★北河内路上通信-the Voice of VoICelESs on roadsides in EastOsaka

 北河内路上通信は大阪北河内において、同地域の野宿者と助け合い、共にあろうとする有志によって始められました。

クルディスタン東部☆Sardasht”国境”地帯で地雷爆発: kolber1名が片足を失う

2017-10-30 21:39:43 | Weblog

 

クルディスタン東部

 ☆Sardasht”国境”地帯で

  地雷爆発:

   kolber1名が片足を失う


 


 kolber(日雇い越境荷役労働者)が、Rojhilat(クルディスタン東部)とBashûr(クルディスタン南部)間の”国家境”上での地雷爆発により負傷した。

爆発した地雷は、80年代の”イラン・イラク戦争”中に敷設もしくは埋設されたままとなっているものとされ、ここでもツマラヌ国家間の争いの遺物が、国家の経済政策で貧困においやられているクルディスタン東部住民の、なけなしの暮らしを支えるための細やかな稼ぎの機会にさえ襲いかかっている。

続くイラン政府軍によるkolber銃撃の危険を回避するために、可能な限り早く”荷主の要求”にこたえて稼ぎを得るべく地雷敷設の可能性のあるルートをも危険を冒して大荷物を運ぶ日雇い仲間にそれらは容赦なく襲いかかっている。彼らをこうまでしてやらざるを得なくしているものは一体何かを考える時、明確に抗い闘わねばならない敵の姿がそこに見える。

 

 義足になってまで、追い切れぬほどの荷を背負って”国家境”である山岳地帯を、kolber仲間たちと杖に支えられながらも日雇い荷役に就こうとする男性。
 
Monday, 30 Oct 2017
 

 

 

クルディスタン人権協会(KHRA)からの情報によると、2017年10月22日、Urmia州Sardasht県とPiranshahr県の間のNîwejin村付近で、イラン政府軍が敷設した地雷が爆発して、36歳のkolber1名が左足を失った。

1980‐1989年まで続いた”イラン・イラク戦争”中にクルディスタン東部とクルディスタン南部の間にある”国家境”上に大量の地雷が埋設されたが、同戦争終了後も処理もしくは撤去されて来なかった。

そのために、毎年、数十名づつほどが”国家境”を挟んだ両側で命を失い、また、ほかにも数十名ほどづつが負傷している。

統治者や統治機構が始めた近隣における戦争で犠牲や責任を負わされるのは”そのシマの住民”であり、そしてその後始末をやらされたり、その遺物の爆発で犠牲になるのも”そのシマの住民”である。それもよりにもよって、最も犠牲を負わされ、統治者や統治機構が”取るに足りない”などと数えにさえ入れない貧窮にあえぐ住民である。 奴ら統治者や統治機構が勝手に始め勝手に動員し、勝手に”終わった”などと寝言を言っていても、奴らがそのゴタゴタをすり抜け奴らの保身が終わった後も、奴らの無責任のもとで犠牲は続くのだ。


トルコ国家実効支配地域 ☆ÇHDの6弁護士、イズミールで警察部隊に急襲され拘束連行さる

2017-10-28 01:41:11 | Weblog

naniyueka, totujotosite 6bengositatiga, torukokokkano siheidearu Ksatuniyotte kataku oyobi syokubawo kyuusyuusare, kousokurenkousareta. AKPikkani saosasuissaiha, yaturano siheidomoniyotte kyuusyuuwouke yuukaisare, terorisutotosite kankinsareru. taigan no kaji nadotoiukotonakare. soreha, japn no tikaisyouraidemoaru.

 

トルコ国家実効支配地域

 ☆ÇHDの6弁護士、

  イズミールで拘束連行さる


 


 ワガママ勝手な”法令”とやらによって閉鎖されたÇHD(同時代弁護士協会)所属の弁護士個々人の家宅群および職場群が、トルコ国家暴力団総本部AKP一家の意向を受けた私兵集団である警察部隊に急襲され、6名の所属弁護士が拘束連行された。

 

Friday, 27 Oct 2017

 

 

 

トルコ国家実効支配地域(AKP一家のシマ)西部の県であるイズミール(İzmir)で、AKP一家とその不愉快な仲間たちのワガママ勝手を押し通すための”法令”とやらによって閉鎖されたÇHD所属弁護士個々人が、その家宅群とその職場群を早朝に急襲された。それにより、Dinçer Çalım、 Nergis Tuba Aslan、 Şule Arslan、 Bahattin Özdemir、 Emel Diril、 Yemen Cankan(敬称略)の6弁護士が警察部隊の急襲を受けて拘束連行された。

