以前から日本ミツバチを飼育したいと言われていた、無肥料・無農薬農業を実践されてい
る「鹿嶋パラダイス」の代表から、自宅近くの大木の根元に営巣したいた日本ミツバチ分封
して竹藪に蜂球を作ったので捕獲して欲しいと依頼を受けました。
行ってみると竹林の中で倒れて、枯れて斜めに傾いた古竹に蜂球を作っており、元巣から
凡そ100m程度離れた場所に出来ていました。
自然巣の近くに太い古竹を斜めに設置しておくと自然分封群が蜂球を作りやすいと日本在
来種みつばちの会藤原会長から教わっていましたが、その通りの場所に蜂球が出来ていた
ので、日本ミツバチは本当に古い竹が好きなのだと実感しました。
残念ながら蜂球の写真は上手く撮れませんでした。
蜂球の下に袋を広げ、その中に蜂球を書き落とすように落とし込みました。これが取れた
蜂群です。
予め準備していた重箱式巣箱の天井蓋を開けて、その中に袋からミツバチを落とし込みま
した。
急いで蓋を閉じて捕獲完了です。当面逃去防止のために「ハチマイッター」を取り付けてお
きました。
その後、藤原会長にお伺いしたところ、「ハチマイッター」を取り付けたままでは女王蜂が
結婚飛行に飛び出せないので、様子を見ながら午後3時頃から一時間程度「ハチマイッタ
ー」を取り外し、女王蜂が帰還したら再び取り付けるということを繰り返せば良いと教わりま
した。