考えるのが好きだった

徒然でなくても誰だっていろんなことを考える考える考える。だからそれを書きたい。

お盆が過ぎればもう2学期

2015年08月18日 | 教育
 ツイッターにかまけていて、こっちはご無沙汰してました。
 ツイッターの場合は、とにかく140字で納めることが目的化する。まあ、連続ツイートのように書いても良いのだが、それも、どこで区切ろうかなど考えなければならないからややこしい。
 文章は、書いているとそのうちに何らかのリズムのようなものが生まれてくるはずのものだが、このところ何も書いてないからうまくいかない。習うより慣れろとはよく言ったものだ。
 夏休み前、生徒から何をしたら良いのか、などのちょっとした相談があったが、私のアドバイスは、至って簡単である。毎日2,30行の新しい英文を読むこと、文法事項、単語等の復習をすること。あ、そうそう、センター演習は時間を計って行うと良かろう。早さになれることは大事だ。
 長文に関しては、生徒はしばしば問題を解くことを目的とするが、それは下手なやり方だ。とにかく、きちんと読み、知らない事項を頭にたたき込む。要約をする、和訳をする。そんなところで十分だ。問題が付いてなかったら何を勉強して良いのかわからないという状態では今後が思いやられる。問題付きの場合、「答えが欲しい」ともよく聞くが、答えがなくても英語は何とかなる。辞書を引けば何とかなる。そんなものだ。何とかならなかった時はそれまで。今までだって、いくらでもあったはずだ。なんで今更問題になるのだ。わからないことは、「やっているうちにそのうちわかってくる」ものなのである。冷たいように聞こえるかもしれないが、キャパは限られている。しばらく奥歯に物が挟まったような状態でいる方が案外学習効果は高くなる。そんなものだ。
 イマドキの生徒に最も欠けているのは、そうした「自分の潜在的能力の確信」とでも呼べるものか。自習であれ勉強をしていれば、自ずから力が付いてくる。さすれば、その前はわからなかったことが、独りでにわかってくるのである。
 うん、大丈夫。
 ということで、2学期の予習もおすすめである。授業を受ける頃に夏休みにやった予習のノートを見ると、自分の間違いに気がつくだろう。
 力がつくとはそんなもである。
 あと2週間頑張ってもらいたいものだ。

4 コメント

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コメントを見ていたもので (tsuguo-kodera)
2015-11-29 06:28:29
 学校教育を考えるの名前の記事にコメントされているハンドル名のサイトへたまたま迷い込んだ、やはりそのサイトへできるだけ毎回コメントしている企業定年退職者、今は学校の下請け業者のものです。
 なるほどそのように開成並みの受験成功を誇る公立の先生のお言葉は開成の先生と似ているように感じました。開成の先生は昔から知り合いが数名以上、10名ほど知っていたためにそのように感じました。他の成績優秀校の先生は知らないので。
 ところで私は開成の先生も、私が育ったお坊ちゃま学園、成城学園の初等科から高等学校までの先生と比べてまだまだ改善しなければいけないお方だと思っていました。
 成城学園は昔は東大への進学校でしたが戦後理系がなくなってお坊ちゃま学園、むしろ芸能人の子弟の多い格好が良い生徒が増えたようです。私は情けないのですが。
 知識などなくてもどうにかなる、でも創造性の開発だけはきちんと教えていたのが昔の先生でした。
 あちらの管理人様にもコメントしているのですが、貴方もぜひ優秀な生徒さんに創造性の開発をトライして頂きたいと願っています。
 多分、これが最初のコメントで最後のコメントになるでしょう。またあちらのサイトでの再会を楽しみにしています。再会を願って、南無阿弥陀仏・
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コメントありがとうございます (ほり(管理人))
2016-05-13 01:04:26
tsuguo-koderaさん、コメントありがとうございます。

自分で考える面白さを伝えるのが仕事と思ってます。
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相談 (梨花)
2016-08-23 22:19:44
今日、先生にとても怒られました
その先生がこの失った信頼は成績とかに関わってくるんだからねと言ってきました。あなたの大学とかにも、とも言われました。
先生1人の信頼を失ったくらいで、私の大学の推薦はなくなることはありますか?
これは脅していってることでしょうか、それとも本気なのでしょうか
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ずいぶん遅くなりました (ほり(管理人))
2017-01-07 11:52:11
梨花さん、長い間ほおっておかれてきっと心が苦しかったでしょうね。
もう随分と時間が経ち、問題が解決しているか、それとも未だその影響を受け、混乱の真っ只中なのか、存じません。
ただ、私に言えるのは先生と生徒との信頼関係は一朝一夕に築き上げられるものではないものだということです。時にそれは小学校時代の教師と生徒の関係、その先生自身の過去の生徒との関係に遡ることもあるほどですから、
先生がどのような先生か、梨花さんがどのような生徒なのかも、私はわかりません。
私はあなたが自分が何とかであっても受け入れることができる進路を選ばれて、これから進んで行かれることを望みます。
年が明け、高校生活も残り少なくなってきました。1日1日を大事に過ごしてください。それから、進路は、一旦決めたなら邁進してください。それが好結果に繋がります。
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