ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

10月の真夏日

2013-10-08 | ほとほと日記
今日は朝から蒸し暑かった。

私は半袖ポロシャツ、短パンに裸足サンダルという真夏スタイルで外出したが、全く問題なかった。

全国で真夏日のところが多かったという。そして明日もこの気候が続くのだという。

これもまた異常気象らしいが、こうもしょっちゅうでは、「異常が恒常」になってしまう。


先日NHK のニュース解説番組で、異常気象と人間の生産活動に関する国連の科学者たちの警鐘を取り上げていた。

世界的な異常気象と人間の生産活動がもたらす地球温暖化との因果関係に関しては、以前から指摘があった。

しかし一方で、温暖化なんて地球環境の自然な循環に過ぎない…とか、二酸化炭素排出による地球温暖化を大げさに煽り立てる原発推進派のプロパガンダだ…という声もあった。

しかし今年、国連機関の横断的な分野の科学者たちが、異常気象は人間の生産活動による海洋の温度上昇によるものであり、放置しておくと今世紀末には世界中に壊滅的な被害をもたらす…という報告書をまとめたという。

それを見ていて「やはりそうなんだなあ」と案じながらも、「どうせ今世紀末には生きていないし」とも感じている自分がいた。

子供がいないと、自分がいなくなってからの世界についてはどうしても投げやりになるというか、想像する手掛かりがなくなる。


まあそれでも、今日のようなヘンテコな天候だと、また「異常気象」がチラリと頭に浮かんで「イカンな」と思いますね。

薄着で済むのは洗濯も着替えも楽だから悪くないけど、10月の真夏日なんて風情が無さすぎるものね。