Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

鍵盤W

2013-08-10 09:50:00 | 音楽
昨晩はコットンクラブでBen Sidran with Georgie Fame and The Don't For No Hipster Bandを
聴いてきました。一休のディナー・パッケージにギネスを2バインド飲んで13,800円は悪くない。
料理も美味しいし、たまにはこれもアリ。と言う事で珍しく1stで見たのでした。2ndだとメシには
少し遅いから。基本的にはBenのBandにGeorgieが加わる形。見てはいないが、5年前の時と
基本形は同じよう。Benの倅のLeoのドラムスにウッドベースとテナー・サックスがバックアップ。
てな訳でBenのカルテットでスタート。ジャジーで落ち着いた大人の演奏である。3曲目から
Georgieが登場すると場は明るさを増す。この人、根がファンキーなんでしょうね。
スウィンギング・ロンドンの体現者としての輝きは失せていない。しかしスタンドマイクでの
歌のみで始めるとは思わなかった。もちろんその後はハモンド・オルガンをタップリと聞かせて
くれたが、もっとブイブイ弾くのかと思ったら意外と大人しかった。まあ、Benとのバランスを
考えての事ですか。Benは生ピアノとエレピ、Georgieがオルガンときちっと分けてましたね。
歌も時にユニゾンで聴かせる時もあったが、概ね順番にリードを取っていた。
しかし"Yeh Yeh"を歌うGeorgieは小粋なオッサンだったが、見た目年取ったな~(笑)。
ワタシが見たのは24年前のVan Morrisonのバックをやった時だから、当たり前か。
こちらも十分に年をとってますもの(爆)。アンコールはGeorgieがソロで、この日初めて
ピアノを弾いた"Rocking Chair"で幕。カッコいいぜオヤジ達!85分と結構やってくれた。
大人の時間もいいもんです。


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