












『リンゴの唄』、昭和20年、敗戦に傷ついた日本人にとって並木路子が歌った此の曲は、どんなにか心強く
響いたことでしょう。つい先日もデイサービスセンターでのコンサートで聴きましたが、皆さん感慨深い表情で
耳を傾け、手拍子を打ち、ハミングされていました。改めて音楽が伝える共感パワーを実感したことです。
世に名曲と言われる歌曲は数多くありますが、『リンゴの唄』も、その一つであることは間違いありません。
唄は世に連れ、世は唄に連れ…TVの歌番組が全盛だった頃に聞いた、名ナレーション

我が父母たちが楽しみに観ていたTV歌謡番組は現在めっきり少なくなりました。まぁTV自体が唯一無二の
情報源だった時代が終わったということでしょう。若者のTV離れが話題になりますが、ナニ若者ばかりでなく
シニア層も見たい番組が無いと嘆いています。最近スタートした倉本聡さん脚本のドラマ、『やすらぎの郷』は
そんなシニアたちに向けた番組だそうですから、おおいに楽しみにしています。
今日は2001年に亡くなられた並木路子さんの忌日だったのですね。謹んで感謝と哀悼の意を捧げました。