女装子愛好クラブ

女装小説、女装ビデオ、女装動画、女装記事などを紹介していきます。

美魔女の駒田奈美さんのインスタに萌える

2020年08月31日 | 女装以外の情報いろいろ
美魔女の駒田奈美さんのインスタに萌えたのは、




そうです







ストッキング素足だったからです



素敵なニットのワンピースをお召しになっているのに、御脚はストッキングを穿いているのに、靴を履いていないんです。


このアンバランス、萌えますよねぇぇぇぇ





わかるかな、

わからねぇだろうなぁぁぁ



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美魔女の駒田奈美さんのインスタに萌える

2020年08月30日 | 女装以外の情報いろいろ
オスカープロモーション所属の美魔女・駒田奈美さんのインスタが目に留まりました。 武雄温泉の高級旅館にお泊りになり、部屋にある露天風呂を堪能されるようです。 その写真を見た私は、ゾクゾクっとしてしまいました。 「ゾクゾクしたのか、熱発じゃねえか」 「37.5度以上が4日続いたら保健所に行けよ」 ちゃうちゃうちゃうって。 さて、私はこの写真のどこに萌えたのでしょうか?→★ コピーライトの関係でお写真が載せられないのが残念!
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私は今高校1年生で、最近暑いので制服の夏服を着ているのですが、白の半袖のセーラーなのでブラジャーが透けやすいです。

2020年08月29日 | ★下着&ランジェリー
8月も終わりだというのに、熱帯夜。
ここ数日は実に暑かったですね。
晩酌に缶ビール2本に泡盛のロックを飲んで、いい気持ちになって寝ましたが、2時に暑くて暑くて目が覚めました。
布団はまるで岩盤浴のようです。

これだけ熱いと男も女も薄着ですね。
でも女性は下着が透けてしまうという悩みがあります。
2005年に教えてgooにあった相談です。相談主は女子高校生です。

私は今高校1年生で、最近暑いので制服の夏服を着ているのですが、白の半袖のセーラーなのでブラジャーが透けやすいです。
下着は水色系統の色が好きでよく着けていますが透けるのが気になります。
友達にはブラジャーが透けるのは仕方がないから気にしないって子もいますが、私はやっぱり気になります。
でも透けブラ対策にベージュのブラはおばさん臭くてイヤだし、制服の下にタンクトップを着ると暑いのでイヤです。
この2つのほかに透けブラ対策ありますか?


これに寄せられた回答が12件。
先輩女性が親身に回答されています。
ほとんどがキャミソールがいいのでは?というアドバイスです。
回答はこちらをご覧ください→★

2005年に高校生だった彼女もいまは30歳。
ご結婚されてお子さんがいるでしょうか?
それともワーキングウーマンとして颯爽と歩いているでしょうか。
そして透けブラはいまでも気になっているでしょうか?



【 透けない シャツ 】カジュアルにも着こなせる レディースワイシャツ

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『シンデレラバスト』

2020年08月26日 | ★下着&ランジェリー
何気なくネットサーフィンしていると『シンデレラバスト』というワードが出てきました。
さっそくアクセスすると『feast(フィースト)』というAカップからの小さなバスト専門のランジェリーブランドでした。

ブランドのトップページにはデザイナーからのメッセージが熱く書かれています。

feast(フィースト)が誕生するキッカケはデザイナー ハヤカワ五味自身の悩みでした。
「どうして胸が小さいだけで、こんなに悩まないといけないんだろう。なぜ下着も可愛いものを選べないのだろう。」
そう、Aカップなど小さい胸だとお店でワンサイズ上の下着を買ってくれと言われることも多く、たまたまサイズの合いそうなブラジャーを見つけた場合も、多くは谷間を作ることが目的のもので結局谷間ができないと可愛く見えないようなデザインのものばかりでした。