ガサ入れは、6弁護士それぞれの家宅群や職場群で続いており、6弁護士の身柄は、”医療的検査”後にイズミール反テロ部局に送られるという。


クルディスタン南部☆KDPとPUKがクルディスタン自治政府の大統領制廃止で合意

2017-10-26 22:25:57 | Weblog

 

 

クルディスタン南部

 ☆KDPとPUKが

  KRGの大統領制廃止で

   合意

 

 

 

 クルド民主党(KDP)とクルド祖国同盟(PUK)が、クルディスタン南部のクルディスタン自治政府(KRG)実効支配地域における地域内大統領制の廃止を了承した。

 

 
Thursday, 26 Oct 2017
 
 

 

 

 

 現地最新ニュースなどによると、KDPとPUKはKRG実効支配地内での大統領制廃止に向けた相互合意に至った。

KDPとPUKは2017年10月27日にKRG議会協議を行う事で合意し、現在、KRG議会にその旨を申し出ている。

 KDP党首マスード・バルザニは、もはや2年以上前に自らの職務期間を終えているにもかかわらず、KRG大統領執務室を占拠している。マスード・バルザニは、権力を維持するために議会を閉鎖し、2017年9月25日に強行されたクルド国家独立の是非を問う住民投票前に議会を再開していた。


 全くもって奴らは自分勝手で欲深い”政治屋”という人種らしい。KRG実効支配地域内住民の貧困・失業や多くの混乱には気も留めず、その不満の爆発に至る前にガス抜きして議席や権力の座に座り続けられるよう、無謀な政治的ギャンブルにKRG実効支配地内住民を巻き込んで、要らぬ内戦やトルコ国家・イラン国家などの制裁を引き込んだのは言うまでもない。


トルコ国家実効支配地域☆2名のジャーナリスト含む12名の活動家がイスタンブールで拘束連行さる

2017-10-26 21:19:29 | Weblog

 

トルコ国家実効支配地域

 ☆2名のジャーナリスト含む

  12名の活動家が

   イスタンブールで

    拘束連行さる


 

 イスタンブールで2017年10月26日、トルコ国家警察によって2名のジャーナリストを含む少なくとも12名のESPやSGDFなどの活動家が拘束連行された。

 

Thursday, 26 Oct 2017, 10:
 

 

 


被抑圧者の社会主義者党(ESP)、社会主義青年クラブ連合(SGDF)、被抑圧者の法律事務所(EHB)メンバーに対する警察部隊による2017年10月19日の弾圧作戦で12名全員が拘束連行後に拘束監禁された。Etkin News社(ETHA)の編集者1名と通信員1名も拘束監禁された。

ETHA編集者と同社通信員、そしてほかの拘束監禁された個々人が10月25日の裁判前に現れた。裁判所は12名の活動家全員への拘束監禁を下し、12名は刑務所へ送られた。下された刑などの詳細は不明である。


拘束監禁者の名は…: İsminaz Temel, Havva Cuştan, Özgen Sadet, Onur Binbir, Hünkar Yurtseven, İlhan Aslan, İsmail Geçkin, Özlem Gümüştaş, Avukat Sezin Uçar, Erkan Kakça, Meral Tatar, Mazlum Demirtaş(敬称略)の12名となった。

 


fwd: ☆クルド語話者アナキストよりの連帯呼びかけ

2017-10-26 19:29:47 | Weblog

 

fwd:

クルド語話者アナキストよりの連帯呼びかけ

 ☆KAF‐”叛国家・叛戦!

  自主管理と社会革命を!!”


 



これは、

 地球上総ての場に在る我が同志であるアナキスト、叛権力・叛権威主義者への緊急の呼びかけ。

アラビア語圏にある我が同志であるアナキスト、叛権力・叛権威主義者への直接的かつ特段の呼びかけ。

…である。

叛国家・叛戦! 自主管理と社会革命を!!

