★北河内路上通信-the Voice of VoICelESs on roadsides in EastOsaka

 北河内路上通信は大阪北河内において、同地域の野宿者と助け合い、共にあろうとする有志によって始められました。

☆ALERT! 東大阪市の暴挙を許すな!

2006-10-30 04:44:04 | 野宿者支援
 詳しいことは別記する予定だが、先週、東大阪市は近鉄布施駅前にて立体駐輪システムを導入し、全ての駐輪を駅前から排し、有料化する暴挙に出た。これにともなう野宿者排除もこの地では冷徹に黙々と進んでおり、すでに駅前にロハ台(ベンチ)など存在せず、休息にすら料金を支払わせるアクドイ工夫が空間を占めて久しい。(おまけに商店街などの主要な箇所では警察、警備員らやレンズ群が随所で監視している!)既存の同駅高架下駐輪場などでも、野宿者が排斥されるこの街での野宿者の数少ないささやかな休息の場ともなっていた同所がフェンスで囲われ、夜毎のみ同所にいた野宿者が散らされた。フェンスには例のごとく、何の拘束力もないラミネート加工の東大阪市当局による「文書」がご丁寧に貼り付けられている。すでにこれまでの「自転車撤去方式」(黄色タグで注意勧告後、次回発見時に赤色タグで警告し、撤去していた)を改悪し、立体駐輪システム設置箇所での同システム不使用の自転車を従来方式で処理せず、即時撤去するという事例まであるという。多くの野宿者が自転車を料金を支払って停めるよう事実上強いられていく事になるのも予想でき、近づく冬を前に同地での野宿者の死活問題となっている。これはもちろん長尾共産市政でもあくことなく続けられる野宿者に対する暴挙の一部である。このことは、「サヨク」代議制民主主義信奉者たちの幻想が如何に意味の無いものであるかを理解する良い教材ともなっている。東大阪市よ、聞け! 排斥や追い払いではなく、この地の寄る辺無き個々人への攻撃を直ちに停止し、真摯に自らの為してきた犯罪行為の結果に向き合え! 東大阪市当局へぜひ抗議を!

[TARGET(問合せ先)]
 ★東大阪市建設局土木部交通対策室自転車対策係
 
TEL : 06(4309)3223・26
FAX : 06(4309)3836
E-mail : kotai@city.higashiosaka.osaka.jp
市役所/本庁(9階)
 ★広報広聴室 広報課
電話番号 : 06-4309-3102~03
ファクス番号 : 06-4309-3821
Eメール : koho@city.higashiosaka.osaka.jp
 ★東大阪市 秘書室 (本庁10階)

〒577-8521 東大阪市荒本北50番地の4
電話 06-4309-3100(直通)
ファクス 06-4309-3826
Eメール hisho@city.higashiosaka.osaka.jp
 ★市長宛てメールフォーム
http://www.city.higashiosaka.osaka.jp/koho/plofile/mail_shicho.html

 ★西福祉事務所
東大阪市高井田元町2-8-27
TEL : 06(6784)7866
FAX : 06(6784)8237
E-mail : nishifukushi@city.higashiosaka.osaka.jp

★野宿除けのアクドイ工夫2/man-traps, here!

2006-10-26 21:25:05 | 野宿者支援
 昨今、様々な場で導入されつつある立体駐輪設備。これらも野宿の仲間たちを追い出すアクドイ妙案となっている。10月に近鉄布施駅前に出現、設置されたこれらは設置者にとっては①野宿除け障害物②「不法」駐輪解消策③有料化による利潤も視野にできる――というものだが、実はこの設備、駐輪すれば自転車のスポークを痛める事すらあるシロモノなのだ。こんなものを駅前の「開きスペース」に置くのならば、「治安上の観点から撤去」したベンチやゴミ箱を再設置せよ!

