今まで1群だった我が家の蜂場に新たに2群の西洋ミツバチがやってきました。
写真中央の少し大きな個体が女王蜂です。お腹もぷっくりとしていました。これから頑張っ
て沢山の働き蜂を産んで下さい。
届いた2群のうち1群には巣箱の内側に写真のような巣板が作られ、沢山の働き蜂が群が
っていました。
これが切り取った巣板です。こんな巣板は無駄巣と言われています。それにしても綺麗だと
思いませんか。
この写真は無駄巣の一部の拡大写真です。マクロレンズを取り付けて撮影してみました。
各巣房の底にバナナのような形をした半透明の卵が写っています。ほとんどの卵が立って
いるのが判るでしょうか(写真をクリックしてみて下さい)。西洋ミツバチの卵はこのように巣
房の底に立ったような状態に産み付けられますが、生み付けられた翌日あたりに卵は巣房
の底に倒れ4日目には幼虫になるそうです。とすると、この卵は立っているので昨日産卵さ
れたもの? つまり、昨日の巣箱の輸送中に産み付けられたということになります。車にも揺
られながら産卵するとは凄いですね。
無駄巣は取り除きましたが、それでも元気な蜂群2群でした。今年の養蜂が楽しみにな
りました。3群で頑張ります。
余談ですが、日本ミツバチの卵は生み付けられた時から巣房の底で倒れているのだそう
です。