考えるのが好きだった

徒然でなくても誰だっていろんなことを考える考える考える。だからそれを書きたい。

「これって、何点になりますか」

2007年10月18日 | 教育
 自由英作文を書かせている。(全員ではない。)中に、「この作文だと何点になりますか?」と聞いてきた生徒がいた。
 「そんなのわかんないよ。」「でも、入試だと云々。。」「大学によって、採点基準は異なるだろうしね。」
 作文を見ると、所定の量も書き切れていない。添削してあるから(もちろん、私がする。)、真っ赤である。コピーを取ってAETにも手伝って貰っている。と、ちょっとずれていることがある。「どっちを信じたいいのですか?」ちょっと見たら、直し方の違いで、どっちでも良いといえそうなところだった。だから、その旨と、両者の違いを言う。別のところは、私がなおしそこねていたところがあった。(疑問があったら、聞きにお出でとは言ってある。)
 まあ、私は文法と文章構成の両面から添削するから、生徒にも因るが、かなりの添削量になる。
 「点数が気になっているようでは、書けるようにならないよ。とにかく、良い文章を書く努力をすることが今は大事だよ。文法でも文章構成でも。点数ばかり気にしてたのでは、点は取れるようになれないよ。」
 それ以上何も言わずに行ったが、納得してないだろうな。
 あまりにも今まで「評価されること」に慣れてきてしまっているのかもしれない。厳しかったかなとも思うけど、まあ、頑張れ。

 

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