★北河内路上通信-the Voice of VoICelESs on roadsides in EastOsaka

 北河内路上通信は大阪北河内において、同地域の野宿者と助け合い、共にあろうとする有志によって始められました。

★北河内の寒い夜

2007-01-27 13:48:00 | 野宿者支援
 某所にて。この野宿の仲間は未だ幸運だ。風のない場で数度は暖かいここで数時間と言えども休息できる。この仲間は半額食品を糧にしてカントリを続け、数時間だけここで休息を取るのだ。でも未だ排除されるおそれから夜中中歩き回らざるを得ない野宿の仲間たちより恵まれている。「休息を得ることのできる場」が一応だろうが確保できることは幸運なことなのだ。

*paris, SDF

2007-01-21 16:33:37 | 野宿者支援
 パリのモンマルトル運河のほとりのSDFテント群。彼の地のような叛排除法なるものはこの列島にはない。本質的にこの列島の野宿者処理と状況が似てる地域はなく、大阪は北米の最悪の手法よりもっと酷い。ただ10年ほど先をいく現在の北米の対野宿者の政治的手法を奴らは学んでいるふしがある。いずれにせよ、法など運用するものの都合で如何様にもできる。そんな基本もピンぼけで長居の件で最近コメントする東海地方の憲法学者がいるが、法にしがみつく恥知らずには恐れ入る。



★ワードに万円が惜しいなら、Openoffice.org 2.1は如何

2007-01-21 11:53:10 | 野宿者支援
新たにバージョン2.1がリリースされています。オフィスソフトに万円単位なんか払えるか!…という同輩たちに是非使ってもらいたい無料ソフトです。ワー ドにはないらしいPDF作成も簡単に出来ます。不具合はないとはいえませんが、普通に使う分には申し分ありません。また、様々な言語にも対応していて、そ れぞれの地域ごとにプロジェクトチームがオリジナル版を創っていたりします。エスペラント版やへーと驚くような少数言語版もあるのは、マイクロソフトワー ドには出来ない芸当かもしれません。寄る辺無き我らのオフィスソフトとして断然おすすめ!
 Use OpenOffice.org

★寒風が河内の路傍の総てをなぎ倒す…

2007-01-07 06:24:48 | 野宿者支援
 午前3時過ぎ現在の旧布施市界隈の気温は電光温度計で2度。今夜はそれに低気圧がもたらした雨の後の寒風が総てをなぎ倒し、バイクも倒れているほどだった。当然、寒風は体温を奪い体感気温を確実に零下にする。そんな中で新年会に飲み疲れて店から出てきたオメデタイ連中は如何でもいいが、近鉄布施駅界隈にダンボール囲いをつくるなどして、ささやかな休息をとる野宿者が今夜も15人いた。温かい場で寒さをしのいでいる野宿者にはカイロはさほど必要ではないが、風の通り道になる場でダンボールで囲って風を防いでいるだけの野宿者にはたとえ小さな使い捨てカイロでも有難いものだ。寒気が襲う最近の毎日曜未明同様、一段と激しい週明けの寒さ対策のためのカイロを今夜は配布しておいた。明後日には布施戎の宵戎を控えたこの街は笹を持った商魂たくましいぎらついた連中で一杯になるが、その片すみで、この地でも野宿者が生きている。戎の微笑みは、商魂たくましい連中のご都合にまみれているが、底辺下層の同輩のものとして奪い返されてしかるべきではないか。そんな事を考える時節がまたやってきた。ダンボールを敷いて暫し横になった筆者は再び寒風のつくる寒気の壁に挑みながら、つま先に痛みとして寒気を受け、朝の来る方向へ急いだ。「今年は寒いぞ」という「南港臨泊」帰還組の1人の言葉を思い出して。俄かに暖かい空間で過ごした野宿者は路傍に戻ってかなりの確率で身体を壊すか、凍死する恐れがあるが、その当人は大丈夫だろうか…などと考えながら。

★恥知らずの大阪市よ、2001年2月14日を思い出せ!

