人ノーネクタイのスーツの若めの男性スタッフ、女性スタッフ(マネージャーさんらしいです)の3人でしたよ。

私から、方針を決めたら連絡する約束で帰ってきたので、なんか言われるほど怖かったりいい加減だったりなし崩し的だったりは皆無で、裸んぼで立ったまま足開いてあそこを検分されたりされたりしたのにはさすがに赤くなったけど、ほんと拍子抜けしました。


面接と身体チェックなんですね。
参考になります。そしてエロい。

この項、少し続きます。
純メのお話です。
ご容赦ください。
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背徳感、この上ない③

2024年02月21日 | 女装子さん語録
関西弁も効果あるようです。
これもあるスレからてです。

この間、久しぶりに女装して抱かれたとき、
「なぁ、自分。俺に抱かれて幸せやろ?」って関西弁で言われて、めっちゃ気持ち良かった。
「もっと欲しがれよ、自分。なぁ」って抱きつかれて、ヤバかった。
私ドMだから、上から発言されるの好き。
それが関西弁だともっと感じる。
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背徳感、この上ない

2024年02月19日 | 女装子さん語録
おはようございます。
1週間が始まりますね。

さて、昨日の続きです。
これも2019年頃の既婚の女装子スレからです。

自分より若い男が自分を年下と思いこんでバックで執拗に突いてくれました。
鏡に映る自分がエロくて興奮しまくり。

一週間のいろいろなストレスが解消していくのを実感してきました。

嫁に申し訳ないとは思っているけど女装セックスなかなかやめられない。

この背徳感。


>一週間のいろいろなストレスが解消していくのを実感してきました。
そう、男という商売、いろいろと大変なんです。
それを男につかれて、頭が真っ白になる。
やめられないですよね。
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背徳感、この上ない

2024年02月18日 | 女装子さん語録
おはようございます。
朝日が昇るのが早くなりましたね。
まと1か月すれば、春分の日。
季節は確実に回っています。

さて、5CHの既婚の女装子スレ(2019年ころ)を読み返していましたから、
いい書き込みがありました。


普段はいいパパで、サラリーマンで幼稚園、小学校の子供がいる36歳と、もう2年付き合ってる。

ロングドレス着て、深紅のルージュにロングのウイッグをつけると、すっかり美貌の高級娼婦。

縛って後ろから犯しまくると、まじ泣きしながら何度もメス逝きする。

こっちも大学生の息子がいる所帯持ちだから、お互いだけの秘密にしてる。

背徳感この上ない。


この背徳感が、女装LOVEの醍醐味であり、脳内麻薬なのであります。
コメント (3)
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昭和43年『風俗奇譚』の女装小説『蒼い岩漿』⑩

2024年02月17日 | 女装小説
いよいよ最終回です。
伸子は大場の加虐に愛を感じながら眠りに落ちていました。

“女”の身だしなみ

大場の体の重みで、伸子は深い眠りからさめた。情事の後のけだるさと快感の余韻がま だ全身に残っていた。 責め疲れた大場は、やや衰えてはいるが、それでもまだじゅうぶんに硬度を残している それを、伸子の後ろに密着させたまま、快い 寝息をたてていた。
伸子は、大場の眠りを防げないように静か に体を離すと、ベッドの外に出た。
激しかったプレイを物語るように散乱しているかずかずの責め道具をかたづけてから浴室に入った。浴槽の間はすっかり冷えていた。 あまり大きな音を出さないように気を配りな がら、新しい湯を入れ替えて、静かに体を沈めた。

高い位置につけられた窓から見える夜空が 夜明けの近いことを教えていた。
伸子は肩まで湯の中に改め、現在の充実した生活に満足していた。最初のうちこそ、変形された大場の愛情の表現にとまどいを覚えたが、巧みな大場の飼育に助けられ、どのような加虐的な責めも受け入られるように育てあげられた自分を、持って生まれたマゾ的な性格のものだけだとは思っていなかった。 打ちおろされる一振りの鞭にしても、その中に大場の自分に対する愛情がこもっていなかったら、おそらく肉体に加えられる鞭の痛さに耐えることができなかったであろう。
献身的な伸子の行動は、自分への愛情を信じ、大場への愛の芽をそっと伸ばしたいと願いと心情のあらわれだった。

伸子は体にバス・タオルを巻いて三面鏡の前にすわった。
湯上がりの肌に化粧ののりはよかった。
極限にまで責め抜かれ、乱れた顔を直し、 新しいパンティーとブラジャーを身に着けた伸子に、愛情を疑わない若々しい張りがあっ た。何年間かの百合江との結婚生活が、どのような行為が男性にきらわれ、どうすれば男 性によい感情を得られるか、貴重な体験となっていた。

閨房のベッドの中で迎える朝、化粧のはげた女性の姿を見た時、急にしらじらしさを 覚えるのが男性の常だった。前夜の情事の営みが激しければ激しいほど、哀れた女の寝顔は見苦しいものだった。
それを知っている伸子は、夜を迎えた時とか同じ美しい姿で朝も迎えたいと願っていた。
夜明け前に一度起きて鏡に向かうのも、そ のためだった。創造された偽りの女性像であ るだけに、細心の注意をはらっていた。そういった伸子の気持ちが、なにげないしぐさの一つ一つにあらわれて、大場の心を大きくひきつけていた。

