7月7日に崩壊を確認した我が家のニホンミツバチの片割れ(人工分割して出来たもう一
群)もとうとうミツバチの出入りが見られなくなりました。本日確認したところ群れが崩壊して
いました。巣板にはほんの少しですが、有蓋蜂児がおりましたが中で死んでいました。6月
28日の内検の際には少しですが、産卵も確認していました。しかし、ミツバチの数がとても
少なかったのが気になっていました。内検後次第に巣門からのミツバチの出入りが少なく
なり、数日前からはパタリと出入りがなくなりました。これはミツバチの数が少なくなっての
崩壊なのかなと思ったりしていますが、どうでしょうか。逃去ということもあり得るのでしょ
うか。
なお、7月7日に崩壊確認した群れと今回の群れとで崩壊の様子が少し異なるように思い
ます。7日に崩壊を確認した群れでは巣箱の底に死骸が積もっていましたが、今日確認の
群れの死骸はパラパラとしか無く、月に一度の巣箱の清掃で目にするのと同じ位でした。
これが今回の崩壊群の巣箱の底です。7月7日に掲載した写真と比べてみて下さい。様子
が全く異なることが判ると思います。
7日の写真のようになるのは、巣箱に蜂達が居る夜などに周囲で農薬や殺虫剤を散布す
るとあのような状態で死骸が溜まるのではないかと想像します。この2群の飼育場所は5m
も離れていないので、農薬ということも考えにくいです。
原因は兎も角2群とも居なくり、始めて行ったニホンミツバチの人工分割は失敗という結果
に終わりました。昨年8月に市役所で捕獲したニホンミツバチが全て居なくなってショックで
す。そしてニホンミツバチの養蜂技術の未熟さを感じました。
その一方で、5月の末に捕獲した分封群は元気一杯で働いています。巣門からの出入り
は活発で、花粉を付けた蜂達がどんどんと帰ってきます。きっと幼虫が多くてタンパク質の
供給に忙しいのでしょうね。頑張れってところです。これからこの1群をしっかりと飼育して
いきたいと思います。と、言っても重箱式巣箱で飼育していますので、それ程やることは無
いのですが・・・。