そこでハヤカワが提唱したのは「シンデレラバスト」というワード。
シンデレラバストとは、AカップやAAカップ、Bカップだけどアンダーが細い…など、多様な“小さい胸“のことを指しています。靴のサイズが小さいことを「シンデレラサイズ」と呼ぶことから来ています。
それまで小さい胸のことを指す言葉といえば「貧乳」がメジャーだったかと思いますが、「貧しい」という単語が入っている以上ネガティブなイメージは避けれません。ですが、本来はどの胸の大きさが美しいなどといった絶対的な基準はないはずですし、全ての女性がより自分自身の自然な姿に自信を持って良いと私たちは考えております。
その点で、シンデレラバストという単語には、feastが示す「ありのままの状態をより美しく魅せる」という思想が詰め込まれています。
  出所 同社HP 


残暑が厳しいいま、会社でも通勤の電車でもふくよかなバストの女性はブラウスでもニットでも堂々として歩いています。
しかし、プチバストの人はどこか寂しそうにワンピースを着ているように感じます。
そうした彼女たちに「ありのままの状態をより美しく魅せる」という自信をこのブランドはプレゼントしようとしているんですね。

feast(フィースト)さんのHP→★
オンラインショップ→★
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『性鬼伝』からキャンディ・キャンディこと塩崎雄三氏のモノローグ

2020年08月25日 | ★女装の本・雑誌
ちょっと順番が後先になってしまいが、『性鬼伝』からキャンディ・キャンディこと塩崎雄三氏のモノローグを引用します。
インタビューからこうしたモノローグにまとめる技術はやさしいようでかなり難しいものです。
こうしたところに、ルポライターの技が光ります。

 真夜中、寝しずまった頃に周囲の物音や気配に注意しながら女性の下着をそっと身につける瞬間、これがたまらなくいいですね。
 フリルやレースで飾られた純白の下着を肌に押しつけるともうすごく気持ちが落ち着いて、ああ、このまま、ずうっとこうしでいたい、ああ、やめられない、と、ちょっと自虐的になるところもゾクゾクします。

 女装マニアは、女の格好をするのがたまらない快感でね。女になりたいとは決しでおもわない。
 女になりたい人はニューハーフやゲイ、オカマ、ホモとあちらはすべで女になりたい願望の人たちでね。女装マニアは、まず男であるというのが前提・だからヘンな話、大の女好きなんです。女が好きで好きでならない。
 でも男だからと開きなおっているわけ。
 僕は男は嫌いですよ。男との肉体関係は考えただけで寒気がしてダメ。やっぱりあのふくよかなオッパイラインとやわらかな肉づきの方がはるかにステキです。(略)
 まあ、一種の深いビョーキみたいなものです。だってこんな毛むくじゃらのオッサンが女性の格好をして町をあるくんですからビョーキそのものじゃないですか。
 このビョーキは絶対に治らない。治らない代わりに死ぬような切羽つまったキケンがない。でもタチが恵くてねえ。一度、かかるとやめようとおもっでもなかなかやめられない,困ったピョーキで治療法がないんですから。

 ボクはこの深いビョーキになっでから十三年目になるんですよ。幼い頃の軽いビョーキから数えると三十年以上の女装病でねえ。何回、やめようとおもっでも結局は自分に負けちゃって。
どうせ、やめられないのなら楽しんじゃえばいいんじゃないか、と。堂々と開きなおると、目茶目茶、楽しいんです。コノ世界は。

 週末の日曜日が盛大に女装が楽しめる日でしでね。住まいの近くに秘密のアパートを借りでいるんです。
 そこで女装メークしでからカツラをかぶり、好きな洋服を着でからお出かけをするんです。
 出来上がりを鏡に映しで化粧直しとか、着こなしを点検しているときは男の脳ミソで女の自分をみている感じ。それもドキドキするくらいステキな瞬間です。
 とにかく化粧のノリがよかったり、セーラー服の着こなしとかがうまくゆくと、もうバラ色になっちゃう。嬉しくて、嬉しくてね。さあ、やるぞ、と浮き、浮きしで、正直、男からプッツーンなんですよ。
                     『性鬼伝』いそのえいたろう著 1997年 徳間文庫


