Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

Wヘッダー その一

2012-09-08 23:22:00 | 音楽
本日、東京JAZZのマチネ公演に行く。13時になるとTAKE6が出てくる。ワタシのいる2階は
空席も結構目立つ。お初のアカペラ・コーラスのグループ。メンバーの一人がたまにピアノを
弾くが、後はメンバー6人が声を重ねて彩りを付ける。オリジナル以外にも、Doobie Brothersや
Stevie Wonder、Michael Jacksonのカバーなども歌っていた。ムーン・ウォークなども見られた。
Doo WopでもなければGospelでもない感じだったが、黒人に泥臭さを求めるワタシにとっては
Pop過ぎて、今一つ乗り切れなかった。しかし一般受けするのか、アンコールもやっての55分。

次いで村田陽一の率いる日本人のビッグ・バンドをバックにしてのBen E.Kingのパフォーマンス。
まずはバンドが2曲演奏してから御大登場。13管とリズム隊、ピアノをバックに気持ちよさそうに
歌っていた。ドリフターズ、ソロと歌っていたが、新作からの"上を向いて歩こう"なんかは
歌ってくれなかったな。Ray Charlesの"Hallelujah, I Love Her So"に始まり"Spanish Harlem"
"This Magic Moment"、"Save The Last Dance For Me"、"Stand By Me"等の代表曲を
聴かせてくれた。バックに合わせ、ジャズっぽい歌もあったな。マイクを離して歌うこともあり、
余裕綽々。張り上げて歌うことはなくなったが、まだまだ元気です。"Stand By Me"みたいな、
誰もが知っている曲を持っているのが強みですね。アンコールなしの、こちらも55分。

そしてマチネのトリはお待ちかねのBurt Bacharach。御年84歳だが、Tシャツ、ジーンズ、
スニーカーにジャケを羽織った軽やかな姿で登場。自身のピアノにキーボード2人、リズム隊に
2管、バイオリン、シンガーとして黒人女性2人と白人男性1人を擁した布陣。バンドにギターが
いないのがそれらしい。この1日に亡くなった過っての相棒である作詞家のHal Davidの話を
少ししてから演奏を始めた。3人のシンガーは皆表情豊かで上手かった。
"Walk On By"、"I'll Never Fall in Love Again"、"Do You Know The Way To San Jose?"、
"Raindrops Keep Fallin' On My Head"等次から次へとャsュラー・ミュージックの名曲が
奏でられる。メドレーでやるものも多く、沢山聴けたのが嬉しかった。特に"Close to You"と
"Arthur's Theme"にはグッときたよ。しかし惜しむらくは、寄る年波か彼自身の声がざらついて
余り出て無かった事。他のシンガーが上手いだけに、Burtの声のひ弱さが目立ってしまった。
ただ奇跡的に単独ピアノで歌う"Alfie"だけは声の具合が曲に会うのか心地良く耳に届いた。
その瞬間、何かホッとしました。そしてオオラスの"Any Day Now"は自分にとってこの日最高の
曲だった。Elvisもカバーしてましたよね。思わず目頭ウルウルしました。75分演奏したので
多分、ビルボード東京での単独公演と内容はあまり変わらないと思いますよ。だとすれば
ビルボード東京が2.1万円からだからお得感ありです(爆)。りりしくカーテンコールには
応えたが、アンコールはなかった。こちらも年取って来たんで、こういったャsュラー・ソングも
以前にも増して好きになっている。見れてヨカッタ。時計を見ると16:35。終了予定は16:10じゃ
なかったのか。これはWヘッダーその二がピンチです(汗)。

コメント

SSWファンは何処に....

