サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

mini review 07239「家の鍵」★★★★★★☆☆☆☆

2007年06月24日 | 座布団シネマ:あ行
出産で恋人を失くしたショックから、息子パオロを手放したジャンニ。15年の時を経て再会した息子は、障害を背負い、リハビリ治療とジャンニを必要としていた。 続き イタリアのネオ・リアリスモが、こんなところに息づいている。 ジャンニ・アメリオ監督は寡作の人だ。 「宣告」(90年)、「小さな旅人」(92年)、「いつか来た道」(98年)ぐらいしか、日本では公開されていないのではないか。どの作品も明快な . . . 本文を読む