>出来上がりを鏡に映しで化粧直しとか、着こなしを点検しているときは男の脳ミソで女の自分をみている感じ。それもドキドキするくらいステキな瞬間です。

男の脳ミソで女の自分を見る。そこに快感が溢れる。
ここがたまらないんでしょうね。
こういう一言を引きだすのもインタビューアーの力です。


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風俗ライター いそのえいたろう氏による日本女装風俗史2

2020年08月24日 | ★女装の本・雑誌
昨日の続きです。

 こうした女装クラブやバー形態は、どちらかというとマニア主体の同好の士を中心に。身内主義で、あまり外部からの人を良しとせず、人数を増やさず、会員制クラブ終始した。しかし、昭和五十五年になると女装のお遊びに一大ルネサンス襲来である。より多くの人により安く、しかもレジャー感覚の女装クラブの誕生という女装世界の黒船ともいうべき大衆商法が躍り出てきたのである。

 東京・日暮里に産ぶ声をあげた「エリザベス」のコスチュームエロスは時代の性の多様化とともに絶大なる支持を集めた。
 貸し衣裳、ロッカー完備、つまり身ひとつで女装が楽しめるという画期的なコンセプトは女装マニアとそれにつづく予備軍や潜在的なマニアを釘づけにしたといっていいだろう。
無手勝流というのは大げさだが、「エリザベス」の掲げたレジャースタイルの女装は、それまでの日陰的なマニア遊びから忘年会の二次会のノリで今日に至るわけだ。

 仕掛人は、田中稔だ。この人は大人のオモチャ業を営む野心家で奥さんが廃業した洋品店の在庫処理に困りはててヒネリだしたのが女性洋品の通信販売だった。

 「ふいに浮かんだのが性犯罪だった」というから面白い。新聞の三面記事には下着ドロや痴漢がウヨウヨ出ている。時あたかもテレビ番組の「ウィークエンダー」の下ネタレポートが人気を博していたこともヒントになったようだ。

 何故、下着ドロや痴漢がなくならないのか。と自問自答した答えは「性犯罪予備軍」の存在とそうした趣味の「マニア多数」と捉えたあたりが慧眼でもあるだろう。江東区の性犯罪を調べあげた。一ケ月三十四件。年間、四百件の犯罪件数と下着の因果関係の行きつく先は、公けに出来る「女装の店」となって少数は必ず多数にすりかわるという田中の狙いどおり、「エリザベス」は、飛躍大発展を遂げる。手挟な日暮里から神田神保町にビルー棟ごとの女装会館として華々しくオープンしたのが昭和五十五年八月である。雲霞のごとく濁流となって女装趣味の人に迎え入れられた。

 それ以降の「エリザベス」の支店網は東京を拠点に名古屋、大阪へ拡大一途。その余波を受けて大阪には平成三年女装クラブ「パレットハウス」が開店した。
 おそらく現在、マニア系やレジャー感覚の女装の店、つまりは女装オミズは全国に大小、四、五十は下らないだろう。
 性犯罪の抑止力になったかどうかは定かではないが、性の多様化と情報化の進んだいま女装という翼をひろげる場所にことかくことはないのは是とするべきだろう。

 やりたいことがやれる時代はいいことだ、といってしまえば簡単だが、忌み嫌われた女装倒錯者にとって、いまの時代は、風通しのいいことだけは確かなようであるだろう。
      出所 『性鬼伝』いそのえいたろう著 1997年 徳間文庫



>忌み嫌われた女装倒錯者にとって、いまの時代は、風通しのいいことだけは確かなようであるだろう。
このルポが書かれたのが1990年代後半。
それから四半世紀が経った現在、女装愛好者にとっていまはどのような時代なのでしょうか。


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風俗ライター いそのえいたろう氏による日本女装風俗史

2020年08月23日 | ★女装の本・雑誌
8月20日にいそのえいたろう氏の『性鬼伝』をご紹介しました。
この本では男芸者の真沙緒姐さん、キャンディキャンディの塩崎雄三氏をルポしています。
そして、いそのえいたろう氏は戦後の日本女装史をまとめています。

私はこの『性鬼伝』を軽い風俗ものと考え、amazonで取り寄せましたが、女装については専門外であるいその氏がこれだけ詳しく女装風俗史をまとめていたことは嬉しい驚きでした。