2012-09-06 23:14:00 | 音楽
豊作月の一発目、Eric AndersenのLIVEに昨晩行ってきました。場所はホームのBillboard東京。
初日の9/3に名盤「Blue River」から全曲やったとの噂を風の便りに聞き、ちょっとワクワク。
2ndステージは5分程押した21:35過ぎに始まった。奥さんでバック・ボーカルのInge、フィドルの
イタリア人Michele Gazichとの3人で登場。空手で現れたEricは「ギターを宇宙に忘れてきた」
なんて、とぼけたMCをかましてくれる。あわてて会場スタッフがギターを持ってきて演奏が
始まった。声は枯れたが、相変わらず優しく響く。「コヨーテの泣く声」と謳われた歌声は
健在で、よく鳴っていた。噂にたがわず、全曲やったかはイマイチ分からなかったが、
「Blue River」からの曲が沢山聴けたのは嬉しい。優しい曲が沢山詰まった名盤ですもの。
そしてフィドルのおじさんが、彼のギターと歌に上手い事サメ[トしていて効果的だった。
ソロでやるより数段、滋味が増す。ヨカツタよイタリアン。奥さんも1曲"Fallen Angel"
だったか、メインで歌っていた。Ericはピアノで歌うバラードがよかったな。"Blue River"
だけでなく、他の曲でもピアノを緩やかに叩くシルエットが美しかった。そしてビックリする位
長く演奏してくれたのです。アンコール・ラストの"Thirsty Boots"迄、なんと95分の熱演。
ああ、それなのにお客の少ない事。ここの小屋はSSWとかアメリカン・ロックは弱いのだが
それにしても少なすぎ。SSWもメジャーな人以外は、日本のファンは冷たいね。過去のレコードを
じっとりと家で聴いているだけなのか。寂しい。4,500円から見れるのだから、外へ出ないと。
日本を愛するEricに寂しい思いをさせたとしたら悲しいね。良い歌聴けただけに残念!!


コメント

テストマッチ

2012-09-06 21:45:00 | スポーツ
9/11のW杯予選対イラク戦を目前に控え、最終調整の場となったこの日の対UAE戦。
沢山の選手を使ってテストの場とし、結果も1-0と勝利で収めたのでまずは良しか。
それでもバックスは結構攻め込まれるなど不安定、最後に高橋はボランチではなく、CBで
テストして欲しかった。しかしザッケローニは岩政は使う気はないようだな。テストもなしとは
辛い。ボランチも遠藤の相棒として長谷部の地位が危うくなっている。独のチームで干されて
いるだけに、このまま細貝に取って代わられることもありうる。そろそろU23の山口も上げて
みてもよいのではないか。前線も球回しは安定しているが、今一つゴールをこじ開けられない
もどかしさ。香川も来るチャンスボールがヘディングだと今一つ決定力は落ちる。得点はないが
本田の強引さがあるとチャンスは広がる。故障せずに予選を乗り切って欲しいと願う。
そんなイマイチのメンツの中で、清武の足もとの正確さは頼もしい。岡崎とは持ち味が違うが
どちらが出てもそん色ない働きができそうだ。そして駒野の正確なクロスも素晴らしかった。
ハーフナーへの決勝点のアシストは絶妙。長友、内田のレギュラーを慌てさせるに十分だろ。
と言う事でイラク戦はGK川島、CB吉田・水本、SB駒野・長友、ボランチ遠藤・細貝、MF香川・
本田・清武、FW前田でどうでしょうか。いずれにしてもブラジルの本大会まで今のメンツで
行くはずもないのですが(爆)。
コメント

逆転!WBCへ参加決定

2012-09-04 23:44:00 | スポーツ
プロ野球選手会の反発から、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への不参加が
濃厚だった日本だが、一転して参加が決定したらしい。はっきり言ってビックリした。
前にも「参加すべき」と言っていただけに、嬉しい逆転参加です。やはり日の丸付けての
奮闘は、W杯でもオリンピックでも盛り上がるもの。野球も指をくわえて見てることはないよ。
野球人気の復建の為にも、三連覇できるといいんだけどな。監督はフリーな立場で落合か?
今年巨人が日本シリーズを制覇すれば、原さんが再びなる可能性もあるね。イチローも
さぞや喜んでいる事やら。浪人中の松井も是非テストしてあげて欲しいが、これはムリか(爆)。
コメント

