






『平成』の世も残り僅か、一週間後には新しい『令和』の時代を迎えます…と言ってはみても、格別の感慨がある訳では無いのですが…。想えば『昭和』に生まれ、平成30年の世を生きてきた一人として、三つ目の御代を祝えるのは
幸せなことに違いありません。北海道の片田舎で育ったので戦争の記憶もなく、両親の庇護の元、それなりに幸福な
半生を過ごしてきました。昭和の時代に子供二人を育て、その後、二人の孫にも恵まれ、現在は何の心配ごとも無く平々凡々な日々を楽しんでいます。ここ数年のうちに親しい人たちが世を去り寂しくなりましたが、今春2月には大正7年生まれの母が元気に101歳を迎えました。世話になっている弟夫婦には感謝の言葉しかありません。
つくづく何が母の幸運の秘訣なのか考えてみても答えは出て来ませんが、出来ることならば母の「幸運おこぼれ」に
あやかれないものかと、虫の良いことを願っている不肖の娘Kimitsukuなのでした。