 ニューハーフ、オカマ、ゲイ、ホモと男好きの世界は覆い隠すべくもなくいまや堂々と独り歩きの感がある。
 おそらくこうした男の欲望世界は潜在的なものを含めると二百万人、いや三百万人、いやもっと実数は上をゆくだろう。現在、ニューハーフの専門雑誌は『シーメール白書』
『シーメルラブGOLD』『ニューハーフクラブ』と三誌が五万邦市場を狙い撃つ。ホモ系では『薔薇族』『サムソン』『アドン』『ザ・ゲイ』のうち今年に入って二誌が廃刊したとはいえホモ雑誌の市場は、十万邦を超す。女装専門誌は『くいIん』『ひまわり』と同人誌的色彩が濃く、部数的には五、六千部と低調だ。

 女装の歴史を撒っていくと日本の女装の黎明期とは一体、どこなのか興味深い。
 古くは江戸時代には夜鷹といって立ちんぼの娼婦の中に女装した男がいた、という記述がある。頭に頭巾や手ぬぐいをかむり着物を隆と着こなし、女姿で立ちつくし、ねえ、遊んでおくれよ、と行きかう男に声をかけて薦をひいた上で多分、素股のような処理作業をしていたのであろう。

 江戸時代に女装の趣味が栄えたとしても一向に不思議ではない。一説には船影かの世界には、その手のある人たちがいたのもうなずけるところだ。
 明治、大正に入って女装趣味の人はSMの世界にまぎれこんでいたようだ。
 団鬼六氏の著作『外道の群れ』という文中にはかなり詳細に女装趣味の人が描かれている。

 「女装倒錯というのは一般的にオカマと同様におもわれがちだが、それとはまったく異質なものである。一種のナルシズムにつながるだろう。女装した自分に自分が酔いしびれて恋愛感情まで抱き、また性愛の感情として女装した自分をみつめることが出来る。

 この世で一番、好きなのは女装化した自分であって、自分を自分の永遠の恋人と見なしてしまうのだ。対象が自分だから愛情の裏切りもなければ心変りもない。
 恋い焦れる対象が自分自身という点では塩崎雄三も同類だ。

 女装の歴史は昭和二十年代の前半、東京・新宿や大阪・ミナミには立ちんぼの娼婦の中にその種の人たちが潜んでいたようだ。
 女装のメークから衣裳の着こなしを娼婦に教えてもらっていたI群がいたようである。いわばプロ娼婦の妹分のような形で客をとっていたかもしれないし、そういう恰好をすることを楽しんでいたのであろう。

 確たる歴史的資料がないから推測の域を出ないが、こうした系譜の流れをくんだものが昭和四十年代の前半、東京・新宿の三光町花園街に誕生した「富貴クラブ」だ。鎌田意好という中年紳士が女装専門店のパイオニアとされている。但し、オカマやホモもSMもOKという、やや男色家の傾向も兼ねそなえていたから単純な女装だけではなかった。当時の関係者によれば先輩が初心者に。手ほどきをする〃という男色の世界であったようだ。

 鎌田意好なる人物は、自らは女装をせず、御意見番的存在として「キミはオバケだ。もっとおしとやかに」などと助言することで悦に入り、そうした趣味の人たちをそばにおくことを好む。はべらせ趣味でもあったようだ。
 当時としては画期的な「富貴クラブ」は大いにはやり、従業員も全員、その趣味の人だった。

 その従業員の中にいた当時三十八歳の絶世の美女、加茂梢という人物が枝分かれして女装一本の店を昭和四十二年に新宿三光町十四ノ四九、現在のゴールデン街、花園町に開店した。バー「ふき」これが女装専門の店として歴史的なてヘージを刻むのである。『風俗奇譚』の昭和四十二年四月号に開店広告が認められる。この人物は読売新聞社の輪転機をまわす職人だったが周囲へのフレコミは、新聞記者を吹聴していたそうだ。

 「富貴」をもじった「ふき」の店名のことで鎌田意好とモメたあと、店名を「梢」に変更し、昭和四十七年に閉店するが、この時期、大阪・阿倍野には「唄子の店」が華々しく開店していた。『風俗奇譚』への開店広告は昭和四十三年十月号に現住所として大阪市阿倍野区共立通り一-十-十八とある。ホモと女装とSMの会という主旨。オーナー店主は、堺市の鉄工所の御曹子で年齢五十代前半の細身の体に着流しを好み、着流し女装として人気を博したとか。

