5月27日に捕獲したニホンミツバチの分封群の巣箱の内部の様子を始めて観察してみま
した。重箱式巣箱の内部の様子を見るためには、巣箱全体を持ち上げて下から覗くか、カ
メラで内部を撮影するしか方法がありませんでした。そこで、一段目の重箱に窓を開けて、
その窓から内部にカメラを差し込み撮影出来るように改良しました。この方法は蜂友のK氏
に教わりました。
最下段に窓が付いた巣箱です。取っ手を取り付け、いつでも窓が外せるようにしました。糸
鋸の使い方がへたくそで真っ直ぐには窓を切り取れませんでした。でも機能的にはこれで
十分です。これなら、いつでも内部の様子も観察出来ますし、一ヶ月に一度は必要だと言
われている巣箱底面の掃除も簡単にできそうです。
これが内部の様子です。巣板の落下防止のためのクロス状の桟が3本映っています。桟
はそれぞれの重箱の下部に取り付けてありますので、最上段の重箱の下まで巣板が成長
している様子が伺えます。ミツバチも沢山いるようで、安心しました。先日は現代式縦型巣
箱で飼育していた2群が立て続けに崩壊してしまったばかりですので、この群が元気なこと
がなによりです。