ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

心の奥

2016-11-13 | ほとほと日記
今日から3日間は仕事です。

今日は特にストレスが強く掛かる仕事の予定はないのに、やはり憂鬱です。

今のホームでは、「しくじれない」という感覚が前職場よりずっと強いので、仕事の前は不安が高まるのでしょう。


そして、「いずれ来る孤独と貧困の日々に自分は耐えられるだろうか?」という寂寞とした不安があります。

これから節制しながら歯を食いしばり何とか定年まで勤めたとしても、両親はもうこの世にいないかも知れません。

残されたのはわずかな貯金と少ない年金。

私には家もありません。

年をとれば身体も萎んでいきます。

そんな甲斐性なしの爺さんを誰か相手にしてくれるでしょうか?

私がいつも唱える「今日一日」という言葉も、そんな近未来の現実的不安を直視しないための呪文なのではないか?


でもやはり、今日一日という言葉しか私には浮かびません。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康に過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。