 この人物を中心にして女装趣味の輪は大きく広がりをみせた。「唄子の店」へ出入りするマニアは急増した。そうした人に躾やマナーから化粧、着つけを厳しく指導したのが通称、唄子だった。この唄子の店の従業員はバラエティーに富んだ個性派が多くいた。
 レズ担当、ホモ担当、女装担当の係がいて後に独立した店で今日にも至るのが「ローマン」(大阪・梅田茶屋町)はホモ担当の軍服姿の四郎さんが昭和五十四年に開店させた。
レズ担当だった北玲子さんはミナミに「北」を開店、ホモ系では池田某が南森町に「バラトーク」を開店。名古屋には美島弥生さんの「美しま」と、唄子系の人材は昭和・平成と今日の女装の系譜を受け継ぐ主力となった。

 東京勢は「富貴」の元従業員たちが独立した形のものでは「ジュネ」や「和」「嬢」がその系譜につながり、現在も活況がつづく。

      出所 『性鬼伝』いそのえいたろう著 1997年 徳間文庫


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きさま、にせものだなっ。やっぱり思ったとおりだ。男の子が女に変装していたんだ。きさまなにものだっ?

2020年08月22日 | ★女装の本・雑誌
子供たちが小学校に並んでいく姿を見るようになりました。
夏休みも終わりですね。

夏休み、本好きの子は図書館で江戸川乱歩の『少年探偵団』シリーズを借りてきて、縁側に寝転がって読みふけったものです。
しかし、少年探偵・小林くんはなんども女装して怪人20面相と戦ったのです。

女装した小林少年を堪能したいと思うなら、一番のお薦めは『魔人ゴング』です。

小林少年は女装して魔人ゴングの隠れ家に潜入します。
白いジャケットとミディアムロングのスカート、白のパンプスです。


しかし、ゴングは彼の女装を見抜き、襲い掛かり、カツラを外して、気絶させてしまったのです。
それがこのシーンです。

まもなく、廊下に足音が間こえてきました。だれか、やってくるのです。
ドアのとってが、外からグーとまわされました。
小林君は、いっしょうけんめいに、とってをにぎっていましたが、外の力のほうが強くて、とうとう、パッと、ドアがひらきました。
「きさま、女ににあわない、だいたんなやつだなっ。……ひょっとすると……」
 とぴこんできて、やにわに、どなりつけたのは.あのいやらしい怪物ゴングでした。
 かれは何を思ったのか、ツカツカと、小林君のそばによると.ランランと光る目で、じっとその顔をにらみつけていましたが、ヒョイと手をのばしたかと思うと.小林君の髪の毛をつかんで、いきなり、かつらを、めくりとってしまいました。
 すると、マユミさんにばけた女のかつらの下から、小林君の少年の頭が、あらわれたのです。
「きさま、にせものだなっ。やっぱり思ったとおりだ。男の子が女に変装していたんだ。きさまなにものだっ?あっ、わかったそ。小林だな、明智の弟子のチンピラ探偵だなっ。ちくしよう!おれを、まんまといっぱいくわせやがった」
  出所 『魔人ゴング』(江戸川乱歩著)ポプラ社


そして、ゴングは女装したままの小林くんをブイに閉じ込めて隅田川に流してしまったのです。
ああ、小林君の運命は...。可愛い部下のピンチに明智探偵は救いに来るでしょうか....。
(なんか、紙芝居風になってますね。語り口が)

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男性用のワンピースがあってもいいのではないですか?

2020年08月20日 | ★女装の本・雑誌
8/19の続きになるのかなぁ。

昨日の書き込みに関連して、ジェンダー関係の本を調べていたら「男性用のワンピース」ブランドを作ったブローレンヂという会社の起業物語を見つけました。
面白そうなので、さっそく読んでみることにします。
未読でみなさんに情報を上げるのはゴメンナサイですけど、
ブログにアップしておくと、自分が忘れないものですから m(_ _)m 


