★北河内路上通信-the Voice of VoICelESs on roadsides in EastOsaka

 北河内路上通信は大阪北河内において、同地域の野宿者と助け合い、共にあろうとする有志によって始められました。

★排外主義プロパガンダを許すな

2007-06-27 23:18:08 | 野宿者支援
★排外主義プロパガンダを許すな

 写真は大阪市東部の広報板にて貼り出された排外主義プロパガンダの告知。結局、取り締まられるのは「不法就労」・「不法滞在」とされる海外からの渡航者当人らだけであり、それらの個々人を自らの都合と利得のために安く利用する強欲な豚どもは野放しで、逮捕されることもなく次から次へと騙してありとあらゆる方法で世界各地から渡航させ続けている。詐欺師どもと奴らの騙して連れてきた渡航者たちを最も必要としているのは何者かを見ずに何が取り締まりか。存在自体を隠蔽され、正当な賃金も支払われず、異議を唱えれば「不法入国者」として通報され、収容施設に送られて強制送還を待つ権利しか与えられない…
 昨年、一人のアフリカ系男性が、市東部の産業廃棄物処理業者による賃金払い渋りなどに強く抗議したところ、この業者がまともに対応せず、怒りの余りにボディーランゲジーを行使してしまった。このことで管轄警察に業者が通報し、男性は傷害容疑で逮捕された上、入国管理局管理下の収容所に送られ、正当に受け取るべき賃金も取り返せず、不法滞在者にして犯罪者として「ナイジェリア」へ強制送還された。つまり、この糞業者は「犠牲者」にして「被害者」として罪を免れたのだ。当然、強制送還された男性には正当な賃金も支払われないままであることは言うまでもない。このようなフザケた産廃業者や工場などは、大阪市辺境部や近郊に例に暇がないほど存在しており、このことが更に一方で「アジア系、アフリカ系」の渡航者への「奴らが仕事をしに来るから仕事の機会を失うのだ」という排外意識を生むことに積極的に貢献している。このことに目をつむり、都合に応じて連れてこられ都合良く使われる個々人を犯罪者扱いする統治機構とその掟は、統治機構に対してはリップサービスと払いの良いボスどもの意のままに動き続ける。この排外主義プロパガンダは奴ら加
害者どもを今もって積極的にまもるポリ豚の許しがたい暴力性を示している。ファシストどもと大阪不敬よ、総ての渡航者を犯罪者扱いするな。統治機構とその法こそ、支配という暴力を日夜その実効支配すると宣う地域で遠慮会釈無く加える最悪の犯罪者であるくせに。本当の無法モノは統治機構とその積極的運営協力者どものほかはない。kein mensch ist illegal!