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kimitsuku独り言

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清少納言・和泉式部・紫式部

2023年05月08日 | 日記

                

今から1000年以上も昔の平安時代に生きた3人の女性たち、清少納言・和泉式部・紫式部。

それぞれ宮中に仕えた時代は、清少納言が西暦993年頃~1001年頃

 和泉式部と紫式部は、西暦1005年頃~1012年頃と言われています。

紫式部が書いた『紫式部日記』には、少し前に宮廷を去った清少納言について

辛辣な評が載っています。

・・清少納言という人は、得意顔で漢字を書き散らしていますが

その知識はまだまだ未熟で、不足なことばかりです。

彼女のように好んで人と違うことを望む人は

最初は面白がられても直ぐに飽きられ

その行く末は決して、良いものにはならないでしょう・・

その当時は、男性の教養とされていた漢詩の知識を駆使した『枕草子』と

華やかな宮廷生活を自慢気に書き記した清少納言は

控え目な紫式部とは根本的に合わなかったのでしょうか。

また『紫式部日記』には、和泉式部についても評が残されています。

紫式部と和泉式部は同時期に宮仕えをしており、面識があったと思われるとのこと。

・・和泉式部という人は素敵な恋文を書いているようですが

彼女には感心できないところが多々あり‥。

とは言え、日常的な手紙には即興の文才があり和歌も上手です。

彼女は閃きで和歌が詠める天才なのでしょう。

「頭の下がるような才能がある歌人」とまでは、思いませんが・・

和泉式部は恋多き女性で、『源氏物語』にも彼女をモデルにしたと思われる一節があり

真面目な紫式部としては、感心できない「浮かれ女」と思っていたかも‥。

遥か遠き平安の世に生きた女性3人が遺した和歌や文章から考えるに

Kimitsku的には、清少納言が最も好ましく思われます。

自分の才能を発揮して存分に生きた、今どきウーマンだったような‥ 

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