*MAN-TRAPs here! are those fucks good idea?

on the early October 2006, in front of the Kintetsu Fuse station, higashi osaka city authorities & its subjects made new 3D parking areas for the bicycles. at a part of those areas, there were some sleeping spaces of the homeless comrades setting their cardboard houses on night time(from midnight till the dawn! only 4 hours or less!). after the early October 2006, homeless comrades taking a little rest on that area were completely swept away from those areas. human dignity NOT BEAUTIFICATIONS for the rulers! in japanese islands, especially in osaka city and in its suburbs, BEAUTIFICATIONS MEAN THE FASCISM...for the poor. also the BEAUTIFICATIONS MEAN "THE LAST SOLUTIONS"...for the poor. dull officers, think over! ...and stop the evil publiKKK worKKKs right now!

★府東部の野宿除けのアクドイ工夫

2006-10-26 21:03:40 | 野宿者支援
 世の中には、しなくても良い、否、する必要の全くない工夫をする心根の腐った連中がいるものだ。その一つとして、大阪府東部でもこのような監視カメラが「犯罪防止」と称して設置され、24時間そのレンズが不特定多数の通行者の顔や動作を狙う。設置する連中は「犯罪防止」と称すれば何でもできる可能性を有するが、撮られている不特定多数の個々人は限りなく「グレーゾーン」の「犯罪者」として被写体となっている。野宿の仲間たちが監視の必要な「犯罪者」であるなら、監視カメラを設置し肖像権侵害を何の躊躇いもなくやっているカメラ「設置者」どもは、一体何なのだ? 肖像権侵害者どもよ、オゾマシイ監視カメラを直ちに撤去せよ! 

★野宿者支援活動家M同志、釈放さる/releacing

2006-10-20 02:55:03 | 野宿者支援
 大阪拘置所に入れられていた野宿者支援活動家M同志が、10月18日午前10時50分ごろ、同所から釈放された。詳しいことは現在までのところ、分かっていない。閉鎖空間にいたせいもあり精神的な不安定さが見受けられるが、概ね健康状態には異状はないようだ。支援いただいた諸氏に感謝する。なお、これにより警察の代用監獄や拘置所に不当に拘束されているのは4名となった。引き続き、この4名に対するご支援をお願いします。


Thu, 19/10/2006 - 16:46
Comrades;

on 10:50am of 18 Oct 2006, suddenly comrade_M was released from osaka prison by polizei/law authorities. however, his mental situation is not steady. for, still now, he might have a possibility of further arresting by polizei. and also, still now, other comrades of osaka5 are not released. so, we, the Repression relief organization on 27 Sep 2006, must strongly demand that release all comrades from each of fuckin' custodies now!
...anyway, thank you so much for you all supporting him. in solidarity.


★対大阪「不敬」行動-不当逮捕された5人を釈放せよ!

2006-10-18 04:20:32 | 野宿者支援
 金木犀の香りが風に運ばれてくる秋晴れの昨日午後、「9.27弾圧救援会」に集う野宿者・支援者有志と駆けつけてきてくれた連帯労組(関生)の有志ら10数人の陣容で、9月27日に不当逮捕された5人への激励行動の一環として取り組まれた平野署・大淀署への釈放要請書・差し入れ手渡しが行なわれた。(報告は改めて)

★府東部の路傍より

2006-10-14 15:40:29 | 野宿者支援
 水曜日に仕事の面接予約をし、昨日午後に面接に行くところまでこぎ着けた本人が、面接を前に「もう、お金がないから面接にも行けない」として面接をすっぽかした。新調こそしないものの服装を整え、風呂に入り、ひげをそり、履歴書も用意して後は面接に行くだけだった本人に断念させたものはお金だけだったのか? 本人は面接すら行っていないのに「仕事に行ってからの心配」を既にしていた。これは筆者も少しは経験があるので分かるのだが、「何かあったら、連絡してくれたら良い、せっかくの機会を絶対に逃さないように」と言い含めている人間がいるという点で、筆者の時とは状況が違う。筆者は、そんな人間もなく、誰にも相談できなかった故に。ともかく、何故、彼が連絡を入れてくれなかったのか? この点については疑問が残った。かくして、彼は条件の良い仕事を得る可能性を自ら断った。もう、日払いであんなに条件の良いものは、まず出てこないだろう。
 いずれにしても、本人の強い希望の「路傍での生活からの脱却」という選択は暫く立ち消えとなって、路傍コミュニティは維持された。それは不幸中の幸いといわねばならない。

