厚労省の発表によると、経済連携協定に基づき受け入れた外国人のうち
36名が３年余りの努力が実り、介護福祉士国家試験に合格したという。
受験者は95名で、合格率37,9％だったそう。
看護師試験の合格率が11,3％だったから、予想外の好成績だったのでは…。
この協定では、受験資格は一度だけ。不合格なら帰国しなければならない
厳しい契約だが、今回は一定程度の成績が取れた受験者には来年も受験を
認めることになったと言う。日本人でさえ合格が難しい試験なのに、慣れない
生活環境で頑張ってきた外国人受験者に、もう少し温かい配慮をして欲しい。
厚労省では、この協定は介護人材不足の対策では無いとか言っているが、
今後ますます増加するだろう日本の高齢者を介護する人材確保を、どうする
のか真剣に考えなければならない段階にきている。
折角の連携協定だが、厳しい条件を嫌って来日する人数が減っているとか。
ヨーロッパなど他の国へ向かっているらしいが、ある意味では当然と言える。
現在のグローバル社会に於いて、「島国根性」では解決できない課題が多い。
もしkimitsukuが寝たきり適齢期になっなら、介護者の国籍なんか気にせず、
むしろ珍しい外国の話など聞きながら、温かな介護を受けたいかなぁ…。