 

 

 

 

 

何年もの間、クルディスタン南部(イラク国家実効支配地域クルディスタン)、欧州や地球上のその他地域における我々アナキストと叛権威・叛権力主義者の総ての印刷物やスローガンは、言うまでもなく地球上総ての場やコミュニティにおける自主管理であり、叛国家であった。

我々は、クルディスタン南部を牛耳るクルディスタン自治政府(KRG)とその最近(2017年9月25日)の”クルド国家独立”を問う住民投票とやらの描くシナリオに対峙する声をあげた。

我々は、アラブ人・トルコ人・アッシリア人などのアナキストたちも同様の態度であったことを確信している。我々はまた、叛国家・叛権力・叛ファシストを叫び、ファシストや国家主義者そして国家主義者どもの戦争に対峙している地球上総てのアナキスト同志たちも同じ態度であったことを信じている。

イラク国家実効支配地域クルディスタン(クルディスタン南部=Bashur)は、2015年10月以来、かなりの困難な日々を経てきた。公務労働者の賃金は半額にされてきたし、多くの失業者は格段に増加し、総ての物価が上昇し、住民の仕事や公共業務は劇的に切り捨てられた。

それら総ては、I$I$との戦争によって倍加し、KRGとイラク中央政府の間の予算をめぐる揉め事や、キルクークなどの都市や地域における実効支配権をめぐる係争を更に生んだ。

この数年間の間に、数多のデモやストライキ、職場でのボイコットが起こった。それらの幾つかは数週間どころか数カ月にも及んで取り組まれた。それらの問題群を解決するのを棚に上げ、KRGは、2017年9月25日に勝手に設定した”クルド国家”を見据えたクルディスタン南部独立の是非を問う住民投票の告知を2カ月前の7月に行うことで、目の前の数多の問題からKRG実効支配地域住民の関心をそらそうとした。

むろん、KRGの首領を標榜するMasoud Barzani(マスード・バルザニ=クルド民主党党首)は、イラク国家やイラン国家・トルコ国家など周辺国家、そして欧米国家群への相談もなく独立の是非を問う住民投票日を設定したのである。バルザニが住民投票を呼び掛けるや否や、それら諸国家群は当然ながら強い懸念や拒絶を示し、バルザニに(今後)如何なる支援も支持もないぞと告げた。

9月25日(住民投票日)以降、イラク国家・イラン国家・トルコ国家は(KRGが最も窮迫するだろう)経済制裁で対応し、KRGを寄って集って脅し付けた。イラク国家中央政府は、KRGに独立の是非を問う住民投票の結果提示を取り下げるよう凄み、如何なる決定を行うにもイラク国家憲法下に戻るよう凄んだ。

イラク国家首相Haider al-Abadi(ハイダル・アバディ)はバルザニに、住民投票結果を取り下げなければ、イラク国家が、今一応KRG実効支配という事になっているキルクーク県の油井群の実効支配権を奪い取るという警告を行った。

この文面作成の3日前、イラク国家中央政府は性能に勝る重火器群や戦車、武装装甲車両群を多く擁する警察・軍、そしてシーア派を主とするHishdi Shaibe(民兵組織。大衆動員部隊。旧イラク軍軍歴者を多く擁する)を大量派兵してキルクーク市に近い(KRG側の)拠点群を獲るために進攻させた。

内戦は、10月15日現在、KRGのペシュメルガ部隊と上記のイラク政府軍などで構成された侵攻部隊(軍・警察部隊は後詰、大衆動員部隊が先陣)との間でかなり差し迫ったものとなっている。

我々は、この戦争に対する声明を発する事、この戦争への憤怒を示す事やイラク国家実効支配地域住民(特にシンジャール山地周辺地域を含むクルディスタン南部地域)への連帯行動による、我がアナキスト同志個々人からの支援・支持を要請している。

我々は、我々自身が現行の政治体制に対峙する故に叛国家の立場である。我々は我々自身が、階層的優越や持て余すほどの私有財産を更に増やす事、労働者への奴隷労働を当然とする動きや個々人に対峙するが故に、右翼から左翼に至るまでの如何なる政党にも対峙し、叛権力主義思想である。

歴史上の総ての戦争は、階層的優越や私有財産の防衛、そして労働者への奴隷労働を当然とする動き=支配統治する個々人のワガママ勝手などのために起こってきた。

我々は、そういった理由による戦争や異なる文化間や異なる少数民族間における戦争に、そしてそれをけしかけて利を得る個々人に、そして武器やそれを製造させる個々人に対峙する。