★大阪市東部の公園野宿事情など

2006-10-13 13:12:44 | 野宿者支援
 大阪市東部の某公園の昨夜は冷え込んでいたのか、ベンチで寝ていると街灯が白くかすんで見えた。最初は寝ぼけているのかと思ったりもしたが、ベンチの傍らに捨ててあった自転車のサドルに夜露が浮かんでいるのを目にして間違いないことを知った。風がない分、穏やかに感じていたのだろう。寝る前は花火や叫び声を上げる若い群れがいてうるさかったが、彼らもゴミを散らかしたままで、もういなかった。用があって探していたその公園での野宿の先輩と食べるべく確保しておいたエサの未だ温かなお好み焼きを一枚平らげ、残りを箱で持ち、園内を探したが見当たらなかったので、帰ろうかと思った頃、宵出しの缶をとりに回っていたという当人に出くわした。「やっと会えましたよ」というと、「しばらく雨も降って別の所で寝ててん」と。とにかく会えたので、未だほんのり温かなお好み焼きとたこ焼きを2人で腹いっぱい食べ、仕事の相談をしてくれという本人の話を聞いた。
 一通り話を聞くと、「明日、フリー求人誌のここに電話かけてみるわ」と笑顔で答えたので、行く気十分なのだろう。昨日は重量40キロくらいの缶を八尾方面でとれたという当人は幾分か気分も落ち着いていた。幾ら1人がいいという当人でも、喰っていくための情報は絶対不可欠なのだ。この公園には別に3人くらいは夜間に常宿し、昼間には休息も含めて20人前後の常連の野宿者がそれぞれの時間を過ごし、散っていく。概ね皆、場を確保する努力はしているが、そこで掃除をしたりして居場所を確保しようとしている本人は公園掃除を散歩の片手間でやっている老婦人からも賞賛を受けるほどだ。ただ、他の野宿者とあまり話さないので情報をなかなか得られないというのは共通する。そこをつなぐ試みが必要なのだが…筆者も今は経済的余裕もなく、自分の食うためのことで精一杯というのが現状で、寝る間を惜しんで動いても現実的には限界がある。(それ程フィールドがあるという事だ! 釜ヶ崎だけが窮迫した現場だと思ってるように見える支援物資なども集まるグループなどは、試みだけでも市東部などの周辺部に出てくるべきである)来週は筆者も仕事を探し得なければ喰えなくなる…だからこそ誰よりも相互扶助の大切さが身でもってわかるのだけれども。

★動物園を横切る橋上で…

 このところの天王寺公園における野宿者排除状況は目に余る。同動植物公園事務所の攻撃は管轄の西成公園をはじめ、既に全面封鎖を行われたりして排除された出城公園や愛染公園などにも顕著で、そのやり口はまさに「獣を追うが如く」である。カラオケ小屋排除は別としても、その後の40戸以上の残存小屋撤去は熾烈で、春先の撤去では多くが路傍に散らされた。警察と完全に連携したやり口は卑劣極まりない。そんな同公園の橋上も撤去と6年以上闘って来た現場だが、「冬を前に」ついに終末が近付きつつある。昨夜現在、Tさんの小屋が奴らのつくったフェンス横丁の中で浮島のように残っていた。そこにはかつて橋上両側にあったテント小屋横丁の面影などない。今週初めにたまたま友人と通りかかって、外出先から帰ってきたTさんに出会い、深夜なのに少しだけ立ち話をしていた。談笑しながらも時折、Tさんのさみしそうな表情が見えたのが思い出される。「ここを追い出されたら、この辺でうろちょろするしかないよ」という言葉に静かな闘志とこの列島を確実に覆い尽くそうとしている「厳冬の闇」への不安が見えた。天王寺公園はそして奴らによって「奪われ」、奴らの「カツアゲ装置」としての収奪機能を完成させて行く。それに比してそこで追い出され園内東部で溢れている野宿者=経済難民こそは、本来あるべき「共有地」の姿をその存在でもって問いかけているのだ。有刺突起物と監視カメラや赤外線センサーを備えたアクリル塀で80年代終わりに覆われ「有料化された」空間は、一体誰から、その有料化した空間を、地面を護ろうとしたのかということは明白であったが、奴らはそのオゾマシイ思考回路で更なる最悪の空間を創り上げる事だろう。それを喰い止めようとする事が出来るのは、その状況を知り、その犠牲になってきた個々人のほかにない。

