Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

地墨を打ち直す

2020-04-02 20:10:01 | 自転車整備 その他 
私の自転車小屋では自転車のポジション測定を正確に行う為 通路に地墨を打っています
時間が経つと墨が薄くなって来ます その色を濃くします それを墨を上げると言います





白い蕾です 花の名前は分りません でも綺麗ですよね






私の自転車小屋の通路です 隅を打ち直すための道具を
用意しています






墨は床が汚れていると上手く行きません その為、箒で掃除します
これはシャッターと平行に打っている墨です 朱墨を使っています






その墨に対して直角に交わる墨を伸ばします 交点に鉛筆で印を入れました




鉛筆の印の真上にレーザー墨出し器をセットします
今迄の墨も薄く残っています、それは機械を使わずに
三四五(さしご)と言うアナログな方法で直角を出したものです






この機械は矩(かね)= 直角 も出せます 通路に薄く
グリーンのレーザー光が照射されています




レーザー光に合わせて墨を打ちました 当然ですが前の墨とは
ずれていません






今迄ポジション測定はメンテスタンドの上で行っていました
今回小さな三脚も買ったので この様に自転車を床に置いても行えます
床の水平が出ていれば良いのですが、そうでないと調整に時間が掛かります
何か方法を考えなきゃ・・
※ 上の写真のレーザー光は 写真を加工して入れています





自転車のポジション これはとても大切な事でほんの僅かな違いで身体の使う筋肉も変わります
私達の頃は科学的な根拠も無く自分で最適だと思える乗り方を捜し求めました
そのお陰で人が乗っている姿を見れば どの様な身体の使い方をしているのか概ね解ります

今は理論的なポジション出しも、その知識の有る人にはある程度は出来ます そんな時に自分の
自転車がどの様な状態なのか知っておくのは大切な事です、その為には正確にポジション測定を
行うのは大切な事だと思います

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自転車のオイルアップと美装

2019-12-25 20:05:22 | 自転車整備 その他 
前回洗車を済ませたロードレーサーのオイルアップを行います 洗車は自転車の状態を確認するのが
大切ですが 洗った後のオイルアップに併せ、美装までしてやります





前回洗車を終わらせこれから濡れた自転車を乾燥させ 要所にオイルを注し
塗装面にはワックスを掛けて綺麗にしてやりましょう






前回はこの整備場所の前で洗車を行いました
今回は少し場所を移しての作業です








場所を移すと言っても直ぐ前です 洗車直後は自転車に水滴が
一杯残っています 多くの自転車の洗車をする場合自然乾燥を
待てば良いですがそれでは時間が掛かります






今回は作業を早く進める為に エアブロワーで水滴を飛ばしてしまいます




自転車小屋の中では最近 昔のクリスマスソングで話題になっていた
マライヤキャリーを掛けています 恋人たちのクリスマス






フレームや部品の水滴を風圧で飛ばしました 綺麗なウエスで
優しく拭いておきます




直ぐにオイルアップを行います 私は通常チェーンから始めます
自転車の日常整備に依りますが、オイル乗りの悪いチェーンなら
直ぐに錆が発生します






今回チェーンと変速機等の駆動系には この NANOKORO OIL
ナノコロオイルスプレーを使います CNT と言うカーボン
ナノチューブが配合された高性能オイルですが 私もこれは
初めて使います

その為、洗車時にチェーンの洗浄も丁寧に行っています
このオイルでチェーンを仕上げる様子は又別の記事で
ご紹介させて頂きます 洗車前とオイル塗布後の写真だけ
次に貼っておきます




before & after



洗車前も汚れていますがオイル乗りが悪いチェーンでは有りません
それが施工後はしっとりとした良い状態に仕上がっています






STI レバーの駆動部に Wako's ワコーズのチェーンルブを
スプレーします これは水置換の性質が有るので内部が
濡れていても大丈夫です




飛散したオイルは直ぐに拭き取ります 残しておくと
汚れを呼びます




前後のブレーキの駆動部にも注油 ブレーキゴムに飛散しない様
注意が必要です 商品名はチェーンルブですが色々な所に使える
便利なオイルです




フレームにワックスを掛けます 汚れが有る時は違うワックスを
使いますが 今回はカルナバロウが配合された商品です
特に自転車用ではなく車用を流用しています






ワックスを柔らかなウエスを使い良くすり込んでいます




綺麗なウエスに変えワックスを拭き取ります
塗装は何かで保護してやる方が汚れが付き難くて良いと思います
そして深い艶を放つ自転車は美しいです




これでメンテスタンドで行う一連の作業が終わりました






洗車前に取り外していたインフレーターやスペアタイヤを取り付けます




スペアタイヤの指定場所 サドルの後ろへコンパクトに畳み
トウストラップで吊っています






サイコンも元に戻します




メンテスタンドから自転車降ろす前にリアホイールを
装着します








クイックシャフトに水が回っています それを良く拭き取り
Super Lube スーパールーブの超耐久潤滑剤を塗布しておきます
この潤滑剤もフッ素系ですがかなり時間持ちが良い商品です