伸子は、完全な女性になりたいと願っていたが、男性の身である自分に悔いてはいなかった。男性であるために、冷静に女性を見つめ、理想の女性像に近づけるのだ、と信じていた。
すべての女性は男のためにあるといっても 過言ではない、と思っていた。
男の愛玩具になりきり、男が満足したとき初めて女のよろこびが生まれるのだという気持ちが、苛酷な大場の加虐に耐え、みずからも官能の世界の中で果てることができる原因だった。

快い香水の香りを漂わせながら、伸子は再びベッドの中に入った。無意識のうちに大場が体を開いて伸子を迎入れた。
伸子は大場の胸の中に顔を埋めながら、静かに目を閉じた。
幸福感の絶頂にあった。完

出所 風俗奇譚 昭和49年3月号~4月号


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男性であるために、冷静に女性を見つめ、理想の女性像に近づけるのだ、と信じていた。
すべての女性は男のためにあるといっても 過言ではない、と思っていた。
男の愛玩具になりきり、男が満足したとき初めて女のよろこびが生まれるのだという気持ちが、苛酷な大場の加虐に耐え、みずからも官能の世界の中で果てることができる原因だった。
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この最後の文、奥が深いですね。
これを言いたいがために作者・鹿島一人氏は伸一を伸子にし、そしてロープ、蝋燭、バイブというフルコースでその官能を花開かせたのかもしれません。
簡単でも結構です。
ご感想などをコメントでいただければ幸いです。
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昭和43年『風俗奇譚』の女装小説『蒼い岩漿』⑨

2024年02月16日 | 女装小説
加虐嗜好者の大場社長は部下の秘書・伸一(伸子)へのハラスメントを続けます。
令和の今では不適切にもほどがある?所業です。

★ロウソクまみれ

伸子の体内でバイブレーターは相変らず規 則的な振動を続けていた。
大場は、伸子の体にびっちりとはいている サポーターを脱がした。窮屈な生ゴムの下で、 怒張を許されなかった伸子のそれは、外気を吸い、たけり狂ったように隆起していた。
大場は、伸子の両足を広げて限界にまで開股し、ベッドの両端に足首をロープでそれぞ れ固定した。人の字型に拘束された伸子は、 身をよじり、屈辱的なポーズに耐えていた。

まつげを伏せ、唇をかみしめて恥辱に耐える表情も、縄目を肌に食い込ませ、精力的な大場の責めを甘受している姿態も、すべて完 全に女性的なふん囲気の中で、張りつめた男 性の部分が妖しい倒題の中に大場を酔わせ、新たな嗜虐心を高ぶらせた。
ロウソクに火をつけ、伸子のそこに近づけ ようとしている大場の顔からは、いつもの温 厚な表情は消え、獲物をもてあそぶ残忍な目 つきで伸子を追い求めていた。
左手で伸子のそこをわしづかみにすると、 右の手で持ったロウソクを横に倒しながら炎 を近づけた。熱いロウのしたたりが伸子の先端を襲った。

「あっ、あつい..」
一度したたり出したロウは、とどまること を知らず、流れるように次々と伸子の柔らかい皮膚を刺激した。肌すれすれに近づけられ たロウソクが伸子に与える熱さを倍増していた。」
伸子のそこが、石膏(せっこう)細工のようにすっぽり包まれ凝固するのに、さほど時間 はかからなかった。しかし、大場の責めは休むことなく、内ももに、さらにわき腹にと、伸子の柔らかい皮膚をねらって、炎を近づけた。

「お願い。やめて・・・」
不自由な体を波うたせ、苦悩にあえぐ伸子も、すでに被虐の限界に来ていた。それは同時に、快感の絶頂に達しようともしていた。 倒した陶酔の中で、伸子はもうろうとしていた。

大場は、伸子のもものつけ根に炎を押しっ けてロウソクを消した。
「ゲエー」
激しい悲鳴と共に伸子は完全に意識を失っていた。バイブレーターが取り除かれた。陰毛を焼く動物的なにおいが、わずかにたちこめ、閨房(けいぼう)の中に静寂が戻った。 内ももにかすかなけいれんを残し、ベッドの上で横向きにしている伸子の顔に、数本の 黒髪がからみ、情事の後の女性が持つ美しさを映し出していた。

長時間にわたる加虐に快い疲労を感じてい たが大場は、伸子の体に巻きついている縄を解き、軽々と伸子の体をうつむけにさせた。
失神している伸子の体を自由にあやつり、腹の下にまくらをあてがい、両足をやや開き かげんにすると、その上から自分の体を重ねた。
背後から、体内の奥深く大場を許した伸子 は、意識の外で、
「うう……………」
と、かすかなうめきを発した。

吸いつかれるような、あるいは締めつけら れるような感覚に満足しながら、初めは徐々に、そして次第に激しく、大場は上下の運動を加えた。
責め抜かれ、ついに耐えきれずに失神し、 死んだようにベッドに体を沈めている伸子を自由にもてあそび、最後の追い討ちをかける ように激しい動きを続ける大場は、サディスト としての満足感をじゅうぶんに味わっていた。

やがて大場も果て、伸子の上で全身の力を抜いた。
青い照明の閨房で、大場の体からわき出し たどろどろとした岩漿(がんしょう)が伸子の 体内に広がり、大場のそれも包んだ。
激しかったプレイの後で二つの体は完全に溶けあっていた。
出所 風俗奇譚 昭和49年3月号~4月号


>大場の体からわき出し たどろどろとした岩漿(がんしょう)が伸子の 体内に広がり
ここから『蒼い岩漿』という題名となったのですね。
そしてベッドルームは妖しい青い照明なのですね。
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