Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チューブラーの スペアタイヤ

2022-08-12 20:40:30 | ホイール
チューブラーホイールを使った自転車で走行する時はスペアタイヤを携帯します
スペア用のタイヤも日々点検が大切です





私の自転車は全てチューブラータイヤを使っています 出先でパンクした時の修理用に
サドルの後ろにスペアタイヤを吊っています






吊っているのは使い古したタイヤです 
これもスペアとして機能する様に管理は必要です




整備台に移りました そもそもスペアタイヤは出先から
帰って来るまで使えれば良いと言う考え方で新しい物は
使いません
これはリムセメントを使っている場合で リムテープを
使っている場合は考え方も違うでしょう






小さく畳んだタイヤを拡げ 接着面の粘度を確かめています
出先でパンクをした時はタイヤを外しスペアに入れ替えますが
リムに残ったセメントと スペアに残ったセメントの粘着力が
頼りです




練習量が豊富で短期間でパンク修理を行う時は この作業の
必要は有りませんが 長く吊りっ放しのタイヤにはやっておいた
方が良いでしょう






新しいリムセメントをタイヤの接着面に塗布します




フンドシ全体が潤う程度に塗布しました この後時間を置き
自然乾燥させます






このタイヤも先日貼り替えた物でスペアの予備軍です
この様にリムセメントが乾き切った物をスペアに使うのは
危険です






リムセメントを塗りました 乾燥してから折り畳みます




出先でタイヤ交換をした場合 接着力は著しく落ちます
パンクを直した後はそれを良く認識して使う必要は有ります






さてリムセメントを塗って一晩置きました 指先で触ると
少し粘着力を感じる程度になっています






ではこのタイヤをスペアとして携帯し易い様に畳みます






今のリムセメントの状態は 接着面同士を貼り合せても
問題なく剥がれます ボンドでは有りませんからこれで
OK です






今回はこの様に畳みます バルブを中心に適度な長さで
一回折ります この長さは自分で最後まで進め その時の
状況で決めるしか有りません






さらにそのまま巻き進めます 気を付けるのは
緩まない様にするくらいです






タイヤを最後まで巻けば完成ですが 最後の末端がどの様に
収まるかで見た目も変ります 自分が気に入るまで何度もやれば
良いと思います




今回は端末がこの様に収まっています 一番綺麗な
収まりだと思います




元に戻らない様にトウストラップで縛っておきます






ウエスを折り畳み紐状にしました






そのウエスでタイヤを縛ります これはしなくても良い事ですが
タイヤの保護と出先でパンク修理をした際 汚れた手などを拭く事に
使えます






スペアはサドルの後ろに吊ります




先程用意したスペアタイヤです








吊るのには使い古したトウストラップを使います
ALFREDO BINDA アルフレッド ビンダ 当時の名品です
サドルレールに通しました






タイヤをしっかり縛り ストラップの処理をします
タイヤやストラップを縛る位置 僅かな事ですが
綺麗に見える様に結構気は使っています





リムセメントを使ったホイールは 出先でパンク修理すると 帰宅後リムセメントで
新たにタイヤを貼り直します ですからスペアは帰って来るまでの仮タイヤで良いと
思います でもスペアタイヤは格好良く吊る、大切です
チューブラーテープを使っているホイールは 出先でもテープを使いますから
少し考え方が違いますね


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タイヤが回る 参った | トップ | アーレンキーを加工する »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ホイール」カテゴリの最新記事