オープンタイプ(開放型)のヘッドフォンを使ってみたくて評判上々のAKG K701を入手してみました。
なんでも当初は7~8万もしたようで、その頃ならとても気軽に購入できる物ではなかったでしょうが現在は直輸入品などがかなり手の届くお値段で販売されております。
しかしこのK701も既に生産終了とのことで現在流通に出ているもので最後のようです。
他にゼンハイザーなどの候補もあったものの、もう直き手に入らなくなるのなら…というのも購入の理由として大きいですが。
とはいえAKGのKシリーズのフラッグシップモデル、他の機種よりお値段ちょっと頭ひとつ飛び出してますがそれに見合った性能には間違いありません。
どのヘッドフォンでもそうですが、購入して初めて試聴すると大体首を傾げます(笑)
エージングが進むにつれ音も締まってくるので正しい評価はそれからになりますが、第一印象は分解能が高いがハデさは無い、どっちかというとシルキーな感じ、Lowは思ってたより出てます。
もともと解像度の高いMDR-7506やMDR-Z900を使用していたのもあり驚く程の印象は無いものの上から下までとにかく自然な出音でナチュラル。
モニター用としても観賞用としても使えそうです。
エージングによる音の変化についてはいろいろな意見があるようですが僕自身は多少なりともあると思います。
購入して丸一日鳴らしっぱなしにしてるだけでも随分アクが取れるのが解りますし、他の方のブログなどでもしばらく使い込んだ後に気に入ったのでもう一台同じ機種を購入して聞き比べるとやはり何とも言い表しにくい違いがあるそうです。
なんせ可動する部品で出来ているのですから慣らし期間はやはりあると思いますけどね。
なのでスピーカーなど程よく使い込まれた中古などが良かったりするのですが、ヘッドフォンはさすがに身に着けるものですしねえ…w
いくらクリーニングされてるとはいえ油ギッシュなおじさまがご愛用されてたかもしれないと思うと…うわぁ
前オーナーのお写真も一緒に提示して頂けると…奇麗なお姉さんが使用されてたのならそれなりのお値段になりそうですがw
女子高生使用済みK701(写真付き)…3万円
50代男性使用済みK701…1.5万円
う~む、あなたならどうする