goo blog サービス終了のお知らせ 

Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ブレーキの取付け COLNAGO

2014-07-13 20:35:33 | COLNAGO コルナゴ 組立
今回は自転車にブレーキを取り付けます 今、組立てているコルナゴの
古いフレームには最近のブレーキが使えず選択肢が凄く少なくなります




少しずつ組立が進み自転車らしくなって来ました
今回はブレーキ本体を取り付けます






リアブレーキ取付け用のシートブリッジです






フロントフォークのフォークコラム
最近のブレーキ取付け用のナットは頭が埋め込まれる
枕頭ナットが使われますが これらにはその様な工作が
されていません これがブレーキの選択肢を狭くする
原因です




今回のコルナゴには二つのブレーキを用意
しています これらの整備は済ませています




このフレームには元々 Campagnolo のサイドプルが
付いていたのですが ここから綺麗に復活させる
技術が私には有りませんでした






ブレーキサイズの適合性を見る為にホイールを
装着します






最初に用意していたシマノのブレーキを合せてみます 
これはブレーキアーチが大きくて ブレーキシューが
リムから外れます これは使えないですね






ブルーに塗装した方を合わせてみます このショート
リーチなら使えそうです




ただフレームやその工作に依りワッシャーの交換や
ギザワッシャーを使うなど 状況に合せ少しの手間は
必要です






このブレーキの取付けには 10mm のスパナを
使います






特に難しい作業では有りません 前後共
同様の手順で取り付けました






ただこのブレーキに付いていたブレーキシューは
軽快車なら良いですが 今回の自転車には少し
貧弱です 違う物に替えてやります






幾つかブレーキシューは用意していますが この
シマノのアルテグラ用の物を使いましょう シューは
デュラエースと同じ物です




このアルテグラ用のシューセットには 面白い
価格設定が有ります もし購入される時には
過去記事を参考にしてみて下さい
過去記事 【 ブレーキシューセットの 不思議 】






ブレーキシューを外します 10mm のスパナです




取り外したシューは また軽快車などに使えば
良いですね




新しいシューセットです




これには取付けの方向が有るので これは
絶対に守る必要が有ります 絶対にです






シューホルダーにブレーキゴムを差し込む構造です
その前後に依ってシューホルダーの形が異なります

この写真では上が前側 下が後ろ側になる様に使います
ブレーキを使った時にゴムがホルダーから抜けないのが
その方向です






シューセットをブレーキ本体に取り付けます 4mm の
アーレンキーです 正しい方向に取り付けたシュー
ホルダーセット ホルルダーの閉じた方が前です






後ろも同じ様に交換しました




ブレーキに付いた油脂類を綺麗に拭きます
特にゴムにオイルを残すのはいけないですね





昔から使われていたサイドプルのブレーキキャリパー 最近のデュアルピポットと
比べれるとあまり効きません それだけに少しでも良い状態にしてあげたいですね
微調整はワイヤーを取り付けてからのお仕事です

前回の作業 【 カセットスプロケットの取付け MAVIC ホイール 】

次の作業 【 自転車 シフトケーブルの長さ調整と取付け 】


コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カセットスプロケットの取付... | トップ | 自転車 シフトケーブルの長... »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (にわ まこと)
2014-07-14 08:35:29
にわです。
いよいよブルーのサイドプルブレーキの登場ですね。ところで、MTBに使われるカンティやVブレーキのシューにはなかったのですが、キャリパーのブレーキシューに付いている魚のひれのような突起は、何の役目をしてるんでしょうね。ブレーキ性能には関係ない様だし、調整するときに、何か役に立つのでしょうか?
返信する
にわ まことさん (Kino)
2014-07-14 09:50:13
シューホルダーの突起は 一般的にタイヤガイドと呼ばれます

ホイールを装着する時に タイヤがブレーキゴムに当り難くくする為のものです
サイドプルのブレーキはホイールがゴムに当ると センターがずれる事が有るので それを防止するのが目的ですね

ロードレース中の素早い車輪交換でその様な事が起きない様に考えられたのじゃないでしょうか

返信する
Unknown (にわ まこと)
2014-07-14 15:06:30
にわです。
ブレーキシュー単体で見ても、わからないですね。今真正面から眺めてみました。なるほど良い形をしていると、納得しました。ペダルの蹴返しも見ても分からないけれど、教えてもらって使ってみて、初めて納得しました。ありがとうございました。
返信する
はじめまして。 (しま)
2014-07-14 15:08:17
いつも楽しみに読ませて頂いております。
枕頭式のキャリパーでも、ナット止め式のシャフトを移植することで使用出来る、というのを聞いたことがあります。ブレーキ1セットを犠牲にすることになりますが(^-^;
おそらくシングルピボット型限定でしょうけれども、選択の幅は少し増えそうですよね。
返信する
にわ まことさん (Kino)
2014-07-14 18:38:50
タイヤガイド シマノの物には小さなネジが付いています
これには この様な理由が有る様です

過去記事
【 ブレーキ シューホルダーを塗装する 】
http://blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/45f90553047e8d2498be5c93cc71e216

ペダルの蹴返しも 昔は後付けの物が売っていたのですよ
返信する
しまさん (Kino)
2014-07-14 18:41:48
コメントを有難うございます

その様な方法も有りますね
ただブレーキのシャフトを含め その周辺の部品を探すのが難しいのですよ

もし その様な物を豊富に取扱いしている所が有れば大変興味が有ります
ご存知なら是非ご紹介頂きたく宜しくお願い致します
返信する
Unknown (にわ まこと)
2014-07-15 07:07:10
にわです。
貴重で楽しい情報を、いつもありがとうございます。過去の記事を、興味深く読ませていただきました。小さなパーツでも、その形に決まるまで設計陣が喧々諤々と議論を戦わせた結果だと思うと、楽しくなります。
蹴返しもパーツとして売ってたんですね。私の作った蹴返しはいくつかの写真を参考にして、手持ちのアルミ材を切って作ったんですが、105のペダルのケージ一体型より使いやすいです。105の蹴返しは小さすぎて、時々失敗します。不格好な私の蹴返しは、一発できまり、愛着もあります。
返信する
お返事ありがとうございます (しま)
2014-07-15 20:09:12
自分は東京在住なのですが、いつもお世話になってるのは、両国にある『スポーツサイクル いちかわ』さんです。僕のビミョーなパーツのリクエストに答えて頂いております。
返信する
にわ まことさん (Kino)
2014-07-15 21:06:37
色々なパーツも時代の流れと共に変わって行くと言う事なんだと思いますが
競技用自転車の部品はやはり レース現場からの要望が反映された物が多いのじゃないかと思います

そんな事を時代背景と併せて考えると面白いですね
返信する
しまさん (Kino)
2014-07-15 21:13:43
私はあまり色々な自転車屋さんへ 出入りしないので多くの自転車屋さんを知らないのですが
いちかわさんは関東では良く聞く自転車屋さんですね

昔はブレーキや変速機などの補修用パーツがセットになってケースに入っていたりしました
その中から必要な物を購入出来たのですが 最近は見なくなりましたね
ノーマルサイズのブレーキをスモールサイズの位置に出来る偏芯のシャフトなんかも有りましたよ
返信する

コメントを投稿

COLNAGO コルナゴ 組立」カテゴリの最新記事