goo blog サービス終了のお知らせ 

ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

能力的必然

2018-08-21 | 独居中高年
今日は4連勤の3日目です。


昨日は、ご家族同行の受診対応が午前中いっぱいありました。

とても要望の多いご家族なので疲れました。


家に帰ると本当にぐったりします。

夜、1缶のハイボールと簡単な食事を済ませた後、布団に横になってスマホを眺める一、二時間が唯一の息抜きです。

ほんのささやかな楽しみですが、「これで良い」と思っています。

新しい楽しみや刺激を求めるよりも、とにかく自分と家族が何とか無事に過ごすことを望んでいます。


そう考えると、結婚をし、家を買い、子供を産み育てている「普通の人々」は本当にタフな人生を歩んでいるのだなあ…と思います。

私はそんな山河を渡って行く自信はまるでない。

してみると、自分が今まで独りでいるのはやはり能力的な必然だなあ…と、寂しい結論に到ります。

でも、それが自分なので、仕方がない。


とにかく、今日一日。



今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

自己イメージ

2018-08-10 | 独居中高年
今日と明日は仕事です。


昨日は妙な夢をみました。

舞台は今から三十数年前に通っていたシナリオ学校です。

世に出て働く事への恐れ、女性に受け入れてもらえるかの恐れなどが強烈な時期でしたが、その後の人生で上手くいかなかったエピソードが次々と現れる、オムニバス映画のような夢でした。

「自分は生来劣った人間で、結局は上手くいかない」という私の根源の不安をなぞったような夢でした。


昨夜、寝る際に、左足に痺れを感じてなかなか寝付けませんでした。

このところ続く腰痛が広がって来たように感じます。

目のかすみも強く、いよいよ白内障が進んで来たのか…と苦しく思いました。

それらの不安に悶々としていた心理が夢に反映したのでしょうか。


今の私は、加齢から来る様々な喪失への不安が、まさに生存そのものへの不安に高まっています。

定年まで働けるのか。

貯えも年金も少ない中、独りの老後をどう生きるのか。

「生来劣っている者が老化により更に劣化する」という自己イメージが、どうしても「無残な最期」の姿を引き出してしまう。


とにかくまず落ち着き、独りよがりなパニックにならないようにしなければなりません。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。


不安が増える

2018-08-06 | 独居中高年
今日から3日間は仕事です。


台風が向かって来ています。

今回は関東地方に真っ直ぐ上陸しそうなので、今から気持ちを備えておかないとなりません。

そんなに気温が下がらない中、合羽を来て自転車通勤をするのが、一番の不安です。


このところ、加齢に伴う小パニックが増えて来ています。

先日は、仕事から帰って作る夕食の野菜炒めで、強い咳き込みを起こしました。

頬張った量が多すぎたらしく、吐き出し、しばらく強い咳き込みが続きました。

恐怖を感じるほどでした。

嚥下する力が低下してきているのをしばしば感じます。


昨日はスポーツクラブで、男子ロッカーの鍵を無くしました。

運動が終わり入浴も終わり、着替えて帰ろうと思ったら、いつも左手首にはめているロッカーキーがない。

浴室や脱衣場を探しましたが見つかりません。

一時的に外してどこかに置いたのでしょうが、その記憶が全くない。

しばらく呆然としていました。


職場でも「何か大きな忘れ物をしているのではないか」「失敗するのではないか」という不安が常にあります。

中高年者がしばしば断言調に、人を撥ねつけるような話し方をするのは、自分のコンディションに不安で、変化に対応する自信がないからだと思います。


休日の午後、部屋でぼんやりしているのが一番安心出来る時間です。

これから老化が進むと、安心出来る時間が更に減って来るのでしょうか。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

ほのぼのアパート

2018-08-05 | 独居中高年
今日は仕事はお休みでした。


久しぶりに教会のミサに与りました。

私はいつも日曜8時半からのミサに与ります。

たいてい聖堂が満席になるのですが、今日は七割ほどの埋まり具合でした。

こう暑い日が続くと、高齢者の信徒さんは朝でもなかなか外出が出来ないのだろうなあ…と思いました。


夕方ぼんやりとネット記事を見ていたら、阿佐ヶ谷姉妹という芸人さんのインタビュー記事がありました。

阿佐ヶ谷姉妹は女性の漫才コンビで、私は何度かテレビで見て本当の姉妹かと思っていましたが、実際は古い友人とのことです。

お二人とも四十代独身で、売れない頃は同じアパートの六畳間に同居していて、売れてきた今でも隣り合わせに住んでいるそうです。

そうして、今後はアパート一件借り切って、知人の独身女性たちと一緒に住みたいと思っている…と答えていました。

それが肩ひじ張った感じでなく、ほのぼのとした言葉で語られているのが楽しく、共感出来ました。

実際これから男性女性ともに生涯独身で来た人が増えるのですから、そういった試みはあってしかるべきだと思います。

実際やるとなると難しい事も起きるでしょうが、お二人の人柄が伝わるインタビューに、同志を得た思いで嬉しくなりました。


泣き言の由縁

2018-07-31 | 独居中高年
今日は4連勤の3日目です。


暑かった7月も今日で終わり。

それにしても本当に暑い7月でした。

今日は東京は33度、明日あさっては35度という予報が出ています。

独り暮らしの高齢者はまさに死と隣り合わせの気候だなあ…と思います。

私もほんの数年後には似たような立場になるのですから、とても不安です。


このブログでは愚痴と不安ばかり書いています。

いい歳をした男の泣き言が多くの共感を呼ばないのは承知しています。

ただ、今さら自分を偽っても仕方がないし、そもそもそれでは生きていけないでしょう。

日本はこれから独居高齢者が増える一方ですから、不安や心配事は出来るだけ早めに伝えてアドバイスをもらう方が良いと思います。


暑い中、今日一日。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。