kimitsuku独り言

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ふたりの女優の死

2024年06月19日 | 日記

                         

映画『男と女』(1966)で知られるフランスの女優、アヌーク・エーメが6月18日パリで死去したとのこと。

享年92歳、如何にもフランス女性の雰囲気が漂う大好きな俳優でした。

そう多くの映画は観ていないけれど『モンパルナスの灯』(1958)や

『甘い生活』(1960)が印象に残っています。

フランス映画界の先輩、ミシェル・モルガンやジャンヌ・モローに共通する

妖艶な美貌と退廃、ある種の危うさ‥魔訶不思議な魅力がありましたね。

遺作となった『男と女Ⅱ 人生最良の日々』を

もう一度 観たいものです。BSで放送してくれないかしらねぇ。

                             

アヌーク・エーメの訃報を聞いて蘇ったのは、日本の女優・久我美子の死去ニュース

(1931年1月21日 - 2024年6月9日)享年93歳でした。

1957年ベストセラーになった原田康子の小説『晩歌』を映画化した作品は

当時かなりの話題になったと記憶しています。

北海道を舞台にした若い娘と中年男性のロマン小説でしたが

まるでフランソワーズ・サガンの小説を思わせるストーリー展開に

新鮮なショックを受けたものです。

ヒロインを演じたのが久我美子で

繊細でエキセントリックな若い女性を好演していました。

後年 Kimitsukuがフランス映画に興味を持つようになったのは

もしかしたら此の映画の影響だったかも‥です。

相次いで亡くなった日仏ふたりの女優に

哀悼の意を捧げて合掌‥素敵な映画を有難うございました。

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