ホイールを自転車に装着し 変速の状態を確認します
自転車を洗車しても各操作部が不調ではいけません
大丈夫です前後共気持ちよく変速します




自転車にとって最も重要なチェーンがとても良い状態です
綺麗です・・






フロントホイールもリアと同様にクイックシャフトに
オイルを塗布してから装着します ハブは DURA-ACE です






前輪も用意が出来ました メンテスタンドから自転車を降ろし
前輪を取り付けて今回の洗車~整備は完了です





洗車から一連の作業が終わり自転車もとても気持ち良さそうです
随分昔の自転車は回転部分の防水はあまり考えられていなかったので 練習後は濡れ雑巾で
練習で付着した汗を拭き取る作業を毎日していました 現在の自転車の回転部は水の浸入を防ぐ
シールが装着され効率的な洗車を行う事が可能になりましたね

次回はナノコロオイルを使ったチェーン整備の様子をご覧頂きます 施工後の乗り味も
簡単にご紹介させて頂きます またお付き合い下さい

前回の作業 【 自転車へのクリスマスプレゼント


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自転車への クリスマスプレゼント

2019-12-24 20:00:12 | 自転車整備 その他 
今夜はクリスマスイブで多くの人が楽しまれている事だと思います 何時も自転車小屋に居てる
私のロードレーサーに洗車と言うクリスマスプレゼントを贈りました





今年は春に気合を入れて乗りましたが、その後やはり疲れが抜けず続ける事が出来ませんでした
自転車は乗らずに保管しているだけでも傷みます 特に埃が湿気を呼び自転車にいたずらをします
クリスマスイブに洗車をして綺麗にしてやりました




洗車をする為にリアホイールを外しました






チェーンを張っておく為のチェーンキーパーを取付けます






洗車をする為の道具です 高圧噴霧器を使っています
油脂汚れには Wako's ワコーズのフィルタークリーナーを使います








始めます まずはオイルで汚れた部分にクリーナーを
刷毛で塗って行きます 上から下に進めると良いでしょう






リア変速機やチェーンにも塗ります チェーンにはリンク内に充分
浸透する量を今回は使いました リアスプロケットにも塗布します




クリーナーを塗布する時間はそれ程掛かりません
直ぐに次の工程へ進みます





 


クリーナーを塗った部分に水を掛けて良く洗い流します
クリーナーを残してはいけません またこのフィルタークリーナーは
水を掛ける事で乳化し多くの水を使う事で中和します 環境の為にも
有る程度の水量は必要です




次に行うのは自転車全体を洗剤で洗ってやります
私が使うのは シンプルグリーン 環境に優しく
泡切れが良いのが、洗車に向いています






サドルの裏側も丁寧に洗います フレームは優しく擦ってやると
良いですね




ハンガー周りの手が入り難い部分も 何か不具合は無いか
良く観察しながら洗います






今回はやや濃い目の洗剤で チェーンホイールやチェーンも
洗ってやりました これは何時もと違うオイルを使う予定で
既存のオイルを良く落としておきたいからです
通常、同じオイルを使う時は皮膜は残しておく方が良いと思います






ホイールも異常がないか確認しながら洗います
不具合を見つけるのが洗車の目的なのを忘れてはいけません






洗剤での洗車が終わったら水で良く洗い流します
洗剤は台所用でも問題は有りませんが 泡切れの悪いものは
この時に多くの水と時間が必要です 泡切れの善し悪しは
洗剤を選ぶ大切な要件だと思います




これで一連の洗車が終わりました 今回は特にチェーンを綺麗に
洗っています オイルを追加塗布して使っているとどうしても
オイルがグリス化してきますね その為に毛先の固いブラシも
使いました