戦争とは、概して死と隷属・隷従を生み出すものである。如何なる戦争の結果も社会革命の始まりを支え援ける事はなく、戦争は実際に革命の気運を損壊し弱体化させる事になる。また、戦争は武器売買のとてつもなく大きな市場をその売買で潤う個々人に開帳させ、躊躇いもなく環境を破壊する。そしてまた、戦争は窮迫する個々人を一層窮迫のどん底に落としこみ、階層的優越を謳歌する個々人やその都合による総てのシステムを恒久化する。

我々が戦争に対峙する時、我々自身は我々自身が協同性や共働などの中に生きる総ての場で自主管理を行う幸を一層多く持つ可能性を持つことが出来る。我々はまた、如何なる国家のあるところにも自由など存在しえず、如何なる政党のあるところにも自ら思考する事や個人の独立性など存在しえず、そして如何なる労働させられる個々人とその一応の対価とやらのあるところにも、奴隷的対価(賃金)と不当な利用に遭う個々人が存在することに気付いている。

イラク国家実効支配地域内クルディスタン(=クルディスタン南部)には、過去26年間もの期間、暴虐で強固な権力(機構)が存在し、権力を有したブルジョアが存在した。過去26年間もの期間、クルディスタン南部の住民は本当の自由や自身の事を自身が決めるという自決権を奪われてきた。長期にわたり、支配する個々人とその支配機構は種々の公共サービスにおいてもクルディスタン南部住民には、ほんの少しを供与するのみであった。

支配機構は、クルディスタン南部住民に”田舎には暮らしをマシにするにはロクな仕事が無いから”と、郊外もしくは田舎から町や都会へ行き、支配する個々人や支配機構のための利益のために職場群や多国籍採油収奪企業群に沢山の雇用契約をつくれとそそのかし、そうして過疎にさせた郊外や田舎にある多くの住民の利益に供すべき総ての場などありとあらゆるものを奪い売りとばした。

約めれば、クルディスタン南部は多くの多国籍企業、金融機関やイラン国家・トルコ国家・シリア国家のような近隣国家群やその他国家のスパイ網の安住の場となってしまった。以来、それらがしたい事は何でも、自らの出身国家であるかのようにワガママ勝手にふるまった。故に、支配する個々人やそのご都合のための支配機構が”自分たちの””独立国家”を設える時に、何故それらに我々が何か違った事を望んだり、その事が住民の現在現実としているものよりマシになると考えねばならないのか?…ということになる。

我々は、この戦争を妨げるための我々との連帯と支援を、総ての我が同志個々人に要請する。あなた方のイラク国家実効支配地域における軍事的で国家主義的な戦争への対峙は、何ら効果的でないと思われるかもしれないが、我々にとっては、あなた方の連帯(行動)は大層歓迎すべきものである。

返す返す、我々は、地球上の総てのアナキスト同志個々人、特にアラブ語・ペルシャ語・トルコ語・アッシリア語話者の同志個々人に、イラク国家実効支配地域やその内国植民地であるクルディスタン南部の窮迫した住民や労働者階層に何の益ももたらさない、この悪辣で執拗な戦争を止めさせるよう行動するか声を上げていただくよう、呼びかける。

クルディスタン南部で起こっている事態に沈黙することや何ら重大ではないように扱う事は、直接的であろうと無かろうと何れ劣らぬ悪辣さの政治屋個々人や大企業、そして卑劣で悪辣な資本主義システムを喜ばせることになる。我々は故に、選択の余地なく支配する個々人とそのご都合に奉仕する権力機構やその振る舞い、その戦争行為に対峙して闘う。

我々はまた、我々と共に地球上総ての場の他のアナキスト同志個々人が断固としてイラク国家実効支配地域内の老若男女、特に子供や老人、障害者を支援するために起つことも要請したい。

 

 

No to war

No to State

No to nationalism and patriotism

No to capitalism system

Yes to solidarity and unite against the war

Yes to self-organise

Yes to the social struggle

Yes to social revolution

Yes to social uprising

Yes to self-administration

Kurdish-Speaking Anarchist Forum   (☆クルド語話者アナキストフォーラム=KAF)

15t Oct 2017


クルディスタン南部☆キルクーク市中心部からHashd al-Shaabiが退却

2017-10-19 23:51:30 | Weblog

 

 