2007-01-06 02:09:54 | 野宿者支援

昼のNHKニュースを出先で確認したところ、この日朝に長居公園テント村の野宿者個々人に地獄への招待状(機会があれば現物の写し書きを表示)を持ってあらわれたo$aKKKa市の役人ネズミどもは、分かっただけでも以下のとおり。

谷口~市ゆとりとみどり侵攻局北部方面公園事務所
山中~ゆとりとみどり侵攻局西部方面公園事務所副所長(2006/2現在)
宮薗~ゆとりとみどり侵攻局部署不詳、元北部方面公園事務所
大谷~北部方面公園事務所副所長
千坂~ゆとりとみどり侵攻局患部
(変換間違いではなく確信をもって正しく表記、苦情は一切不可)


PS)大阪市の糞役人ども、歴史を知らないなら、教えたるぞ。嘘つき「鍵」に聞きに行け! のこのこまた長居に現れた山中よ、長居にいた頃よりろくな事をしてこなかったが(白鷺公園で結核を患い入院せざるを得なくなったある野宿者のテントをこれ幸いと本人の立会いもなく撤去して更地にし、唯一無二の骨壷を廃棄処分したり、桃ヶ池公園の30戸のテントをフェンスで出入り不能に追い込んだ現場責任者であり、昨年の1.30市内テント拠点同時多発破壊テロルの靭公園行政代執行攻撃において西部方面公園事務所副所長として現場責任の一端を担った)また一段と顔がゆがんで来たな。 調子に乗ってる千坂よ、お前の仕事は恥のかき捨てか? たまには誠実に何かやってはどうだ? 現場に来た糞役人よ、角谷やマサイのような恥知らずにも伝えておけ! たまには重力方向に頭を垂らし、使い捨てられて今後は針山を歩くことを覚悟しろ、とな。所詮光は、底知れぬ闇には勝てぬことを知ることだ。(微笑)


★大阪河内の路傍にて

2007-01-01 03:49:41 | 野宿者支援
 一昨夜、昨夜、今夜と、大阪河内の旧布施市街を夜回り。昨夜は西荒本方面にも。昨夜の午前3時現在の気温は東大阪市役所前で3度。流石に生駒おろしが温度を下げる。西荒本方面、旧布施市北側エリアだけで25名が公園・路傍でテントもなくダンボールの囲いと毛布のみでささやかな休息をとっていた。(久宝寺緑地大蓮側、小阪の一部を除く)持参の使い捨てカイロを一昨夜・昨夜共に置いていく。「南港臨時宿泊所(臨泊)」に行こうとしてあぶれた野宿者もこの地では当たり前だ。大体、殆どが釜ヶ崎とは無縁な地の出身者であるが故に。ましてや越年対策などあろうはずがない。寒さで眠れない仲間は、カイロを受け取ると「助かったわ」。それもそうだろう、この地ではキリスト教会も何もすることが無いようだからだ。
 そして今夜、9時ごろから「布施駅前周辺」で自前で用意した使い捨てカイロ各1枚と、いただき物のオレンジジュースとパン各2個を袋に入れたものを15セット、夜回りついでに配った。昨日に続き厳しい寒さである。缶の買取も4日まで無い状況では、ささやかながらこれらが唯一のこの地での食料配布である。まったく不十分ながら、現状では布施夜回り準備会にはこれが限界なのだ。なじみの野宿者と夜回り後にダンボールの囲い越しに談笑していると0時。昨年は大阪市内のテント拠点から引き上げた後、同市内南部の元野宿の居宅保護者宅で新年を迎え、その後、扇町に挨拶に行ったが、今年は布施駅前の路傍のダンボール囲いの中で迎えた。より厳しい寒さと排除の府東部で。(数名の野宿者と「大阪市内のテント村やったら、ここより贅沢できたやろうけど、今年はこれでいい。ただ、温かい雑煮が食べたいな」と言いながら、一緒に缶コーヒーを飲んで暖をとり2006年最後の時を共有。そこには、紅白もK-1もないが、顔見知りの野宿者との相互扶助はあった)ともかく、この冬も凍死者が出ないよう願うばかりだ。また、厳しい一年が始まった…