サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

第六話

2009年02月09日 | 夢脳
大テーブルをはさんで、昔の会社の仲間たちが何人かいる。 なにやら、パンフレットの校閲をしているようで、僕の前にも校正紙が置かれているが、なかなか担当の人間が現れないので苛々する。 「もしかしたら、いまさら、俺に校正をしろということなのか?」 隣の部屋では、なにやら集団が騒がしい。 覗いてみると、大きな中華鍋で、てんぷらを揚げている。 わけのわからぬ魚の切り身のようなものがずらっと並べられていて、注 . . . 本文を読む