クルディスタン南部

 ☆キルクーク市中心部から

  Hashd al-Shaabiが退却


 

 現地情報によると、イラク国家の寄せ集め民兵組織であるHashd al-Shaabi(大衆動員部隊)どもがキルクーク市中心部からようやく退却し、侵略軍本体と言うべきイラク政府軍と連邦警察部隊が治安業務を引き継いだ。2017年10月16日朝以降、抵抗する住民をも”片付け”無力化したHashd al-ShaabiどもはPUK(クルド祖国同盟)支部や戦線崩壊まで抵抗し続けた武装した住民・ゲリラ、残存ペシュメルガ兵士への報復としての関連する組織の事務所などにも放火や乱暴狼藉を勝利の雄叫びをあげながら行い、逃げられなかった家族の3名の娘たちに暴行をはたらこうとしてその父親の当然の抵抗で未遂に終わるなどしている。(その後、その父親は心労で命を失い、娘たちは命からがら車で同市から逃げる際にトレーラーに衝突して命を失ったという)

重武装の兵士共を配置して”迎え撃つ”などと虚言を吐いたペシュメルガ部隊は、KDP(クルド民主党)が牛耳るクルディスタン自治政府(KRG)の方針に従って早々に重火器群・戦闘車両群と共に去り、敵前逃亡を良しとしない命令抗拒した少数ペシュメルガ兵士のみが武装した住民・ゲリラとともに最終防衛線を突破されるまで闘った後に逃げ散ったという。

 

Thursday, 19 Oct 2017, 09:

 

 

 

キルクーク市内のHashd al-Shaabi部隊は、イラク国家首相Haider al-Abadiの命令で同市中心部から退却し、代わりに奪還占領地の暴力支配を正式に行う侵略軍を構成するイラク政府軍と連邦警察部隊に同市中心部の”治安業務”を引き継いだ。現在、シーア派民兵らはキルクーク周辺部に駐留している。

イラク政府軍に支援された侵攻軍であるHashd al-Shaabi民兵部隊は、重武装でありながら銃弾一発撃たずに持ち場をペシュメルガ部隊が放棄した後、キルクークとその周辺部の複数の町を10月16日に侵攻した。

 

元住民たちの動き

 

 

Hashd al-Shaabi(大衆動員部隊)の侵攻後にキルクークを離れた多くの住民たちは、同市に戻った。しかしながら、それら住民たちの多くは治安に対する不安から再びキルクークを去った。

その一方で、クルド人住民の多いRehîmawa地区の住民たちが10月18日夜に警戒巡回中のイラク連邦警察に抗議を行い、その際に侵略に抗議して1名の青年が警察車両1台のイラク国旗を打ち捨てた。連邦警察部隊は抗議が燃え盛る同地区を一旦離れたが、上空に警告射撃を行ったため、住民が投石で応えた。

 

 
TUZ KHURMATUの最新情報

 

 乱暴狼藉をはたらくHashd al-Shaabiの地域からの撤退を求めてサラハッディン県Tuz Khurmatu地区で住民の一団が10月18日に抗議デモを行った。

イラク政府軍とHashd al-Shaabiの侵攻軍は、その抗議の住民らに銃撃を行ったが死傷者は報告されていない。


クルディスタン南部☆10月16日にキルクークで形成された防衛線から

2017-10-18 01:48:18 | Weblog

 

クルディスタン南部

 ☆10月16日にキルクークで

  形成された防衛線から


 

 圧倒的に装備に勝るイラク政府軍とHashd al-Shaabi(大衆動員部隊)の侵攻軍が2017年10月16日にキルクークを侵攻する中、ペシュメルガ残存部隊(PUKペシュメルガと思われる)と武装した住民らが、自分たちの身を護る抵抗のための防衛線を形成した。

 

Tuesday, 17 Oct 2017, 12:

 

 

 

 クルディスタン南部キルクークにおけるイラク政府軍とその親和グループであるシーア派を主とするHashd al-Shaabi(大衆動員部隊)からなる侵略軍の10月16日の侵攻後、住民有志たち、ペシュメルガ残存部隊、HPG(人民防衛隊)とYJA-Star(自由女性部隊)ゲリラが反攻したが、KDPペシュメルガ部隊の無責任な撤退は主たる防衛線の崩壊を引き起こした。

 

