Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

日曜日の ご褒美ランチ

2010-01-31 23:17:07 | よもやま話
皆さんにも長くお付き合いを頂いた ビバロのレストア作業
その自転車も無事に友人へお届けが済み 想像していたより
綺麗になったと喜んでもらえました この一言が嬉しいですね





自転車のお届けは こんな SOYO の 40番が付いたタイヤで乗って行く訳にもいかないし
一旦ばらし 車に積んで運びました




この競輪選手の方達が日常的に使う 一種の整備台、倒立台と言いますが
これはピストレーサーをこの様に分解する時は本当に便利です この倒立台は
費用 1000円程の自作です 【 自作 倒立台 】






今日の日曜日は友人の奥さんも交えお昼ご飯 奥さんの希望で
兵庫県伊丹市に有る ヘブンズキッチンという生パスタのお店へ






このお店は凄い人気でお昼に行くと何時も満員です でも
我々は何時も待った事が無い タイミングが良いんですね

これはランチセットに付いて来る サラダとガーリックトースト
ここのガーリックトーストは単品で追加したくなる程 美味い!






ランチには付いて来ないが 単品で注文したソーセージ
車の運転は奥さんに任せ 我々はビールを頂きましょう






奥さんが注文した ヒアルロン酸のジュレサラダ お肌に潤いを
与えてくれるとか・・・ このプニュプニュした物がお肌に良いの?
自転車に使うグリスの良し悪しは解るがこれは良く知らないな(笑)




3人がそれぞれ違うパスタを注文 私は明太子とサーモンの
クリームパスタ




友人は半熟玉子のカルボラーナ




奥さんはトマトベースの ん、何だったかな? 忘れました(笑)




我々男はビールを切り上げワインを頂きましょう 運転の事を
気にせずに飲めるお酒は良いね

ここの生パスタは丁度良い硬さ お味も大満足のお店です 
普段飲み出すとほとんど物を食べない私も 完食、これは
大変珍しい事です

店内はお待ちのお客さんもいらっしゃったので 最後のコーヒーを
頂きお店を後にしました 今日はビバロのお疲れご褒美ランチ
ご馳走様でした

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Park Tool パークツール サイクロン

2010-01-29 22:25:30 | メンテ 用品
自転車のチェーンの洗浄システム と言えば大げさかな? 
チェーンの洗浄器具と言った方が良いですね すでにお使いの方も
沢山いらっしゃると思いますが これから検討される方の為にどの様
な物かご紹介しましょう






Park Tool CG-2 チェーンギャングと言う商品名です
これはセット物で 
洗浄機=サイクロン 洗浄液=シトラスチェンブライト
クリーニングブラシ=ギアクリーンブラシの 3点セットです






単品では CM-5 サイクロンの商品名です 本体にハンドルを
取り付けて使います






本体は横の固定金具を手で外すと簡単に蓋が外れます







本体内部を大きな写真で見てみましょう この回転ブラシと軸ピンは消耗品として別途購入
出来ます




蓋にもブラシが付いています






本体容器内に CB-2 シトラスチェンブライトを入れ使用します
この洗浄液は単品でも同じ品番ですが セット物は単品の半分の
量の物が付いて来ます

シトラスチェンブライト パークツールのカタログ説明には
最低限必要なグリスを残し 通常のデグリーザーとは違うと
書かれています 少し粘り気の有る液体ですが これの効果は
使ってみないと分からないですね




単品では GSC-1 ギアクリーンブラシ やや固めのブラシなので
汚れは落とすでしょうが 傷が付いたら困る物には使いたくない
かな?







商品箱の裏面と同封されていた取り扱い説明書です
このセット物が全部必要な方は セットで買われた方がややお徳です

チェーンのメンテナンスで一番大事な事は洗浄です 良く落ちる洗浄剤で丁寧に洗うのが
一番効果的だと思いますが アンプルピンを使うロード用のチェーンは 何度もチェーンを
切るのも少々抵抗が有ります
それでこれがどの位効果が有るのか 試しに購入してみました まだ使っていないので
使用インプレは書けませんが これは又改めて記事にさせて頂きます

今回の商品 自転車好きな工具屋さん 【 プロショップ 工具魂 】 でお世話になりました

ビバロのレストアは終りましたが 相変わらず自転車ネタですね(笑)

