★北河内路上通信-the Voice of VoICelESs on roadsides in EastOsaka

 北河内路上通信は大阪北河内において、同地域の野宿者と助け合い、共にあろうとする有志によって始められました。

★新たなウツケ者誕生とウツケ者の死

2008-01-28 01:46:59 | Weblog
 投票などという意志の投棄と意味不明な議会制民主主義への屈服より、投石をした方がよいと思われるような大阪府知事選挙で、限りなく右向きの指向を持った売名テレビ「タレント」弁護士が自民党、公明党=創価学会の支持を得て当選した。至上最年少のこのウツケ者はかなりやばい奴だと肝に銘じておかねばならない。場合によればオウンゴールで自滅してくれることもある可能性はあるが。
 同じ日、何時地上から消えてくれるかが期待された、アメリカがオモチャを与えて南アジア防共の堤防としたインドネシア国家の独裁者スハルトが死んだ。一匹ウツケ者が死んだかと思えば、また生まれ来るウツケ者が数えきれない。ともかく意味不明な「文民統制」などに何の意味があるか考える前に、考えるがいい・・・ナチスのヒトラーは文民として選挙で独裁者になるための椅子を得ており、クーデターでドイツ国家を狂気へ導いたのではないということを。民衆愚弄装置の議会制民主主義では何も始まらない。そのクソ制度を疑え、そしてそのクソ制度を死に追い込もうとせよ、そして同時にその屍を乗り越える自由な意志の行使を獲得するために動け・・・という言葉は狂気でも何でもない。制度を補完する限り、制度は保持されるのだから。制度内改良ではなく総破壊もしくは限りなく制度を総破壊にむかわしめる事のみが制度への回答であるべきだ。

★布施駅前ー厳寒見舞いの払い下げ食料配布

2008-01-27 02:28:34 | Weblog
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河内★布施駅前ー厳寒見舞いの払い下げ食料配布

 この冬一番の寒さが河内の地を襲うおそれのある明日未明を前に、布施夜回りの会では、自由労働者連合の厚意による2箱16セットの賞味期限払い下げ非常備蓄食(写真=水2パック、アルファー米2種、缶詰乾パン、ビスケット、缶フルーツ、サバ缶、ソーセージ缶)を夕方にいただきに行き、布施の野宿者の協力によって布施現地に手提げで持ち帰った後、夜9時前頃より布施駅前と大阪中央環状線(府道2号)高架下某所の3名などに16食全部を1セットづつ配布した。河内某所中央環状高架下の顔なじみの野宿者には先日の暴力行為による被害者である方の厚意に甘えて車で届けに行った。今回は持ち帰る量に限界があったので中途半端なセット数になり、荒本やその他の河内の心当たりには配布できなかったが、次回はそちらを主に配布する予定だ。また、今週火曜などに布施駅前では簡易カイロを配布してあるものの、この厳寒の今週末と週明けをやり過ごすには心許ないため、今夜も配布の予定だったが、そこまでは経済的に厳しかったので無理だった。河内ではこの他にも旧布施市域某所の公園にて公園在住の野宿者と雑煮会なども限りなく実現に近づけるべく構想中である。
 余談だが、先日の暴力沙汰の加害者であるスキンヘッドの暴漢は某日曜大工用品店からの謹慎処分などを受けており、Aさん
にも示談後、見舞金などとして治療相当金などを支払っているというものの、責任回避も出来るよう酔っぱらっているように装って小細工していた可能性も出てきた。こんな奴を責任能力が無いとして仲裁した布施署はゴロツキに甘すぎる。
 ・・・それとも、ゴロツキに野宿者及びその関係者と揉めさせて、それを理由に野宿者排斥キャンペーンをやりやすくしようという魂胆だったのか、などとも勘ぐりたくもなる。