 
 主たる防衛線崩壊後、キルクークの武装した住民らとゲリラ戦士ら、そして撤退を拒否した残存ペシュメルガ部隊兵士らが、暫時であるが抵抗を継続できたが、

装備に勝るイラク侵略軍が戦車部隊がFeylaq十字路の防衛線に侵攻し始めたため、その後、住民有志らとゲリラ戦士ら、そして残存ペシュメルガ部隊兵士らが、新たに形成した防衛線のあるRehîmava地区に退却せざるを得なかった。

”言うまでもなく、無責任なKDP(クルド民主党)ペシュメルガ部隊の撤退は同地の住民に壮大な士気後退を引き起こした”と言う住民が更に、”言う事だけイッチョマエのKDPペシュメルガ部隊が奴らの重火器と共に去りぬという有様で、我々は一体全体どうやって兵力にも装備にも勝るイラク政府軍や奴らの十手持ちの大衆動員部隊に抵抗するっていうんだ?”と苛立って言ったのも致し方ないだろう、彼ら住民を銃砲火に追いやったのはKDPの糞政治屋どもなのだから。

そんな多勢に無勢の状況に追い込まれた中でも住民たちの一部は果敢にもKDPペシュメルガ部隊が置き去りにした戦車を活用して対峙しようとしたが、その後、KDPペシュメルガ部隊の幾分かが一時戻り、残置武器だけを回収して再び何処にか去って行った。

それは護るべき市街やその住民の生命や財産など知った事かという態度のほかの何であるのか。

確信的詐欺師KDPよ、I$I$侵攻時にシンジャールでお前らがやったことを思い出せ。お前らは、何度支持者民衆を裏切ったら気が済むのだ?


クルディスタン南部☆クルド民主党がシンジャールからペシュメルガ部隊を撤退させる

2017-10-17 17:56:39 | Weblog

 

 

クルディスタン南部

 ☆クルド民主党(KDP)

  シンジャールから

   ペシュメルガ部隊を

    撤退させる


 

 クルド民主党(KDP)は、シンジャールから傘下ペシュメルガ部隊を撤退させ、シーア派が主であるHashd al-Shaabi(大衆動員部隊)民兵に対する自らの複数拠点群から去った。

 言うまでもなく、シンジャールに入ったHashd al-Shaabi部隊の目的は、KDPを同地から排除するだけに留まらない。その目的は、同地での民主コミューン連合形成による自治を阻み、イラク国家実効支配地域の北西辺の地域としてその統治下におさめる事である。

Tuesday, 17 Oct 2017, 07:

 

 

 

 

クルド民主党(KDP)ペシュメルガ部隊は、Hashd al-Shaabi(大衆動員部隊)との交渉後の2017年10月17日朝にシンジャール中心部とその周辺の村々から撤退した。シンジャールは、10月16日のイラク政府軍とHashd al-Shaabiで構成された侵攻軍によるキルクーク侵攻後にKDPペシュメルガ部隊が撤退した2番目に大きな都市である。

”PKK”筋の情報によると、YJA-Star部隊やシンジャール抵抗部隊(YBŞ)/シンジャール女性部隊(YJŞ)は、シンジャール市周辺の防衛拠点群やシンジャール山地の防衛についているが、

KDPペシュメルガ部隊は、以下の拠点群から撤退した:

Sinjar市中心部、セメント工場とŞebabît、Solax、Til Qesep、Hemedan、Tilbenat、Qinê、Sinûn、Cidalê、Heyalê、Domîz、Werdiya、Golat、Niyêniyat、Herdan、Zorava、Şerfeddinの村々。

 # セメント工場は、シンジャール奪還作戦参加を拒否したKDPペシュメルガの方針を不服とする造反部隊が唯一I$I$から”奪還”した場。

Hashd al-Shaabi部隊は、17日朝現在、シンジャール市中心部の殆どを掌握している。

KDPペシュメルガ部隊は、2014年8月3日のI$I$侵攻時にI$I$に対して一発の銃弾を撃つこともなくシンジャールから撤退し、その結果が数千のヤジディ教徒クルド人虐殺を導いた住民に対する犯罪行為となっていた。そしてまた、KDPペシュメルガ部隊は、かつてKDP支持者の多かったヤジディ教徒を再び置き去りにして去った。