★S27被弾圧者関連情報/*an update of the OSAKA5

2006-10-12 17:17:07 | 野宿者支援
Thu, 2006-10-12 08:05
Comrades & Affinities;

9.27野宿者支援運動弾圧によって、未だ不当に拘束中である西成公園在住の野宿の仲間2名それぞれに対するこう留理由開示が、10月12日午後に大阪地裁1005号法廷などで行われた。また、昨夜、富田林署に拘束されていた野宿者支援活動家が大阪拘置所に移された。

today, 2 comrades of osaka5 hear the "announcement for reasons of the custody" at osaka loKKKal court:

+a homeless comrade living in nishinari park--being confined at hirano polizei office, osaka city.

+a homeless comrade living in nishinari park--being confined at ooyodo polizei office, osaka city.

also, on last night, a homeless liberation activist--being confined at tondabayashi polizei office, tondabayashi city, osaka pref-- was removed to the osaka prison by law authorities. above all, this fact will make some difficult situation of communicating him for his lawyer. however, insults & brutal treating by polizei pigs might be decreased.

anyway, we, the members of homeless liberation movement in osaka, will try to visit following each polizei offices...for encouraging each comrades of osaka5 on afternoon of 17 Oct 2006.(most of us would love to visit each polizei offices on this week, however, unfortunately, we have so many schedules now.):


+ hirano police office(southwest area of JapanRailway's hirano station)
+ ooyodo police office(north area of JR hukushima station)
+ osaka prison(north of JR sakuranomiya station)
+ naniwa police office(ground surface of subway's ebisu station)
+ nishinari police office(south of JR shinimamiya station)
thanx.

la batalo continuos!(*)

squatters/homeless_comrades unite!


★府東部の路傍でのある就職努力から

2006-10-11 21:21:52 | 野宿者支援
 昨夜はもちろん、今日も昼過ぎまで降っていた雨が、また冬への一歩をしるすことになるのは言うまでも無いが、この朝も府東部の野宿者は生駒山の袂まで缶とりに向かった。「雨もあって今日も芳しくないな、けど、仕事の面接に行く用意をするには缶とりはとりあえず欠かせないしな。面接に行くつもりの金曜日も朝から少し足しにするくらいは拾って金にしとかないと…」と某所のある野宿者は決意を口にした。「仕事のための銀行の口座だけ作りに行きたいので、付いて来てもらえますか?」と請われたので付いていき、3時ぎりぎりで銀行に駆け込んだ。時間的には無理も無い。一生懸命粘ってとっていれば、そしてそれから大阪市内にある缶の買取業者まで行って戻ってくるには急いでもそんな時間になるのだ。(彼は自転車単体で平均して30キロ前後はとる猛者)
 …銀行で口座を作ろうとしたが、そこで免許証を出して1年未満の期限切れを指摘され、慌てて最寄の役所で住民票を取ってから、再び銀行へ。時間外窓口のある銀行だったため、手続きが出来、約30分くらいだったろうか、彼は通帳を手にした。これが彼の確実な仕事獲得への一歩となることは言うまでもない。しかしながら、彼には一抹の不安もあるのか、言葉が自然と多くなっている。フリー求人誌を街角で手にして、目を通すと、「言ってたところと、今見たところに電話かけますわ」。筆者は見守っているだけだが、概ねうまくやっていた。電話もうまくこなし、連絡先も難なくクリア。そして面接の約束もとりつけた。「一緒に来ていただいたおかげです」という彼の言葉が何だかとても印象に残った。だが、問題は未だこれからだ。彼と時間を共有してきたコミュニティを破壊せず、うまく行く方法はないものか? それはもちろん、彼の今後についても不安はあるが…可能な限り、見守る所存。