Studioきのんち

作編曲家でOWLのキーボーディスト 木ノ下達也のブログ

YAMAHA P200

2016-05-27 11:55:27 | 楽器、PC


先日、なぜだか車の荷台に乗っていたP200です。
なんでだろー(´・ω・`)??

まあそれはともかく、随分とホコリやらで汚れておりますのでざっと 内外装だけお掃除。
ちょっと弾くだけで手が真っ黒になるほど…。
鍵盤の機構もグリス切れやフェルトの劣化が感じられ、鍵盤戻る度にカコンカコンよく響きます。
いずれは全バラシしてメンテが必要ですね。
しかし、その割にはスイッチ、スライダーの類にはガリひとつ無いので操作面ではこのまま問題なく使うことが出来そうです。


画像: ザッとバラしてクリーニング。鍵盤分解はまた後日

しかし、やっぱりYAMAHAの鍵盤は良いですね。
この機種の前モデルであるP150を所有していた事もありますが、あちらは当時の上位機種であるP300,P500ともにAE鍵盤。
このP200から新たに開発されたGH鍵盤(グレードハンマー鍵盤)が搭載されました。
経年劣化によるアクションの騒音こそあれど、鍵盤自体のガタつきや遊びも無く十分気持ち良く弾くことができます。
AE鍵盤や他のメーカーの鍵盤は経年劣化でゆるゆるになりがちなんですよね。

前モデルのP150とは発音数と鍵盤以外は同じものだと思われ、各メニューの構成もほぼ同じです。
アコピ音色などは今でも十分通用するステレオサンプリングの物ですが、エレピなどはさすがに中途半端な時代の"あの"エレピ音色で、Motif以降のようなRhodesらしいリアルな物ではありません。
あくまでオマケ的な物ですね。

しかしこのシリーズ、ただのデジタルピアノではありません。
内部音源ベロシティカーブとMIDI出力ベロシティカーブを別々に設定しパフォーマンス毎に保存出来たり、MIDIインからの信号をマージして出力出来るなど、実はマスター鍵盤としてもよく出来ているんです。
この辺は以外とMotifシリーズでも出来ない事だったりするので非常に重宝します。

広い天板も譜面を広げたり、他のシンセやパソコンを置いたりとこれまた使い勝手が良いです。
その分筐体はデカく重いのですが、持ち運びが多いのであればアンプとスピーカーを取り外し軽量化するのも良いかもしれませんね。



今回ザッとクリーニングしましたが、近日中に鍵盤全バラシしてグリスアップやクッションの交換をしたいところです。




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