知らないうちに

2012-09-04 23:15:00 | 音楽
昨年も来日したバンジョー娘、Alison Brownが今年も来日するらしい。ってか、9/7よりツアーが
始まるとは知らなかった。東京は9/9だが、「ミリオンダラー・カルテツト」とのWヘッダーは
避けて今回はパスですかね。前の日がWヘッダーだしな~。で 調べてみると招聘元が6月に
立ち上がったM's Nashvegasってところになっている。親会社は熊本のエムズってところらしいが、
カントリー・ゴールドなんかともかかわっているのだろうか。
Nashvilleに現地法人を持って定期的に招聘を行うとなっているが、期待して良いものなのか?
週末にはヤイリギターの提供で御膝元の岐阜でアイリッシュの巨匠アンディ・アーヴァインの
LIVEもあるらしい。まあ、アンディは昨年日本人の奥さんをもらったから、里帰りなのかな。
いずれにしても地方発信ののマニア向けLIVEも生まれてるんですね。アンディは東京へは
来ないのか?海外はチェックできても、国内の首都圏外まではチェックしきれないですよね(爆)。
コメント

ボコボコにされたヤングなでしこ

2012-09-04 22:29:00 | スポーツ
カキコはしていなかったが、「結構妹分もやるじゃん」とヤングなでしこの活躍を見ていた。
ところが本日のドイツとの準決勝は見事にボコボコにされた(笑)。体格とスピードの違いに
委縮したのか、入り方がホントに悪かった。特にルーズボールを取りに行く思い切りが足りない。
最初の失点もバックスが追いついていながら、スライディングもせずにゴールを決められている。
2点目はロングボールのバウンドにバックスが合わせられず、あざ笑うかのようにループを
決められた。3点目はCKからフリーの相手にヘディングを許した。いずれも思い切りの悪さが
丸出し。しかし選手とフォーメーションを代えて臨んだ後半は、五分に渡り合っただけに
未来は捨てたものじゃない。ベスト4がこの年代の最高の成績であるのだから、女子の底上げも
確実に進んでいる。完敗だが後半の西川、柴田の動きは悪くなかった。楢本と共に次期
フル代表の予備軍として覚えておくとします。3位決定戦のナイジェリアも強敵だが、
次に繋げるためにも是非3位は死守したいものです。ホームだし。今度は入り方に注意です。

明後日は男子代表のテスト・マッチ対UAE戦。五輪代表との違いを見せてもらうとしましょ。
コメント

嗚呼 残念......

2012-09-03 00:50:00 | スポーツ
可夢偉、スタートに遅れた上にもらい事故で13位に沈没....残念でした。
次のチャンスはいつ来るかな?
コメント

消化不良....

2012-09-02 18:51:00 | ノンジャンル
アメリカ行きの旅行ノートを作り始めて、ネット検索なんかしていると時間はすぐに立つ。
雑誌も溜まってきたので、午後は黒モノCDかけて読書に勤しんでいた。

  

それでもNumberのマンU特集もバンド&ディランのムック本も読めていない。旅行のお供に
するつもりはないが、今日読破するのはムリだ。今夜のメイン・イベントはF1ベルギーGP。
小林可夢偉が予選2位でフロントローとは興奮させられる。いつも予選は悪いからね。
完走すれば表彰台も夢ではない。これは期待大です。
コメント

3Dを初体験

2012-09-01 18:55:00 | 映画
1日ということで久しぶりに映画を見に行ってきた。リドリー・スコットの「プロメテウス」を
見たのだが、3Dでも上映しているのでここは400円上乗せした1,400円で3D初体験してきた。
モギリの所でメガネを渡される。次に見る時に持参すると100円引きらしい。
そんな具合で予告編から3D作品でしたね。本編よりも予告の方が、飛び出る感は高かった(爆)。
サラウンドと3Dで見ると確かに迫力は増す。価格差はメガネ代なのかもしれないが、
持参しても300円増しは取り過ぎなのでは。

リドリー・スコットは「エイリアン」「ブレード・ランナー」とSFの名作を残しているように
この手の作品はお手のものですね。画は美しいし、驚かし所も心得てる。もはや職人技です。
「21世紀のエイリアン」ですね。続編も予感させる終わり方も巧みです。音楽ファン的には
宇宙船の船長がバンドネオンをいじくりながら「こいつの前の持ち主はスティーブン・スティルス」
と話す件にくすぐられる。そして口ずさむは"Love the One You're With"ですから。
設定の2093年に、Stillsの曲が歌い継がれているとは思えないのですが(爆)。
そう言えば、リドリーの弟のトニー・スコット監督は先月飛び降り自殺しましたね。合掌。


コメント