★布施駅構内での一方的暴力行為を許すな

2008-01-26 11:22:16 | Weblog
 近鉄布施駅高架下通路において今週の某日夜、同所で談笑していたAさんや野宿者に対し、突然、酔っぱらった「黒龍会」を名乗るスキンヘッドの巨漢が「なに俺見て笑ってやがんねん、汚れの乞食の分際で」などと大声で口走りながらAさんにつかみかかり、無抵抗のAさんを周囲のシャッターや壁、床などに何度もブチ当てて強打させ、顔などに打撃を与え続けた。この暴力行為によりAさんは顔などに打撃による傷を負っており、談笑していた野宿者数名も荷物などの損傷を受けた。このスキンヘッドの暴漢は居合わせた野宿者の通報で駆けつけた布施署員や某日曜大工用品店の同僚らの制止をもふりほどいての大暴れだったというが、同署員2名の制止後、「汚れから殴られたからやりましてん」などと弁明する恥知らずぶりだったという。この件は布施署の仲裁により「(野宿者は)やられても告訴できない」などというフザケた理由で示談にされ、昨夜示談交渉が当事者間で行われることになったのだが、こんなフザケた仲裁はない! 下層底辺におけるヤクザや粋がったチンピラどもによる反乱鎮圧の役割を評価してきた警察ならやりそうな事ではあるが。いずれにせよ、事の次第によっては然るべき対応も考えねばならないだろう。

Fw:新型人民列車

2008-01-13 01:08:23 | Weblog
 もう、何年になるだろう・・・あの人民列車が消され、全席指定の”ムーンライトながら”なるギラついた反動的な走る資本主義収奪装置と成り下がった日から。席からアブレるもの、床に構える列島内外のバックパッカー、疲れて家路に向かう通勤の最終列車として利用する者・・・などの悲劇をこしらえて今日も走る。満席と言いつつ、何故か空席の所々にある、この奇妙な列車が。今日は世間では成人式とか。浮かれたクソのような新成人どもより、この時間にもひたすら髪を結う美容師に思いを巡らせながら流れる車窓の向こうの夜を見る。明日は路傍の危険日。用を済ませばトンボ帰りで帰らねば。

新年ゴミ収集異変

2008-01-08 00:23:56 | Weblog
 大阪市は、1月4日収集分からゴミ袋を半透明もしくは透明にさせようとしはじめ、15日頃までは協力啓発しつつ移行させる目論見を実行に移している。缶取りにとっては幾分か楽になるかもしれないが、結局は袋から出す作業はさほど変わらない。喜んでいるのは、人数がやたらいるというのに手間が省ける環境事業局だろう。それで野宿者に缶を渡さないことに無上の喜びを感じるならば、全く許しがたい。大阪市よ、環境事業局の資源ゴミ還元による儲けは何処へ行ってるのか。我ら貧困者は喰うので精一杯だ。汝公僕、たまには飢えて死ね。

★自由労働者連合

2008-01-05 02:26:22 | Weblog
ビラ.
 大阪市北区で始動したようです。北区に事務所を構えたということや、今、注目の若者受けする街での開設が大いに不満ですが、活動を開始されたようです。東西にはあまり地理的に恩恵がないのが弱点。やはり、河内では河内のことは河内の者の手で・・・が一番ですわ。
★_-~

河内★大型店舗による缶取り自転車撤去策動

2008-01-04 02:21:45 | 野宿者支援
河内★大型店舗による缶取り自転車撤去策動を許すな

 年明け早々撤去策動があったので報告せねばならない。布施の路傍に住まう野宿者からの報告を受け、昨日現地に向かい、添付の写真の様な大手デパートである大型店舗による缶取り自転車撤去勧告文書を確認した。それらは明らかに野宿者の物であると思われる自転車にのみ貼られており、他の明らかに長期にわたって置かれているバイクや自転車には貼られていないという破廉恥ぶりだった。(放置などしておらず、年末までは缶取りをしており、また昨日まで夜回りやその準備で止めてない時間の方が多かったにも関わらずだ。ましてや毎日買い物をする客でもあるのにだ。)このことを受け、布施夜回りの会としては被害にあった野宿者の要請によっては当該店舗に対し嫌がらせをやめるよう申し入れる用意があることを伝えた。現在、勧告を受けた野宿者は買い物をする時でさえ自転車を別の場においており、自転車は無事だが、現地の野宿者から再度の要請があれば共に申し入れを行う所存である。その際は殆ど事情も知らないくせに偉そうにする、あてに出来ない大阪市内のどんな支援グループにも支援を受けることなく、河内のことは河内の者の手でやりぬく所存だ。
 当該店舗は野宿者いじめを止めよ!
 当該店舗は、店じまいの責任を野宿者に転嫁するな!

