クルディスタン西部☆トルコ侵略軍と
スンニ派ジハーディスト組織が
連携攻撃を実行
ロヤヴァ地域(クルディスタン西部)のYPG(民衆防衛隊)は、トルコ侵略軍とスンニ派ジハーディスト組織群が同地域において連携攻撃を行ったことを明らかにした。
Wednesday, May 25, 2016
ロヤヴァ地域(クルディスタン西部)のYPG(民衆防衛隊)は、トルコ侵略軍とスンニ派ジハーディスト組織群が同地域において連携攻撃を行ったことを明らかにした。
トルコ侵略軍が攻撃
声明においてYPGは、トルコ侵略軍が5月24日午後に重火器によってKobanê(コバネ)東部のYapsêや同西部のZiyaret村やBobanê村を攻撃した事を明らかにした。
またYPGは、I$I$部隊が同日正午から30分間にJarablusのI$I$らの防衛拠点からコバネ南東にあるQereqozax橋と村を攻撃したと発表した。
YPG部隊は、攻撃したI$I$部隊に対する作戦を行い、同日22時頃にI$I$の数カ所の拠点を攻撃した。その攻撃によるI$I$民兵らの死傷者は、未だ確認されていない。
最後にYPGは、I$I$部隊がTişrînダムに2度の攻撃を実行し、同ダム東部からの攻撃が5月24日13:30−14:00の間に、同ダム北部からの攻撃が5月25日4:30頃に行われた事を指摘した。
# この攻撃は、ラッカ解放をめざして作戦を開始したSDF(シリア民主軍)を背後から攻撃するものであったと思われる。
## ラッカ北部でSDFを先導しI$I$との戦闘を行うLiwa Ehrar Raqqa(LER)民兵組織のような例を除き、トルコ国家諜報部門MIT要員や同特殊部隊員が育て支援したSDFに対峙する組織が多いため、I$I$の首都とされているラッカ解放とその後の掃討には大きな犠牲が伴う可能性がある。