ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

ある訃報

2015-09-25 | ほとほと日記
今日と明日はお休みです。

昨日、「雨にならなければいいな」と書きましたが、今日の東京は一日中雨でした。
もちろん、布団は干せませんでした。
午前中は五十肩のリハビリ、午後は歯医者という通院デイでした。
ある意味ではとても典型的な休日とも言えます。

整形外科でリハビリの順番を待っていると、待合のテレビが川島なお美さんのことを伝えています。
朝のワイドショーのようでした。
山田邦子さんたちが故人の思い出を語っています。


私が川島なお美さんの存在を知ったのは、女子大生アイドルとして注目され始めた頃でしょうか。
今から考えると不思議な感じですが、三十数年前には「女子大生タレントブーム」というのがありました。
川島なお美さんはその代表格の一人だったような記憶があります。

彼女の人気が広く定着したのはもっと後年でしょうが、私は1990年頃から20年くらいテレビを持たずに生活していたので、よくわかりません。
ただ、女優としてだけでなくワイン通としても名を馳せている様子に「大物感」を感じていました。

つい先日、ネットニュースで見た彼女があまりに痩せていたのに驚きました。
ほどなくこの訃報ですから、最晩年まで仕事をしていたことに、また驚きました。
余命をかなり前から知らされていたと聞いて、強い精神力を感じました。


私は川島なお美さんのことはほとんど知りませんでした。
それでも訃報を聞くと、三十数年前の身の回りことなども思い浮かべて、感慨深いものがありました。
華やかな世界の縁遠い印象の方でしたが、ほぼ同世代だったことを改めて確認し、少し近しく感じたことです。