★布施/元旦露天共同食堂概略報告

2008-01-03 18:50:58 | Weblog
 年始の厳寒の中、東大阪の某緑地では、予定通り「共につくり共に食べる会」が行われ、大阪市内からも参加者があり、持ち寄られたアルファー米一箱やポトフ風の煮物でこじんまりと、ささやかだが新年を祝った。来るという大阪市内組が車で来れないトラブルがあったが、単独の企画としてやりぬく手筈にしていたのでタイゼイに影響はなかった。段取り、集まりなどもよくはなかったが、現地調達のタキギなどで火を焚き暖をとるなどしてやりきった。その後、電車で来ることになってしまった遠来の大阪市内組は帰っていったが片づけの傍ら残りのポトフをいくつかの容器に分け、某公園居住の野宿者と荒本の野宿者にカイロとセットで配布するなどした。

★_-~

★大阪河内布施越年企画概略報告

2008-01-01 16:08:26 | Weblog
★大阪河内布施越年企画概略報告
 先ずは、an insurgent new year.大阪でも初雪かと言われた大晦日の昨夜の東大阪・布施では寒風が総てを容赦なく寒からしめ、総てをなぎ倒していた。布施駅前の電光温度計が20時現在で3度を示している中で、昨夜は予定通りこの地の野宿者のためのささやかなオニギリ配布が行われた。キリスト者をはじめ、野宿者解放運動に従事する活動家らも見向きもしない、ボッタクリ福祉業者のみが声をかけ見向きする河内の野宿者の状況は、釜ヶ崎や扇町公園では「こんな程度の事しかできないのか」と失笑されるようなことすら有り難く感じられるほど何もないのだ。ともかく、大阪市内からの参加者の厚意により、握っていただいていたオニギリとミカン、筆者持参の簡易カイロを先ず布施駅前の野宿者に手渡し、一緒に座って食べた後、周辺と大阪中央環状線以東で東大阪市役所のある荒本の野宿者を訪ね、具だくさんの大きなオニギリ30個とミカン20個、簡易カイロ30枚、元旦夜の共につくって食べる食事企画を告知したビラ20数枚を配り、安否確認を行った。某所の公園に住む野宿者のブルーシートで囲ったにわかテントに招いてもらい、温かなコーヒーをいただく歓待を受けた。コーヒーが身にしみるほどうまかったのは言うまでもない。市役所前の電光温度計が0度を示していた生駒颪の吹き荒ぶ荒本では、一昨夜に寝袋と簡易カイロを手渡していた年輩の野宿者と話し、カイロを倍量手渡した。寝袋を早速使っていた本人のボッタクリ福祉業者撃退話には感服し、もっと頑張らなきゃと元気付けられたりもした。この夜、布施の野宿者が生野区で年末の缶取り中に男性から「おっちゃん、マダ福祉に入らんやろ」との声をかけられて手渡された一枚のボッタクリ福祉業者らしい名刺を報告してくれた。(写真参照)ライフベースワークのみならず、この地では名乗らないものまで含めればボッタクリ福祉業者には事欠かない。筆者も布施の野宿者と談笑している時に「兄ちゃん、中国人の嫁はんと結婚せえへんか、紹介するで」と声をかけられたくらい出くわし率が高いのだ。最近はあまり聞かないが、排除現場にウロツく餓鬼のような巡回相談員どもも現れることがあるようだが、不可視化し店舗内に隠れることの多い野宿者を見つけられないでいるようだ。ともかく今夜は某所で野宿者と共に共同食堂を行う。以上、概略報告までに。(★)