サイクロンの使い方はこちら 後日日記 【 パークツール サイクロン 使用方法 】

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ビバロ ピストレーサー レストア完成

2010-01-28 20:10:50 | 自転車 レストア ピスト
昨年 11月末から始めた友人の VIVALO ビバロのピストレーサー
整備を通り越えたレストア作業になりました 長く皆さんにもお付き合い
頂きましたがやっと完成しました 新しく生まれ変わった自転車をご覧
頂きましょう





友人から整備依頼を請けた時の VIVALO ビバロ 創業間もない時期の 1980年製作の
もう 30年経ったフレームです それが 20年以上放置され 可哀想な状態でした

日常的な自転車整備は良くする作業ですが レストアまで必要な作業はそれ程知識が
有る訳では有りません でも綺麗にしてやろう 知らない事は兎に角チャレンジ
そんな思い込みでの作業でした  では完成した自転車を見て頂きましょう





フレームの塗装剥離 自家塗装から始まったレストア作業 気温の低い時期の塗装に
少々苦労しました 友人の希望色は白 アクセントは任されていましたが ヘッドと
シートの胴抜きに 紺色のメタリックを選び ダウンチューブに線引きの様なラインを
入れてみました これは始めての試みです  以下 before after を混ぜながら見て頂きます






預かった時のハンドル周り CINELLI チネリの A1 中角ステム ハンドルは Model 65
アルマイトの腐食も激しく 一皮剥いて磨きを掛けました






サドルは当時の定番 UNICA ユニカの革貼り この革は傷みが激しく修復する知恵が
私には有りません 今回は私も始めての試みでしたが 革を張替えました この作業を
した事で色々と得る物も有り 私にとっても少し嬉しい作業でした






フレームの全塗装後 VIVALO の刻み文字にも墨入れをしました これが結構難しく面相筆では
上手く行かず 爪楊枝の先を削り塗料を入れた努力作 これを日常的にされている塗装屋さんは
凄いですね






フロントホイール 腐食の激しかった SUNTOUR サンツアーのシュパーブハブ
ホイールをバラシ研磨とバフ掛け ハブの回転部は Microlon マイクロロンの
メタルトリートメントで事前処理後 ルブリカントを使い調整 このシュパーブと
言うハブ カンパとは又違ったサラサラ感の強い感触でした 良いハブだと思います






リアホイール これも前輪と同じ様に整備と調整 スポーキングが JIS の逆組になって
いたのでイタリアンに組替えました リムは SUPER CHAMPION スーパーチャンピョンの
メタドーレ 実測 266g の軽量28穴リムです ホイールにはしっかり感を出す為に 前後輪共
ソルダリングで処理をして有ります






参ったと言うくらい良く腐食が進んでいた SUGINO スギノのマイティコンペ
研磨、バフ掛けで光沢を出しました 今回はバフ掛け作業が多かった・・・




左側のクランク周り




今回の組立作業 最終日があまり良い天気では無く 残念ながらメリハリの有る写真が上手く
撮れませんでした これは室内で写した写真 シートの胴抜き部のアルカンシェルのシール
KINOSHITA の文字 これくらいは許してもらいましょう(笑)




こうして完成した VIVALO ビバロのレストア作業 今回は思いの外時間が掛かりました
手を抜かずに最後まで作業を進めたつもりです

今回のレストアに要した費用を書いてみましょう
洗浄、研磨、バフ掛け関係  5500円
フレーム塗装関係       7000円
その他部品関係        10500円 合計 23000円

ここまで 39回のレストア作業の日記 長くお付き合い頂き有難うございました
と言ってもこれで終わる訳じゃ有りません きっとまだまだ自転車ネタは続きます(笑)

今回のレストア作業 カテゴリー 【 自転車レストア ピスト】にまとめました

コメント (38)
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ビバロ ピスト サドル ポジション出し

2010-01-27 20:16:25 | 自転車 レストア ピスト
組立作業を進めている VIVALO ビバロのピストレーサー
もう完成間近ですが 細かな調整やポジション出しを
しながら進めて行きます






サドルのポジション出しをします このフレームは完全な
ホリゾンタルですので メンテスタンドの上で トップチューブを
水平にセットします




この自転車を預かった時 サドルはかなり前下がりの状態でした
それを友人に告げると 今回は基本的なポジションにしてくれとの事

サドルを水平より やや前下がり程度に調整する事にしました




サドルの高さは 事前に測っていた状態にセットしますが
以前の大きな前下がりから 水平近くにセットすると
おそらく凄くサドルが高く感じるでしょう 感覚的には 10ミリ前後
下げても良いかと思いますが これは本人の感覚が大切です
細かな調整はここでは出来ません

