トホホおやぢのブログ.....

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世界自転車中心・・・

2010-03-24 20:53:00 | 自転車事情
世界のスポーツ自転車製造の中心は、台湾の台中である。首都の台北ではない。
。(この写真は台北国際自転車展)







ほとんどの自転車関連の工場は、台中はもちろん、北側の大甲周辺(ジャイアントを中心に沢山存在)や南に位置する彰化周辺(メリダやKENDAタイヤ等無数!)に位地している。
中国のシンセンや上海に工場を持っている自転車企業の本社は、やはりこの付近である。
馬英九政権に変わってから、香港経由だった人・物の動きがダイレクトに中国本土と直接開始されるようになり、経済と政治は別物という華人らしい現実的で無駄のない状況が整った。その結果さらに台中の自転車企業をパワーアップさせているような気がする。(税制面や物流コスト等)

台中はHSR(台湾版新幹線)の駅もあり、空港から僅か1時間余りで到着してしまうので以前に比較してとても便利になった





台中の自転車業界人に言わせれば、台北での自転車ショーの意味合いが徐々に薄れつつあるという。実際に毎年12月に開催される"RIGHT ON"という自転車部品メーカー主体の展示会は、欧米人で賑わう。この時期に台中のホテルのロビーにいるとアジア圏とは思えないような雰囲気だ。その集まっている開発者の多くは、グランツールで良く名前が出てくるような大手ブランドの商品開発担当者だったりする。
 年々このショーの価値はアップしつつあり、いまや翌々年の商品開発の軸になるショーになっている。実際には台北ショーの表側で展示されているものは、有る意味 時代遅れなのだ。その台北ショーのデスプレイの裏側の商談小部屋で、"RIGHT ON"の続きの商談をしたり、夏に控えた翌年の新製品発表やユーロバイクショーのサンプルの打合が行われているのが実情だ。

 多くのメーカー、バイヤー達が実際に台中での開催を希望し始めているので、近い将来大きな変化があるかもしれない。
 


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