クルディスタン北部
☆Cizre-トルコ侵略軍の虐殺に遭った
ジズレ住民会議副議長の遺体、確認さる
楽しみながら負傷者を閉じ込めたトルコ侵略軍によって、ŞIRNAK県CizreのCudi地区など3箇所の地下室群の一つで大量虐殺された100名以上のうちの1名であるCizre住民会議副議長の遺体が、やっと本日5月10日に確認された。
Tuesday, May 10, 2016
楽しみながら負傷者を閉じ込めたトルコ侵略軍によって、ŞIRNAK県CizreのCudi地区など3箇所の地下室群の一つで大量虐殺された100名以上のうちの1名であるCizre住民会議副議長の遺体が、やっと本日5月10日に確認された。
同副議長の遺体は、夜間外出禁止令を装ったトルコ侵略軍の地区攻囲と猛攻の間にシルナク県Cizreで”治安部隊”などと称された同侵略軍の犯した暴虐な大量殺戮から数カ月後にDNA鑑定により、ようやく確認された。
シルナク県Uludereの同議長の家族は、明日5月11日に遺体引き取りにCizre入りする事になっている。もう、腐乱してしまった遺体でも、バラバラに破損した遺体の一部でも、確認されただけ未だマシだったほど、(肉片となり)破損したり、砲弾などで焼かれ炭化して確認不能な遺体まであった中では幸運なことであっただろう。
# 日本列島では一切触れられもしなかったトルコ国家とその暴力部門の蛮行の犠牲者の1名がようやく遺体確認された。Cizreの少なくとも3箇所のビルの地下室に激しい銃撃などにより閉じ込められた身動きの出来ない負傷者たちと彼女・彼らを救護し病院へ搬送したり、遺体回収を行おうとした住民などの有志も身動きが取れなくされるか建物倒壊によって死亡した。2週間近く、トルコ侵略軍による銃砲撃の犠牲となった瀕死の重傷者たちを含む身動きを取れなくされた人々は有志らの救護の申し出や水や食料、医薬品の供与の申し出=人道的配慮すらも跳ねつけて追い返した自称”治安部隊”の”勇ましい活躍を演出する”アサマシイ御用メディアの映像報道のために最終的に”頑強な抵抗を掃討された”。降伏する意志を示そうにも、閉じ込められ負傷して身動きも取れない者がどうやって意思表示が出来たというのか。それもロクロク飲まず喰わずの2週間である。重傷者は次々にその中で息絶えていった。それに比べ、司令部や住民から強制収用した前線拠点でビールを喰らい飯を食いながら、抵抗も出来ない意思表示すら出来ない負傷者を自らの”生産性”アピールのために”頑強な拠点に立て篭もる頑強なテロリストたち”として銃弾と砲弾を滅多撃ちして無駄弾を浪費し、掃討という”結果を出した”治安とやらを護るらしい侵略軍の確信的殺戮マシンどもは、己の地位や名誉とやらを上げるために楽しんで蛮行を成し遂げたのだ。
## 今なお、日本列島では”クルド・ゲリラ”が加害者であり、トルコ国家やその圧倒的暴力装置がその犠牲者であるという意味不明な報道ばかりが一応流されている。トルコ国家がその内国植民地としているクルディスタン北部で一体何を行っているかを一切報じずに。そしてトルコ国家が”クルドテロリスト掃討”と称すれば毎度のように欧米日帝国主義が理解を示し、その越境侵略行為を黙認していることが、トルコ国家の南侵政策をも結果し、イラク国家北部、旧シリア国家北部における奴らの暗躍と暴力を許している。”ウチラには関係ない”と寝言を言っている個々人は忘れるべきではない。アベ政権が”中東の安定のために”などと称して出した資金が、トルコ国家のような地域の不安定を狙う統治機構にわたり、その不安定化の努力にも費やされたことを!
### ”中東難民を日本経済の活性化の一助とせよ”などという日本列島財界(罪塊)の移民労働者を安い労働力として使い倒す目的を実現しようとする日本国家に乗じて意味不明な言説を主張する声もそろそろ聞こえてきているが、奴らの目的は”その代わりに在日コリアンを追い出せ”や”華僑を敵性人として強制送還せよ”という主張とセットである。”ええことやんか”などとのせられてはならない。奴らは単に”安い使い倒せる従順な”労働力であれば何でも良いのだ。まったくもってフザケルナである。