それにしても一本締めのシートピラーは 調整がしずらいです・・・




ペダルを付けましょう 使われているのは CAMPAGNOLO RECORD
カンパ レコードのピスト用 鉄プレートです これもかなり
酷く錆ていましたが 錆を落とし磨きも掛けました 回転部は
カンパの中でも大当り かなり良い状態です






トウクリップとストラップを取り付けます クリップを固定する
ボルト これはカンパの専用部品で良く出来ています ここにも
錆止のグリスを塗っておきます






ペダルの取り付けネジにもグリスを塗っておきましょう
ペダルのネジは ※右は正ネジ 左は逆ネジです
ペダルは目一杯締め込みます




カンパのピスト用 鉄プレート 私もトラックレーサーに
使っていますが 感触が良いペダルですね




これで手が汚れる作業は終了です バーテープを巻きましょう
ハンドルは CINELLI チネリですが綺麗な形をしていますね






この自転車には綿テープが使われていました でも自転車屋さんで
在庫が切れていたので OGK の極薄タイプを選びました これは
私のロードに使っていますが 手が吸い付く様な感触で良いですね
ただ難点は 凄く汚れ易い 汚れも良く吸い付きます(笑)






このバーテープは裏面に糊が付いていません 有る程度
自己吸着しますが 巻き始めと終り部分に両面テープを貼って
おきます




バーテープを巻く方向は 内側に絞り込んで行きます
ハンドルを内側に絞る様な手の使い方をするので この方が
良いでしょう






バーエンドキャップは必ず付けましょう このタイプのキャップは
ガサガサですよね サイズ合わせの為にバーテープを両面テープを
使いキャップに巻き ハンドルエンドに押し込みます






これでメンテ台の上での作業は終了です 最後にフロントホイールを
付けます これもセンターを確認しながらの作業です

この後 サドルやハンドルの微調整 ヘッド小物の調整 その他
各部を再点検して 完成です





おっ これで完成ですよね・・・ 今回のレストア作業皆さんには長くお付き合い
頂きました 次回には完成後の全景をご覧頂きます

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ビバロ ピスト 組立作業

2010-01-26 22:17:50 | 自転車 レストア ピスト
前回から組立を始めた VIVALO ビバロのピストレーサー
その続きです




前回はクランク周りとチェーンを装着しました 今回はサドル、ハンドル周りと
作業を進めて行きましょう




当初使われていた UNICA ユニカの革貼りサドル
革が使える状態じゃなかったので 私も始めての作業でしたが 
革を張替えました






シートピラーとフレームパイプ内に グリスを塗ります
この鉄とアルミの異種素材は固着が起こり易く 固着してしまうと
取り外すのに どちらかを犠牲にしないといけません 
それを防ぐ為に グリスを塗るのはお約束事です




ハンドルは CINELLI チネリのステムとのセット
これも腐食が激しく アルマイトを剥離し 磨きを
掛けています

ハンドルを付ける時も シートピラーと一緒で
ステムとホークコラム内にグリスを塗っておきます





良い感じです 今日は天気も良いので フレームのブルーも綺麗な色が出ています




次はリアホイールの装着です このホイールは JISの逆組に
なっていたので イタリアンに組替えました






このビバロはチェーンが長めなので この様に車輪が入りますが
ホイールをバック一杯に詰めると 車輪を脱着する度にチェーンを
切る必要が有ります

ここで大切な事は ホイールのセンター出しと チェーンの張り調整
です




チェーンの張りは感覚で決めていますが 迷われる方もいらっしゃる
でしょう 今迄この様に測った事は有りませんが 参考にして頂く為に
測ってみましょう





チェーンの調整が終わった段階での チェーンステーからチェーンまでの距離です





チェーンを持ち上げてみます 遊びが約 15ミリ ごく普通の張りに調整しています

チェーンの張りを調整する時 場所によりキツイ所と緩い所が出る事が有ります
これの原因の一つは フロントのギア板の真円が出ていないからだと思います
そんな時はキツイ所でチェーンが パンパンに張らない様にすれば良いでしょう

チェーンの張り具合は好みも有ります
きつく張ると出足が良く 緩い張りは伸びが良いなんて言います

さて今回はここまで 次回はサドルの位置出しや残りの作業 いよいよ完成です
このシリーズ もう少しお付き合い下さい

コメント (8)
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