洗車が終われば直ぐにオイルアップと美装に移ります その様子は次の記事でご覧頂きます
どうぞ皆さんは良いクリスマスイブをお過ごし下さい・・ どうぞ次回もお付き合い下さい

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夜間の 自転車整備

2019-12-18 20:01:02 | 自転車整備 その他 
冬の遅い時間 暗くなってから自転車小屋でシティサイクルの整備を行いました
風雨に晒され酷使される普段使いの自転車は少しの整備で調子を維持出来ます





冬の寒い時期の自転車小屋 夜間に電気を灯しシティサイクルの点検整備を行っています
この自転車は私が色の塗り替えを行い同時に分解整備を施しています それから 2年が経ちました





回転部分などはしっかりとグリスを使っているので 2年程度でどうにかなる物では有りませんが
チェーンはそう言う訳には行きません 気を抜くと直ぐに錆が浮きオイル切れを起します
チェーンがまっ茶色になっている自転車を良く見ますが、そうなってしまっては手の施し様が有りません





この自転車は私が面倒を見ており特にチェーンのオイルには気を配っています とても良い状態です
今回は分解整備をしてから初めて各部のネジの増し締めを行いました これは想像を超え色々な所の
ネジが緩んでいました 今、点検しておいて良かったです 少し増し締めしただけで自転車は元気になります

25年をはるかに超えた自転車 全塗装をした時の一連の記事はそれなりに面白いと思います
お時間が有れば是非ご覧下さい 【 シティサイクルの 色を塗り替えます 】
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自転車 ブレーキゴムの 交換は必要

2019-09-13 20:00:53 | 自転車整備 その他 
自転車には必ず必要で必ず使用するブレーキ それにはブレーキゴムが使われていますが
使うと磨耗します そんな磨耗したブレーキゴムを交換します





チェーンが外れると相談を受けた通勤用のシティサイクルですが 整備を始める前に行った洗車で
フロントブレーキの不具合に気が付きました






前輪のリムが変形する程磨耗しています このアルミリムでは
無い事では有りませんが少し違和感があります




ブレーキゴムを取り付ける為の舟にヒビが入っています






ゴムが磨り減って無くなっていると思います 買い置きの
ブレーキゴムと交換しましょう




寄り道

前田工業 SUNTOUR サンツアーの SUPERB シュパーブ




UNIVERSAL イタリアの老舗メーカー ユニバーサル




国産の DIA-COMPE ダイアコンペ
最近のゴムだけでは無く 古い物の補修パーツも保管しています






今回はロード用に買い置きして有ったこれを使います






ブレーキゴムを外します 10mm のスパナです






右側のゴムを外しました








ブレーキゴムが磨耗しアルミの舟が現れそれも削れています
こんな状態でブレーキを掛けるとゴリゴリします 音もします






左側も外しました






状態は一緒です 自転車が可哀想です








新しいブレーキゴムを取り付ける前にブレーキの
インナーワイヤーを緩めます 使う工具は 10mmのスパナです






交換するブレーキゴムです






5mm のアーレンキーとグリスです




グリスはゴムの取り付けネジに使います 錆びの防止です






このブレーキゴムには取り付けの方向が有ります
多くの理由は雨天時の水捌けを考えられています




ゴムの取り付け部の掃除をします




ゴムを取り付けます 仮止めで結構です






左側のゴムも仮付けして ブレーキワイヤーを固定します




このアジャストボルトも錆びて動かなくなる事が有ります






一旦ネジを緩めます






潤滑剤をネジに塗布します ブレーキの微調整をする時に使う
大切なネジです






ネジにオイルが廻り はみ出した分は拭き取っておきます






ブレーキゴムの位置調整とブレーキレバーの握り代を調整し
それぞれのネジは本締めします




ブレーキの駆動部にオイルを注します 




ヘッド周り






上下のヘッド小物 良く錆びています




せめてヘッド小物の隙間から回転部にオイルをスプレーしておきます
今回はヴィプロスのグレサージュを使っていますが この様な方法でも
結構効果は有ります





これで大きな不具合が有ったブレーキゴムの交換が完了しました 
今回の様なゴムの減り方は乗っていれば必ず気が付くはずです
こんな症状が出ればなるべく早く修理をした方が良いですよ





夕暮れ前の道端です 元気な花が咲いていました

今回はチェーンが外れますと言う相談から始まりました 許された時間の中での整備です
お付き合いを有難うございました

今回の整備はここから始まっています 【 自転車のチェーンが外れる まずは洗車 】

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