シンジャールはヤジディ教徒にとっての伝統的な故郷である。同市にはヤジディ教徒の総本山というべきChermera寺院や最も聖なる場がある。


クルディスタン東部☆イラン国家がクルディスタン南部とのPerwezxan国境ゲートを閉鎖

2017-10-17 11:38:02 | Weblog

 

 

クルディスタン東部

 ☆イラン国家が

  クルディスタン南部との

   Perwezxan国境ゲートを閉鎖

 

 

 イラン国家が2017年10月15日、クルディスタン南部との”国境”上にあるPerwezxanゲートを閉鎖した。

 クルディスタン人権ネットワーク(KHRN)の情報によると、イラン国境警備隊は、Kani Khoa”国境”地帯で10月10日にkolber(日雇い越境荷役労働者)の一団に銃撃を加え1名が頭部を撃たれたという。また10月12日にはクルディスタン東部ウルミア県(西アゼルバイジャン)Piranshahrの国境上で30歳のクルド人kolberがイラン政府軍に射殺され、14日午前現在も同人の遺体が遺族に引き渡されていない。いずれもクルディスタン南部との”国境”地帯でのイラン国家による災厄である。銃口からの銃弾よりも、イラン国家は失業や自殺の多いクルディスタン東部でやらねばならぬ事があるはずである。

 

Sunday, 15 Oct 2017

 

 

 

イラン国家は、2017年9月25日にKRG(クルディスタン自治政府)が強行した独立の是非を問う住民投票後にKRG実効支配地に対する封鎖を一層強めている。

同国家は、2017年10月15日、クルディスタン南部とのQasri-Shirin間の”国境”上にあるPerwezxan国境ゲートを完全に閉鎖した。

クルド人税関職員は、イラン国家が何の告知もなく完全に”国境”ゲートを閉鎖したと言い、他のイラン人ではない職員はコメントを避けた。

イラン・トルコ・イラクの三国家は、9月25日に強行された独立の是非を問う住民投票後にKRGに対する封鎖を始めていた。

イラク国家は既にアルビルやスレイマニヤなどKRGへの総ての空路直行国際便を禁じており、トルコ国家はKRGとの貿易を停止する事になるとしている。


クルディスタン南部☆PUK曰く、”我々はキルクークを防衛する”

2017-10-17 11:15:26 | Weblog



クルディスタン南部

 ☆PUK曰く、

  ”我々はキルクークを防衛する”


 

 PUK(クルド祖国同盟)は、イラク政府軍とシーア派を主とするHashd al-Shaabi(大衆動員部隊)が油田および基地掌握のためとして市街まで攻撃して掌握しようとしているとし、”我々PUKは戦争を導きたくはないが、我々自身を護るために防衛戦闘を行う”と言明した。これは既にキルクークから撤退したペシュメルガ兵士らも居る中での混乱を招いた一責任主体としての政治的声明と思われる。こういったこととは別に、キルクークでは市街防衛のためにクルド住民らが自ら武装して街を防衛する意志を示している。


# KRG(クルディスタン自治政府)を牛耳るKDP(クルド民主党)の無責任よりはマシだという指摘はあっても、PUKが独立の是非を問う住民投票に乗っかってしまい投票を促した責は免れぬ。

## 装備優劣で戦闘の結果を語る事は出来ない”士気だ”などというのならば、明らかに劣勢な状況を強いたKDPはキルクークをもとの鞘に”おさめる”ことで政治的手打ちを図り、責を逃れるのではなく、文字通り矢面にさらされてその”士気”とやらを発揮せねばならぬが、”攻撃されたら応戦してもよい”という程度の命令しか発せないKDP=マスード・バルザニ一派にはそんな用意すらない。もちろん、キルクーク住民に対する責を負う用意など粘土の粒子ほどにもない。

 

Monday, 16 Oct 2017

 

 

 

PUK(クルド祖国同盟)は、イラク政府軍とシーア派を主とするHashd al-Shaabi(大衆動員部隊)が油田および基地掌握のためとして市街まで攻撃して掌握しようとしているとし、”我々PUKは攻撃などしたくないし戦争を導きたくもないが、我々自身を護るために防衛戦闘を行う”と言明した。

PUKは、キルクーク住民にペシュメルガ治安部隊を助けるよう呼びかけ、”その方法のみが、我々がキルクーク市街をよりマシに防衛できる”などとした。

PUKは、傘下ペシュメルガ部隊をキルクークに配置していた。