「ジェンダーフリーの洋服ブランドを起ち上げたい!」
お金も、知識も、技術もないところから始まった挑戦は、苦闘の末に思いがけない味方を集め、果ては歴史ある東大安田講堂で前代未聞のファッションショーを開くことに!?
ごく普通の(?)専業主婦が、男性的な骨格の人もきれいに着こなせるかわいい洋服ブランド「ブローレンヂ」を起ち上げ、さらなる成長を続ける姿をありのままに綴った、等身大のビジネス起業奮闘記。



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今晩は、とお座敷に出ますでしょう。するとオトコの身体の中にですよ。こんどは子宮がついたみたいに女っぽく、いや女そのものになりきれるんです。

2020年08月20日 | ★女装の本・雑誌
1997年に徳間文庫から刊行された『性鬼伝』(いそのえいたろう著)には女装者が2人取りあげられています。
とりはキャンディキャンディとなって街を行く有名な女装者・塩崎雄三氏。もうひとりは向島で名物となっているオトコ芸者・真紗緒姐さん。
いそのえいたろう氏は11PMなどで風俗レポートをしていたベテランの風俗ライターです。
そして、この本も女装者だけではなく、縄師・ボンデージ師・ボディピアス師と多士済々。20世紀末の東京の性風俗を丹念にルポしています。
今日はオトコ芸者の真沙雄さんのところは抜粋してみます。
ただ、これはこの本のごく一部だけ。
奥の深い本です。
興味のある方はぜひamazonやブックオフで手に入れて読んでみてください。

向島名物オトコ芸者 真沙緒
 お座敷に出る前に化粧をしていると不思議ですね、もう何もかも怖くない。根は赤面症で人見知りするのに、ヅラをつけて芸者の姿になりますでしょう。
 そうすると鬼に金棒ですのよ。まったく敵知らずの気持ちになってしまいますの。何かが乗り移るんでしょうかねえ。
 女という仮面をつけると強くなれるなんてオカマじゃないと味わえないでしょうね。
 そして今晩は、とお座敷に出ますでしょう。するとオトコの身体の中にですよ。こんどは子宮がついたみたいに女っぽく、いや女そのものになりきれるんです。
 オカマは毒々しくトゲっぽいけれど、芸者になりきるとそれこそ生理が始まったんじゃないか、と歩き方も小股になって、手先までも女っぽくなれるんですのよ。 で、 あたし、オトコ芸者でございます、と、天高く宣言していますから向島界隈ではちょっとは知られているんでございます、でもオカマと知らないべお客さんの場合、少々まごつきますわ。
 正体バレだ方がやりやすいんですがね・まったくバレずにいるとかえって疲れてしまうんですのよ。
 お酌して、話の腰を折らないようにハイハイとうなずいているうちに男声でございましょう。
 えッ、お前、まさか。オトコじゃなかろうか、とちょっぴり不審な目つきを素早く見とるともう隠さず、スミマセン、オカマなんです。チンチンのついたオトコー身づくろいは女でもオトコでござい、とやると遂に、そうか、偉い、なんていわれてチップのひとつも頂戴することが多いんです。
 キレイな芸者さんは天然物でございましょう。あたしは人工加工ですから、とてもとてもかなわないけれどあたし、ひとつだけ自慢出来るのは芸者衆にはとうてい出来ない道化の役どころは全部引き受けておりますの。
 バカだ、間抜けだ、どうぞ存分にいって下さい。世の中の愚痴、不平不満、あたし、全部お引き受けしております。そりゃ、オカマですからお客さまのウサ晴らすのが大切なお仕事ですからね。
 いいんです。一晩パーッと気分よく過ごしていただくためにあたし、道化も大切な芸だと信じておりますからね。
 オトコ芸者は何も怖いものがないんでございます・犯されようとも犯される道具を持っていませんしね。
 アハハ……あたし、花街で一番、怖いものなし。矢でも鉄砲でも……とおもっておりますのよ。あら、あら、男っぽくなってしまって、ごめんなさい・色っぽくすましているつもりが根がガラッハチっていけませんねえ。
  出典『性鬼伝』いそのえいたろう著 1997年 徳間文庫


真沙緒姐さんはゲイボーイから芸者に転身?されました。
「子宮がついたみたいに女っぽく」....。
すごくいい表現ですよね。
感服です。




amazonではkidleにはなっていないですね。
古書だけのようです。

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